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藤田さんちのステーショナリー、そしてインク沼

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集めている文房具、画材、インクをご紹介しています。 様々な色合いのものから、相手をイメージして選んでいくのがインクの一番好きな楽しみかたです。
運営しているクリエイター

#青

ネモフィラブルー / ジョイフル本田 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 先日茨城に行った際に購入した、ジョイフル本田さんのオリジナルインクをご紹介。 ジョイフル本田 ネモフィラブルー(茨城)先週末、茨城に住む友人に会いに行った際に、 空き時間を使ってひたちなか海浜公園とその近くのジョイフル本田さんに行ってきました。 ジョイフル本田はいわゆるホームセンターで、 木材や工具をはじめ、いろんなものが総合的に揃っている場所。 (ついでに耳付の端材を買ってきたので、今後使おうと思います) ホ

音止 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介していきます。 文具館コバヤシ 静岡インク『音止』丸善PENフェスが始まった頃に手に入れたインク。 『音止』という字面も響きもなんかカッコよくて、 名前だけで手に取ってしまった感があります。 色合いはこんな感じ。 『音が止んだ刹那』という時空間的なモチーフのインクですが、 色合い的には青鈍というか、金属的な青を感じさせます。 水筆で伸ば

旭川-41℃ / 丸善ご当地インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 先日丸善書店へ本を買いに行った時に、文房具コーナーで見つけた涼しい青色をご紹介。 丸善オリジナルご当地インク 旭川 -41℃丸善ジュンク堂書店が出しているご当地オリジナルインクシリーズ。 製造はSAILORさん。 今年の5月に発売されたシリーズで、 まずは北海道・東北から3色がお目見えです。 自分が見かけた時は今回の『旭川 -41℃』しかなかったのですが、他に 『札幌 雪まつり』『盛岡 石割桜』と素敵な名前のイン

Dipton - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 SAILORさんの新作インク『Dipton』を手に入れてきたので、そちらをご紹介。 SAILOR DiptonDiptonは、SAILORさん初のつけペン用インクで、偏光ラメが入っています。 偏光ラメが入ることで、「見る角度や光の当たり具合で色が変化したり、特定の色が見え隠れ」します。 書いた後が楽しいインクですね。 ピンク系の『Coral humming -珊瑚のはなうた-』、グリーン系の『Mellow for

京の音 瑠璃色 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日はTAG STATIONERYさんの京の音シリーズから、キラキラ煌めく青色のインクをご紹介。 TAG STATIONERY 京の音 No.11 瑠璃色瑠璃色は鉱石や陶器に見られる、瑠璃の美しい青を切り取った一色。 シリーズの中でも珍しく、ラメ入りのインクとなっています。 色合いはこんな感じ。 やや赤みのある青色で、スキャンでは分かりませんが、 角度を変えるとラメが光を反射してキラキラ輝きます。 色の感想で

四季織 玉手箱 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は発売日に店頭でゲットできなかった四季織の新色が手元に届いたので、色を見て行きたいと思います。 玉手箱四季織は「春夏秋冬」で色を表すインクで、 今回の玉手箱は「春」に属する1色です。 青系のラベルが貼られたインク瓶。 どんな色なのかわくわくしますね。 早速試し書き! 文字としては、ほぼ黒に見えるほど濃い色をしています。 ほんのり青っぽくも見えるし、茶っぽくも見える不思議な色合い。 深海のゆらめく色彩のようで

備中想色 せとうち夜想 うさぎや -藤田さんちのインク沼-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は瀬戸内海の静かな夜を切り取った黒青。 うさぎや 備中想色 せとうち夜想生まれが愛媛、育ちが岡山だったので、小さい頃は何度も瀬戸大橋を使って行き来していました。 晴れた日のバッと広がる感じも、曇りや雨の静かな感じも、真夜中のライトアップされた幻想的な感じも、一通り見てきたかなと思っています。 やはりライトアップされた瀬戸大橋はキレイで、遠くまで光のラインが連なっていく光景は今も強く心に残っています。 このイ

