RPA勉強会 SPECIAL EDITION ~AI-OCRを学ぼう~ 爆速レポート
今日はRPACommunityのスペシャル支部、記念すべき最初のイベント「AI-OCRを学ぼう」の最速レポートをお届けします!
今回は注目のテーマのようで130人以上の申し込みでした
オープニング
今回から何でもありのスペシャル支部が爆誕しました。今回はAI-OCRを特集します。
本日のタイムテーブルです。
12/28 本体LT大会やります!
12/21 女子部やります
メインセミナー「AI-OCRの近況」: 引間さん
まずはクリスマスツリーを買ってウキウキの引間さんからAI-OCR全般のお話。
ここ一年間の変遷を紹介します。
2008年をピークに人口減少です。それによる
従来のOCRは近年は横ばいになってきていますが、AI-OCRは伸びています。これからOCR市場をけん引するのはAI-OCRでしょう。
しかしながらAIの導入はあまり進んでいません。全体の4.2%です。チャットボットやAI-OCR、RPAの導入は進んでいます。定型化がしやすい領域が伸びています。
コロナ以降もAI-OCRは各社とも好調なようすです。投資も多くされています。ここのところの変化としては文字検出・認識+分類ができるサービスが発表されています。これにより事前のレイアウト設定が不要になってきています。用途に応じて様々なタイプを使い分けできるようになってきています。OCRは定型から非定型に変化してきています。
SaaSだけでなくオンプレの事例も増えていて、名刺管理やレシートキャンペーン、eKYC(オンラインの本人確認)にも活用されてきています。
最近はベンチャーから大手まで様々なプレーヤーが出てきています。OCRは利用用途により選べる時代になってきました。
AI-OCRメーカーセミナー1「クラウドじゃなくてもAI-OCRは使えます」アライズイノベーション 森さん
次は、アライズイノベーション 森さん。
オンプレミスのAI-OCR AIREADの紹介です。オンプレの場合社外にデータを出さないとか自分たち専用の学習データを使えること、OCR処理を並列で行える、帳票定義ファイルをエディタで操作できる。あとはボリュームがあった場合の課金などのメリットがあります。
逆に他システムとの連携が情シスの協力が必要、パラメータの習熟が必要、初期費用などの問題があります。
帳票の読み取りでは解像度やノイズの問題、位置ずれ、フォーマットの微妙な違いなどがあります。
これがオンプレの場合は個別のチューニングが可能なことができます。AI-OCRだと個別にこれを学習させることができます。
AIREADの場合手書き文字をどう学習させるかというと
フォントの場合はこんな感じ
個別で学習モデルを作ると、新しいモデルにすると以前のものがパーになったり、定期的に学習させないといけません。
読み取りをよくするためにはアンダーラインを入れたり、区切り線を入れて文字がくっつきすぎないようにするなどがあります。
あとは他のシステムとの連携です。
AIREADでは回転や傾きの補正や色の強調、イメージからの帳票しわけ画像内のキーワードでの仕分け、チェックマークでの読み取り、CSV形式の出力なんかができます。
エディターもあります。実はクラウドでも利用できます。DataspiderやWinActorなどとの連携もできます。
AI-OCRメーカーセミナー2「請求書OCRをあきらめない!電子帳簿保存もまとめて解決 」オートメーションラボ 村山さん
次はオートメーションラボ 村山さんからsweeepの紹介です。
OCRあるある・・・精度が低い、定義が面倒、料金が高い・・・これを「特化型」で解決します。
OCRは業務効率化の手段です。特に「見る」を自動化する手段がOCRです。請求書OCRは見るを自動化しても解決しません。判断して勘定科目の仕分けや、承認、保管まで行う必要があります。sweeepを使うと大部分を自動化できます。さらにatenaというサービスを使うと集めるところも対応できます。
sweeepはクラウド型で月3万から、請求書特化型です。使うと紙がなくなり、業務が早くなり仕事が楽しくなります
デモ画面です。ファイルを読み込ませるとPDF変換されて、読みとります。そこからデータに格納します。そして過去に振り込んだ講座を学習させて支払いや仕分けを行います。さらにSlackにも連携させられます。
読み取り精度は?
未学習状態、263枚、修正なしでも97.05%の精度です。学習させるともっと精度は上がります。
あとデータ保管期間は10年で電子帳票保存法に対応します。検索もできます。
LT1 準定型 x 手書き帳票をRPAに組み込んで処理できる件 オートメーション・エニウェア 佐野さん
ここからはLTです。オートメーション・エニウェア 佐野さん。
まずはAutomationAnywareの紹介です。AutomationAnywareはスケールがうまくいっている例が多いツールです。1社あたり500ボット。
IQ BotがOCRの役目を担っていています。普通のことを普通にできるのが大事なポイントです。
IQ Botに12月 Tegakiへの対応が加わり準定型帳票に対応できるようになります。
くわしくはこちら
LT2 LINEのレシートOCRとRPA エンザントライズ 江口さん
次のLTはエンザントライズ 江口さんです。愛媛支部の人ですね。
「使ってみました」レポートです。
Googleの拡張機能を使ってRPA(インドのやつ)とつないでみました。
スマホでレシートを写真に撮ってGoogleDriveに保存して・・・OCRで読ませて・・・・スプレッドシートに保存します。のデモ動画です。
メジャーなコンビニのほか個別の店舗も読み取れていました。APIも使えるのでレシート以外もいろいろ応用できそうです。
なんと1時間くらいで作ったそうです。
LT3 Axrobo(アクロボ)×ジジラで元気にAI-OCR! アジラ 三村さん & アクロスロード 内山さん
アジラ 三村さん & アクロスロード 内山さんのツインLT
アクロボはジジラとアシロボを合わせたソリューションです。
AI-OCRジジラは手書きも活字にも使えるAI-OCRです。読み取り精度は97.06%で枚数課金のサービスです。
製造業などだけではなく、介護施設や医療機関など導入の障壁が高そうな機関でも利用されています。
世間の9割はまだAI-OCRは知らないケースが多いです。リテラシーを上げると広がります。
最後は記念撮影
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