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映画1000本観るプロジェクト#1 『アヒルと鴨のコインロッカー』

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本を1000冊読むプロジェクトと
絵本を1000冊読むプロジェクトをしている。

今日時点で、本が799冊、絵本が939冊となった。

ただ読むだけではなく、内容を簡単に紹介し個人的な感想を書く、いわゆる読書記録的なもので、足掛け6年ぐらい継続している。

その映画バージョンをずっとやろうとは思いながら、なかなか気が進まなかったが、今回noteにてそれをやってみようかと思う。一年に100本観ても10年はかかるわけで、とにかく長い年月が費やされるのは承知の上で、1000本達成していきたい。こういう途方もない地道な努力が実は大好きなのである。


『アヒルと鴨のコインロッカー』

本映画のあらすじ

大学に進学し新しいアパートに引っ越した主人公。引っ越した矢先、引っ越しの荷物を片付けていると、隣に住む「河崎」という男と出会う。風変わりな男の河崎はモデルガンを主人公に渡しながら「一緒に本屋を襲おう」と、冗談のようなことを真面目なトーンで誘ってきた……、というお話。


個人的な感想など

原作の伊坂幸太郎の小説を10年以上前に読んだが、内容は99%は忘れていたため、映画も新鮮な気持ちで観ることとなった。覚えていたのは、「ブータン人が出てくるということ」と「広辞苑を盗む」ということぐらいで、あとは全て忘れていた。

原作がミステリー作品なので、この映画もトリックが重要になってくる。個人的にはそのトリックについては小説版の方が衝撃感はあったように思う。映画だとそのトリックの部分の「あ! そういうことか!」という感じが薄れて「あー、なるほどー」ぐらいになってしまっている気がした。(あくまで個人の感想です)

とは言いつつ、ところどころでブータンの話が出てくるのが個人的には好きだった。

犬を助けるために我が身を顧みなかったり、
生まれ変わりを信じているから死を恐れない、
鳥葬という概念、などなど、異文化に触れる楽しさや重要さを改めて感じた。

日本では当たり前なことも他の国では不思議な文化だったりするわけだが、異文化に触れないとなかなかそうは思えなかったりする。異文化に触れることで、自国の常識を鳥瞰して見る姿勢がつき、それが自然と相手の文化や考え方を受け入れる寛容さにも繋がってくるので、いろんな国々や考え方の人たちと触れ合う機会があるのなら、積極的に関わっていくべきだと思った。

久しぶりに観たミステリー映画、なんだか懐かしいような気持ちになった。

やはり、映画はいいものである。

こんな感じで1000本観ては記事を書いていくので、のんびりとお付き合いしてください。


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