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喜寿を迎えて
2025.1.30【253限目】
今月、77歳の誕生日を迎えました。
喜寿とは、日本の古くからある長寿のお祝いで、感謝や祝福の気持ちを込めて、お祝いするのが習わしとされているそうです。人生の一つの節目であると言われています。
喜寿は室町時代に始まり、江戸時代になって一般にも広がったそうです。今でこそ日本の平均寿命は80歳を超えていますが、当時は77歳まで元気にいることは、本当に珍しいことでした。そのため盛大にお祝いをしていたようです。
団塊の世代
私たちは団塊の世代と呼ばれ、中学生の時に担任の先生から「君たちは、墓場まで競争をする世代だ。」と、言われました。
私たちが産まれた時代は、日本がまだ貧しい中で、世代人口も多いため厳しい競争にさらされてきた世代です。また戦後すぐの生まれで、欧米の自由な文化になじんで成長をしてきました。
平均寿命も延びて、定年後は夫婦2人の時間も長く過ごしていく世代です。そのため工夫をしながら夫婦2人で、健康で楽しく毎日を過ごしていきたいと思っています。
昨日、友人から、名言集の中からひとつの詩が送られてきました。今の私の心にぴったりと刺さりましたので、紹介します。
『歳を重ねる』ということは『衰え』ではない
歳を重ねるって 不思議な感覚
いつの間にか、周りが柔らかく見えてくる
自分にも、相手にも、完璧を求めなくなる。ありのままでいいんだと。
そして、自分も相手も許せるようになる
今思えば、若いころは 理由もなく焦っていたようにも思う
今はゆっくりとした時間の中で、心が静かに落ち着いていくのがわかる
自分や相手の欠点が薄れて見え、笑って過ごせるようになる
人間関係も、無理して笑う必要もなく 無理して誰かに合わせることもなくなる
大切な人と静かに過ごす時間が 何よりも大事だということに気付く
何気ない感謝の言葉が 心を満たしてくれる
過去にとらわれず、未来におびえず、『今を楽しく過ごす』
今まで十分頑張った もう無理しなくていい ありのままの自分でいい
そう思えることが、『歳を重ねる』ということなんだと思う
そして、歳を重ねるとは、衰えるのではなく、いくつになっても成長し続けること
人生はこれから。そう思えると 自然と笑顔になれる
だから、今を精一杯楽しもう あなたの笑顔で 周りも笑顔になるんだから・・・
あなたの今日 そして明日が 笑顔でありますように
誕生日は感謝する日
今年のお正月のお祝いを1日にして、息子たちが2日に帰っていきました。
その時、別れ際に私が「今年の誕生日は77歳の喜寿のお祝いやで。」と言いますと、「77歳まで元気で生きてこられたことを、周りの人に感謝する日やで。お祝いは秋のお父さんの80歳(傘寿)とお母さんの喜寿のお祝いを一緒にしよう。」と、言って帰っていきました。
私はその言葉で、15年ほど前の誕生日に、母に「産んでくれてありがとう。」と、言うと、母は「こんないい子に育ってくれて。」と、笑いながら言ってくれました。誕生日になると、この母の言葉を思い出します。
結婚して5年目から両親と同居して、それから母は家事を一手に引き受けて、子育ても一緒にしてくれました。その時は当たり前のように、母に家のことは任せて、私は仕事をさせてもらっていました。
今思うと、今の私の年で7人家族の家事をしてくれていました。よく頑張ってくれていたなあ、母の無償の愛がいっぱいだったなあと、感謝しかありません。
また、72歳まで仕事ができたのは、夫や子供たちの協力もあったから続けてこられたのだと感謝しています。
長男が言うように誕生日は、周りの人へ感謝する日なんだと思いました。今まで私にかかわってくださった皆さんに “ありがとうございます。”今日からまた元気に、前向きに。幸せに過ごしていきます。これからもよろしくお願いします。“
今日、同勤した先生から、ケーキとコーヒーが届きました。毎年誕生日に送ってくれます。温かい心に感謝です。
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【今週のけい先生】*担当:夫(父)
喜寿の祝を朝食時に渡すと、ゴルフが2回ラウンドできると喜んでくれました。食事会は私(夫)の都合で、別の日にすることになりました。「恐らく、好物の寿司と思いますが・・・(笑)」
これからも、日々できることを楽しんで取り組み、歩んでいこうと、いつも通りの言葉で、一日を過ごしました。
【編集担当より】
2020年4月に始めましたこちらのnoteも、早いもので今年の4月で5年目となります。250回を超え、母が続けられていますのも、ひとえに皆様にご覧いただいているおかげです。いつもありがとうございます。
いつもご覧いただき、誠にありがとうござます。
おかげさまで、母も元気に喜寿を迎えることができました。
noteを始めた頃を思うと、母の成長は目を見張るものがあります。それまで入力すらできない状況から、今では記事をWordで作成し、毎週メールで送付しています。また写真の貼付などもできるようになりました。記事の内容も、以前よりも読みやすくなってきました。
人はいくつになっても成長できることかと思います。そういった名言をCopilotで聞いてみましたので、喜寿の祝いに送ります。
「学ぶのに遅すぎるということはない。」 ー ロバート・A・ハインライン
「知識は年齢に関係なく、いつでも追求する価値がある。」 ー ソクラテス
「生きることは学び続けること。」 ー イエス・メレム・アグボー
「年齢はただの数字だ。学び続けることで、心は若く保たれる。」 ー アンナ・エレオノーラ
「経験こそが最高の教師だ。どんなに年を重ねても、新しいことを学ぶ機会を逃さないようにしよう。」 ー トーマス・ジェファーソン
母と家族が健康的な毎日を過ごせることを願います。
皆様にご覧いただくためにこのnoteを続けていることが、健康の秘訣になっていることかと思います。おかげさまで充実した毎日を過ごせているようです。
いつもありがとうございます。