SAILOR四季織 雪明 -藤田さんちのインク沼-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は冷え込んだ冬に使いたいインクをご紹介。 SAILOR 四季織 雪明四季織の中で、冬をモチーフとしたインクの1つ『雪明』。 渋い色彩が多い冬シリーズの中で、キラキラと輝く明るい一色です。 色の具合はこんな感じ。 明るい色なので、白を強くすると消えちゃう…。 すっきりとした水色がキレイですね。 冬っぽいインクと一筆箋が集まったので、組み合わせを考えて一筆したためてみました。 SAILORの四季織から雪明、

SAILORゆらめくインク 戯れ心 -藤田さんちのインク沼-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 時間変化や書く紙で色彩が変化する変わり種インク「ゆらめくインク」シリーズの新色5色。最後の1本は遊び心のある色彩。 戯れ心 -ZAREGOKORO-5色めは、戯れ心。 遊び心のある色と説明されていますが、粋のある色という方がしっくりくる1色です。 色の感想 珍しく、元の色が残るタイプのインクで、変わった箇所と変わらない箇所のゆらめきがめちゃくちゃ面白い1本でした。 書き手が変化を楽しむゆらめくインクにおいて、読

藤田さんちのインク沼 -PILOT色彩雫 深海-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は深い海に潜っていくかのような面白い青のインクをご紹介。 PILOT 色彩雫 -深海-色彩雫は青系のインクが豊富なのですが、今日ご紹介の深海はちょっと変わり種な印象があります。 最初はパッとキレイな青なのに、乾いていくとグレーみを帯びてくるんですよね。 それも含めて色の感想はこんな感じ。 インク瓶の口周りに、紫が少し見えるのも結構好きなポイントです。 青系も面白いもの多いから、書き比べしてみたいですね。

プチプラガラスペン

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は彩りキレイなガラスペンがあったので、コレクションに加えたお話。 たまたま発見したセット別の予定ついでに、秋葉原のヨドバシにある有隣堂さんへ、SAILOR 四季織シリーズを買い足しに行ってきました。 その際、これを発見しまして。 ムック本タイプのガラスペンセット。発行はワニブックスさん。 定価は2,000円+税。いわゆるプチプラってやつですね。 正直、ガラスペンとしては期待してなかったのですが(失礼)、グラデ

藤田さんちのインク沼 -GRIS NUAGE / BLEU CALANQUE-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日はHERBINのトラディショナルインクから2色ご紹介。  トラディショナルインク前から気になっていたフランスのメーカー、JHERBINから出ている全35色のインクシリーズ。 色彩雫(PILOT)と四季織(SAILOR)をコンプリートしてから集めようと思っていました。 先日、銀座伊東屋さんのインクイベントにもラインナップされていたので、試し書きで気に入った2色をまずはお迎えしました。 GRIS NUAGE - 

藤田さんちのインク沼 -ゆらめくインク 狐日和 / 極光 / 白夜-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は色が変化するインクのご紹介。 SAILOR ゆらめくインク四季織シリーズでおなじみSAILORさんより。 その名の通り、書く筆記具、紙で様々な色の変化を見せる面白いインクが、この『ゆらめくインク』シリーズです。 全9色展開で、手元にある3色をご紹介。 狐日和 -KITSUNE BIYORI- 狐日和は、色合いの変化はやや少なめですが、赤茶系の濃淡が美しい1色です。 極光 -KYOKKOU- 紫にほの

藤田さんちのインク沼 -倉敷川の小景 / 仙酔アイランドブルー-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は涼やかに、岡山の水にちなんだご当地インクのご紹介。 備中想色 倉敷川の小景全5色で展開される『備中想色』シリーズから、倉敷の美観地区に流れる川の色をモチーフにした明るい青のインクです。 地元なので、名前に惹かれてついつい買った1本。 このシリーズは他のものもあるので、後日紹介します。 備後彩雲 仙酔アイランドブルー仙酔島という瀬戸内海に浮かぶ無人島。 そこへ向かう途中の海の色をイメージしたインクです。