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2学期の始まりに

2024.8.29【231限目】 

猛暑の夏休みが終わり、2学期が始まる

私の住む校区は、8月26日から2学期が始まっています。兵庫県に住む甥の子どもたちが遊びに来ましたが、その子どもたちの小学校は9月2日から2学期が始まります。地域によって2学期の始まりが違います。

今年のように暑い夏で、夏休みが短く、暑い中での登下校は大変そうです。お昼過ぎに車で出かけると暑い中で、隣の校区の小学生は集団下校をしていましたし、私の校区では、それぞれのクラス単位で下校していました。

暑い中でも学習し、子どもは逞しいです。それだけでも「よくがんばっている!」と、感心します。


夏休みモードから学校モードへ

久しぶりの学校生活になり、学校モードに切り替えるのに時間のかかる子どももいます。また久しぶりに会った友達と楽しい時間を過ごすことが出来て、楽しんでいる子もいます。

2学期の始まりには、子どもたちの様子をよく見て、ひとり一人に出来るだけ声かけをして、上手くスタートできたかを見守るようにします。

中には、休み中に病気などしてあまり楽しくない夏休みを送った子どももいるかもしれないので、出来るだけ暖かく学級や学校で迎えることがいいスタートにつながると思います。


子供たちの2学期

一年の中で最も長い2学期です。行事も多く、楽しむ子もいれば、それがストレスになる子もいます。夏休みから学校生活に戻るのが難しい子もいます。

夏休みの間は、自由にできる時間が多かったので、中にはのんびり過ごしていたのが、2学期になったとたんに、朝早く起きて学校へ通い、午後まで授業を受けて、宿題も出て、夏休みとは違った日常生活になり、ストレスをためる子もいます。

学校行事も多く、発表したり、友達と協力したり、コミュニケーション能力を求められる場面もあります。子どもにとってあまり得意でない事にも取り組まなければならなかったり、友達と意見がぶつかり、友達関係がうまくいかなかったりすることがあります。

2学期の行事は子どもが成長する場面でもありますが、負担に思う子どももいます。子どもたちは、さまざまな課題に向き合いながら過ごしていきます。

頑張ったことを認めたり、褒めたり、フォローしたり、少しゆっくりして、体や頭を休めたりしながら、ゆったりと見守ってあげることが大切です。

一人ひとりをていねいに指導する学習内容を考えて、子どもたちが安心して過ごせる学校生活になれば、充実した2学期になると思います。


不登校にならない配慮

私の知人の孫が、1学期の終わりころに学校へ行きたがらず、休む日もありました。そのまま夏休みに入りました。

2学期の始まりを心配していましたが、担任の先生の対応が良かったのか、家に帰ってからも、近くの公園で多くの同級生と暑い中、リレーをしたり、遊んだりして楽しい時間を過ごし、学校にも喜んでいっていると聞きました。

子どもの生活の中で心配なことがあれば、子どもの気持ちに寄りそって、担任の先生に学校での様子を聞き、また家での様子をお知らせして、家でも学校でも子どもの様子を同じ目線で見守り、安心して生活できるようにすることも大切だと思いました。


☆2学期の始まりと、不登校について、マガジン10号にまとめました。
ご参考にされてください。



今日もnoteを書く日なので夫の手料理です。


【今週のけい先生】*担当:夫(父)

猛暑での所属ゴルフクラブの公式戦ラウンドは、体調面も考慮して7-8月はお休みしていましたが9月初旬のレディス杯コンペには出場するとのことで、今週は2回ゴルフの練習に行っていました。

部屋にパターマットを用意しましたが、まだパッティング練習はしていないようです。残暑の中でのラウンドになるので、熱中症に気をつけて、楽しんでプレーしてくれれば、ベターです。


【編集担当より】
高校生から大学生になった時、1学期・2学期・3学期で1年が3つの区切りだったのが、前期・後期の2つの区切りになったのが、すごく衝撃だったように思います。

新学期は、4月で桜の季節、2学期は夏の終わりだったのが、前期になると秋の始まり。どこで区切るのかで、背景やシーンが変わり、その区切りの捉え方が変わります。

海外の学校だと、新学期は9月だったりします。そうするともちろん桜の持つ意味も変わるでしょう。(文化的な背景を除いても)

区切るというのは、定義するということかもしれません。言葉で定義することは、便利でもあり厄介なものでもあります。

心理学でいうところのフレーミング効果のように使えばメリットとなります。固定概念となれば現状維持につながります。

普段自分が当たり前に使っている言葉やイメージは、なぜそのように定義されているのかを考えると、新たな自分の発見につながります。口癖や言葉の端にあるもの、印象・態度、非言語メッセージなど、潜在意識がいろいろな表現やコミュニケーションに表出します。

2024年の秋は、どのように過ごしましょう。新しい季節に、これまでと違った定義をしてみてもよいかもしれません。

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