【読書記録】 好きを語るって楽しい。 「好き」を言語化する技術
「この映画、ラストシーンで凄くジーンとなった」
「買ってみた本が凄く腑に落ちてとてもタメになった」
日常でこんな経験は誰しもあると思います。
でもいざ人に勧めようとすると、良さを伝えきれていない。
表現の幅を超えている。
あるあるじゃないでしょうか?
今日は
「好き」を言語化する技術
という本を紹介します。
感想=自分だけの感情+テクニック
自分の感情がうまく言語化できなくても良いんです。なぜなら、「感想」というのは「自分の感情」に「テクニック」が足されて生まれるから。まずは自分の気持ちを大事にしましょう。
現代ではSNSで他人の感想を見る機会って多いですよね。それでもそこはグッと堪えて、自分だけの意見をノートでもスマホのメモ帳にでも、書き留めておきましょう。
SNS上の他人の感想文を見て、「あ〜確かにそうだ」となってしまうと、オリジナリティが無くなってしまいます。自分だけのオリジナリティのある感想文って貴重です。
うまく言語化できない時は、感情を細分化してみる
魅力を伝えたいのに、語彙力が足りてない!ってこと、あると思います。そんな時は、魅力に感じたものを細分化してみましょう。
「なぜこの本を読もうと思ったのか?」
「この本の一番印象に残ったシーンは?」
「魅力に感じたシーンで出てきた登場人物のバックグラウンドは?」
切り口を具体的にしていくことで、案外語りたいことが出てくるのではないでしょうか…?
他にも好きを言語化する技術がたくさん載っているんですが、何より読みやすい。筆者の「好きを言語化したい気持ち」が伝わってくるんですよね。だから自己啓発本でありながら、読んでいてとても楽しいです。
何か「語りたい!」「伝えたい!」と思えるような事柄がある方はぜひ読んでみてください。