noteを書く喜びと出会い
2022.2.24【100限目】
【100限目】を迎えて思った事
今回でnoteも100限目になりました。始めたころは、いつまで書き続けられるだろうと思っていましたが、書くたびに、忘れていた思い出が蘇ってくるのは不思議でした。noteを書いていなかったら、忘れてしまっている出来事だと思います。
長男が、教師をして長い間勤めてきたときの経験や出来事を書いてみたらと、提案してくれて始まりました。
思い出話や懐かしい授業や、今思っている事など、その時々に思い出したことを自由に書いてきました。続けていくうちに、沢山の人にお世話になって、無事教師生活が出来たと改めて思いました。
noteが続けられたこと
100限目まで続けられたのも、長男と夫のおかげだと思っています。
私が、木曜日に、Gメールで文章を送ると、長男が、金曜日に、Gメールで「アップしました。」の後で必ず「大変よい内容です。」とか「季節感もあり、授業の例もあり、大変良い内容です。」とか「構成も内容も大変よく、伝えたいイメージも分かりやすく、二重丸です。」等、必ずポジティブなコメントを返してくれます。その後に、日常の連絡事項などのやり取りをしています。
文章を送る際、夫が誤字・脱字や文章の分かりにくい点などをチェックしてくれます。長男や夫のおかげで今日まで続けられたと思います。
子どもたちに残したいこと
私は母のことをよく書きます。母は私に母の小さい頃からの話をよくしてくれましたが、もっとたくさん聞きたかった。どれだけ母のことを知っていたのだろうと、思うことがあります。
このnoteを書くことで、私が今まで生きてきた中で、楽しかったこと、頑張ったこと、悲しかったこと、失敗したことなど、子どもたちにはあまり沢山は話して来なかったことを、このnoteに残しておけるのは喜びです。
受け取る側の子供達は、どう感じて読んでくれているかは別として、少しでも心に残って、人生のちょっとしたヒントになってくれればと思っています。
「継続は力なり」
継続は力なりという言葉がありますが、2年近く書き続けていることで、一週間のリズムや区切りが出来て、色々なことを思い出し、パワーをもらっています。
教師生活を長い間続けてこられたのも、沢山の人に助けて頂き、教師をさせていただいたと思っています。
子どもを育てるという仕事は、一人の力では出来ない事です。チームを組んで、この仕事が出来たことは喜びでした。同じ目線で子どもたちの話をすることは、充実した時間でした。また仲間と教材研究をしたり、その準備をしたり、研修に行ったり、こまった時は助けてもらい、励ましてもらいました。
仕事を通しての感動・充実感を経験することで、私のいい所が伸ばされ、ポジティブなエネルギーを得たと思います。その経験が、教師という仕事を、好きになっていったのだと思います。
また仕事を通してそれを喜んでくれる人がいるとき、私は幸せでした。このような経験が72歳まで楽しく長く教師を続けられました。
知らない人とのふれあい
2022年2月22日は、ネコの日だそうですが、私は勝手に夫婦の日だから久しぶりにくら寿司に行こうという事になり、夫と楽しい食事会になりました。
帰りに息子の分をテイクアウトし、レジで受け取り、支払いを機械で自動払いをして、帰りかけました。すると若い女性が、私に「お寿司忘れていますよ。」と、やさしく声をかけてくださいました。
私はすっかり忘れて帰るところでしたが、助かりました。そのさわやかな、ステキな感じの女性にお礼を言って帰りましたが、このコロナ禍で、知らない人と話すことはあまりなかったので、お寿司を忘れたことで、ちょっとした会話が出来たことが嬉しかったです。
人は人との思いやりでつながって生きているんだなあと感じました。
「ありがとう。」というコミュニケーション
知らない人とのつながりの一つとして、いつも心がけていることがあります。それは、スーパーマーケットなどの買い物に行って、レジで精算をして、レシートを受け取る時、必ず「ありがとう。」と、言います。
コロナ禍では、あまり声を出すことは良くないと思いますが、黙っているとせっかくふれ合っているのに、ちょっと残念な気がするので、「ありがとう。」と、言う言葉でつながって帰ってきます。レジの人も「ありがとうございました。」と、目を合わせて下さるので、ちょっと嬉しい気持ちになります。
色々なことがコロナ対策も含めて自動化、隔離化が進み、しゃべらなくても事が終ってしまいます。買い物、電車バスの利用、お店に入って注文するのもタッチパネルで、支払いも機械を通して自分で支払いが出来ますし、レシートも勝手に出てきます。何も話さなくても済みます。
便利なようで、ちょっと寂しいです。そしてコロナ禍 も重なって、人と人との対面交流が無くなり、だんだん人と話さなくなっていく環境があります。私たちは、一生を通じて沢山の人たちとの出会いでつながっています。こんな偶然の出会いも「ありがとう。」というコミュニケーションでつながっていると思います。ささやかな出会いを大切にしたいと思っています。
早く大きな声で、人と話せる時が来て欲しいです。
一方では、色々な場所や多くの人達と対面で同時に話すことが出来るリモートや、今後コミュニケーションツールが発達し、新しい時代のこころの交流が生まれると思います。
【101限目】からも
noteを書くことで、一方的な出会いで、一方的なメッセージですが、こんな出会いも嬉しいです。
この沢山の出会いに感謝し、心に思った事や思い出したことを【101限目】からも書き続けたいと思っています。
【編集担当より】
おかげさまで、とうとう【100限目】となりました。1つの目標として考えていましたが、毎週金曜日の朝にアップするのを続けていると、いつの間にか【100限目】を迎えていました。
継続していくことで習慣となっているようで、アップするのにかかる時間がどんどん早くなるのが面白いですね。経験曲線とかなんとかいいますが実感しています。何事もアウトプットの量を継続していくことが大事ですね。リクルート的には、【量質転化】とでもいうところでしょうか。
次は、200限目を目指して、継続してまいります。駄文・乱文ご容赦いただき、お楽しみいただければ幸いです。今後とも宜しくお願い申し上げます。
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