新規サービスは平社員でも作れる
今回は新規サービスは現場から声を上げることで作れる!というお話をしてみたいと思います。皆さんは新規サービスは企画の仕事だと思っていたり、自分で会社を作らないと出来ないと思っていたりしませんか?私はそうではないと思っています。現在、一営業マンとして勤めていますが、営業だからこそお客様の声を直接聞くことができますし、新規サービスを考案するには最も近い場所にいると思っています。
本記事では、どんな人でも新規サービス開発の可能性を持っているということを書いていきたいと思います。
ここが「不〇」だな・・・と思ったらチャンス
不便、不満、不安、不信、など「不〇」といった言葉はたくさんあります。
これらの言葉にはビジネスチャンスがたくさん眠っていますよね。
不便なら便利にしたらいいし、不満なら満足できるようにする。不安なら安心できるようにし、不信なら信じてもらえるようにするだけです。
「だけ」と言いましたが、簡単にこれが出来たら困らない!と言われてしまいそうです。しかし、ビジネスの本質はここにあります。たったこれをするだけで世の中を変えることができる可能性を秘めているのです。「だけ」だと思っていて、本当にその「だけ」を解決する動きをしていますか?見過ごしていることありませんか?忙しいからを理由にどんどん後ろ倒しにしていませんか?
まずは、身近にある「不〇」に関して、解消する方法がないかを考えてみてください。そうすると、きっと何かの道筋が見えてきます。
そして、これは仕事をしている人であればだれにでも平等に訪れるチャンスだと思っています。仕事をしていて不を感じない人はいません。
その不を感じた瞬間を見逃すことなく、改善に向けた動きを考えてみることをしてみるようにしてほしいのです。
知ることが第一歩
新しい何かを作ろうとしたとき、イノベーションの本を読んでも無意味です。まずは、現状を徹底的に知ることから始めてください。
現状を理解しないまま、見切り発車で動くことは、間違ったレールの上を走っていることになりかねません。そんな状況でどれだけ頑張っても、意味がないですね。
なので、まずは現状を理解してください。
理解する方法として有効なのは、不を起点とした課題の構造を分解することです。この不を生み出している要素は何で、それらはどうして起きてしまっているのか、など構造を理解することから始めてみましょう。
そうすれば、不を多角的に見ることができるようになり、何をどうすればよいのかの方向性が見えてくると思います。
自分一人でやらない
なんでも一人でやることは大変です。人間は一人では生きていけません。仲間が必要です。もちろん、課題の発見やチームに声をかけて協力を得ることは自分一人で始めないといけません。しかし、ずっと一人だけでやることはお勧めできません。新しいものを作るときにはチームメンバーの意見がとても重要になりますし、自分のまとまっていない考えを聞いてくれる壁打ち相手にもなってもらえます。
私の成果
私は昨年2つのサービスをリリースしました。一つは私が見つけた不を解消するサービス。もう一つの方は私のアイディアではありませんが、飲み会で知り合った方と意気投合し会社間で新規サービスをリリースするに至りました。そして、現在また2つのサービスを年内リリースに向けて取り組もうとし始めているところです。
いずれも、スタート地点は不の解消です。
そして、チームメンバーに声をかけ、現状を徹底的に知ることからスタートします。実はここまで来たら、あとは流れが出来るので、その波に乗ってやり抜くだけです。
まとめ:
私は本当に何も特別なものを持っていないただの法人営業マンです。
しかし、不を感じることはできるし、不を解消したいと思っています。
世の中をよくしたいし、不を解消することをやっている自分が好きです。
つまりそういう仕事が面白いと思うのです。既存のサービスに文句をつけて、ここが悪いから売りにくい!などケチをつける営業マンではありたくありません。営業という肩書だから、開発はしちゃいけないなんて誰も言っていません。自分で勝手に自分の出来ることの範囲を狭めてしまうのはナンセンスです。同様に会社に勤めてるから、新規サービスは作り辛いと言っている人もナンセンスです。会社にいるからこそ、資金源も豊富ですし、失敗してもある程度守られているのになぜ挑戦しないのでしょうか?そんな人が会社の外に出たからといって、何かすごいことができるとは到底思えません。
皆さん一人一人に可能性があります。不を感じたなら行動すべきタイミングは今です。