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テディベアは時に残酷なことを思い出させてしまう(ウクライナ)

今日のテディベアニュ〜ス🧸📰
※[Teddy Bear,ニュース検索]でヒットした気になる記事やコラムを翻訳アプリで読んでシェアしています。

『専門家や心理学者は、避難しトラウマを負ったウクライナの子供たちは、父親や祖父を思い出させるため、テディベアやその他の柔らかいおもちゃで遊ぶことを拒否していると言います。

イギリスのタブロイド紙(庶民的ゴシップ系の新聞)デイリー・ミラーの記者が心理学者に聞いた話を、インドのファーストポストと言うニュースサイトが報じているものではありますが、アプリで翻訳して読みましたのでシェアしますね。

ちょうど 1年前、昨年2月24日、ロシアはウクライナに侵攻しました。みんなと同じように、ウクライナの子供たちも戦争の矢面に立たされました。
ウクライナの子供たち、特に戦争の激化により国を追われた子供たちにとって、この年は楽な年ではありませんでした。これらの子供たちは、世界中の国々で新しい家を見つけましたが対処するのは困難でした。

心理学者のオレナ・ホロバーツは、戦争がウクライナの子供たちの行動をどのように変えたかに光を当てました。

たとえば「血が出るまで自分を掻いている子供もいれば、過度に攻撃的な子供もいたり、何も喋らない子供もいる」とホロバーツは言います。
そして、そんな彼らはテディベアで遊ぶのが好きではないことがわかりました。なぜなら、テディベアは彼らがウクライナに置き去りにしたものを思い出させるからです。と。さらに理由を尋ねると(彼らはぬいぐるみで遊びたがらないのは)「父か祖父が恋しいから」と彼女は付け加えた。

心理学者は、テディベアは彼らが失ったもの、戦争で失ったものすべての象徴であると言いました。

「父親から離れたことを母親のせいにする子供たち」

多くの場合、父親が戦争で戦っている間、母親とその子供だけが別の国に引っ越しました。(まだよく理解のできない子供たちは父親を)放棄したと感じて、多くのウクライナの子供たちは、母親が父親をウクライナに残して戦わせたと非難するようになりました。

受入国の教師は、これらの子供たちが新しい環境に対処し、戦争による被害を修復できるように手助けしようとしています。
〜以下省略

Firstpost/Ayndrila Banerjee
(記者: アインドリラ・バネルジーさん)

🐻💬
国外へ避難した子ども達のほとんどがこのような状況だと言うことではないと思いますが、心理学の観点から見たテディベアの話、確かにそうなんですよねぇ...

(以下の、“女性的,男性的”のような分析はぼくは好きではありませんが、、、)
ある心理学者によるとクマは「男性」性を表しているらしくて、クマのぬいぐるみが好きな人は、女性も男性も、包容力を求めているのだそうです。クマのぬいぐるみは疲れた時に寄りかかれたり、いざというときに守ってくれるお父さんみたいな存在なんだとか。(※あくまで一般的な心理学の観点。包容力=男性,お父さん、という固定観念は僕は納得してません🥴)

取材したケースのウクライナの子供達の心情は、まさに父親や祖父を思い出させるからなのだと思います。

「テディベアは彼らがウクライナに置き去りにした父親を思い出させるから」
「テディベアは彼らが失ったもの、戦争で失ったものすべての象徴である」

🐻💬
普段、パートナーのshamokoと2人で、アートとしてのテディベアを販売し生活しているぼくら。
コレクションアイテムとしてのハードなテディベアや柔らかいソフトぬいぐるみには、「子供にも大人にも安心感を与え癒し効果があるんですよ。」とお伝えしたり、その「癒し効果がある」という実例の記事をご紹介したりしていますが、今回のはちょっと考えさせられました。

戦争犯罪者、一方的な侵略(ウクライナ政府や各国抗議者は民間人を狙ったテロだと主張してます) は、人の命も人権も、心もなにもかも全て奪いますね。。。



REUTERS PICTURES

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