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海外駐在で3つのあることを実践したら英語が話せるようになった話
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こんにちは。Keisuke@海外駐在経験フルコミFPです。
私は早稲田大学を卒業後、国内大手生命保険会社で海外駐在員として働き、現在は保険代理店でフルコミFPとして活動しています。
今回は留学経験が無いながらも海外駐在員として赴任した私が、英語を喋れるようになる為に実践した3つのことを紹介します。
自分の英語力に絶望した赴任1日目
海外赴任にあたって忘れられないのが赴任1日目です。
初めて参加した会議が始まった直後に自分の英語力の酷さに気づきました。
確かに、自分の英語力を考慮すると、スピーキングはかなり苦手でしたが、リスニングに関してはある程度いけると思っていました。
なぜなら、一応大学受験やTOEICの勉強でリスニングは取り組んできたからです。
しかし、現実のビジネス英語は全くの別物でした
「まったく英語が聞こえない。TOEICのリスニングと全然違うやん、、、。ってか母国によって全然イントネーション違うやん、、、。こんなん無理やん。」
私の海外駐在生活は、そんな絶望からスタートしました。
その1:会議中での超小声シャドーイング
何とかこの状況を打破するために取り組んだことに一つ目が、会議での超小声リアルタイムシャドーイングです。
私は赴任当初、会議で他の参加者が発言をした際、それを追いかけるようにシャドーイングができる環境であれば超小声でシャドーイングをしていました。
これをやることで以下の効果がありました。
・相手が何の単語を言っているのかが理解できるようになった
・ビジネス英語特有の文法や、慣習を理解できるようになった
・英語を英語で理解できるようになった。(英語を日本語に変換しなくても理解できるようになった)
・耳からのインプットと口からのアウトプットを同時にすることで脳を完全に英語脳に変換できた
・人の英語の喋り方(言い回しや表現)をコピーできるようになり、英語表現の引き出しが増えた
・わからない会話が繰り広げられても集中力を持続させることができた
これは当時はコロナの影響でマスクをしながら仕事をしていたので思いついた方法です。
もちろん、会議中に大声ではなく、誰にも気づかれないぐらいの小声でやっていました。(大声でやっていたら変人です)
よく「会議を録音して後で聴いて・・・」という方法を耳にしますが、本当にスピード感のあるビジネスをしていると、後で聴く時間は無いです。
妥協せず、リアルタイムでレベルアップした方が効率的かつ実用的だと思います。
私は、会議の会話テンポについていける(英語を英語で理解できる)まで、このシャドーイングを半年間行っていました。
その2:飲み会に積極参加してとにかくアウトプット
次はスピーキングの話です。スピーキングはとにかくアウトプットの量だと思います。
アウトプットに最適なのは、「ライトな飲み会」です。
ライトな飲み会に積極的に参加した目的は以下の通りです。
・少々間違った文法を使っても、みんな気にしないから発言しやすかった
・まずは不完全な英語でも許される環境でアウトプットしたかった
・アルコールが入った状態で自分の英語の理解度を確認したかった(アルコールが入った状態で英語が理解できる=本能で理解できている)
日本ではほぼ死語になっている「飲みにケーション」ですが、英語力向上に関しては非常に有効です。
飲み会はアウトプットの量を確保するという観点においてかなり有効です。
それにアルコールが入った状態で理解できたといのうは、本能でそれを理解できているという事です。
英語の飲み会ではお酒を飲みながら脳をフル回転させているので非常に疲れます。ただ私は余程の理由がない限り誘われた飲み会や歓送迎会には参加していました。
その3:言語はあくまで考えを他者に伝えるための手段であると捉え、綺麗な文法よりもまずは「伝わるための工夫」に集中すること
シャドーイングと飲み会で英語のスキルを高めた後、重要になるのが「自分の英語が伝わった」という達成感の積み重ねです。
ありがちな間違いで、「きれいな英語を話すこと」が目的になっている人を見ることがあります。
海外駐在員の仕事において重要なのは、英語を通じて仕事を進め、会社の利益に貢献することです。つまり英語は目的ではなく手段なのです。
もちろん綺麗な英語を話すという手段を否定する気はありません。ただ私は、「ビジネス上の英語で必要なのはとにかく自分の想いや考えが相手に正確伝わること」だと思います。
綺麗な英語を話さなくても、以下を意識することで相手に伝えることは十分い可能です。(これは日本語で仕事をする場合でも同様だと思います)
・相手が理解しやすいように起承転結を明確にした順番で話す
・一番伝えたい内容を繰り返す
・YesとNoを曖昧にせず、自分の立ち位置を明確にする
・説明できる自信の無い複雑な部分はエクセルやパワポで図解して補う
英語が伝わったという達成感の積み重ねがモチベーションの維持に有効にはたらきます。モチベーションが上がれば、更に向上させるための知恵や工夫が出てくると思います。
以上ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後に、私の夢は、将来もう一度海外に行き、正しい日本の生命保険営業を世界に普及させることです。
その目標の達成のため、引き続きこのNoteを更新していきたいと思いますので、フォローをしていただけると非常に嬉しいです!
引き続きよろしくお願いいたします。