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”豆”や”ごま”を主役に!

「お盆」に精進料理 を食べるのは、「お盆」が先祖の供養を行う仏教行事で、動物の殺生を禁じる仏教の教えによるものだからです。夏の休暇として、家族や友人と久しぶりに会う機会になっている人も多いでしょう!
季節の「行事」や、地方の「風習」を調べてみるのも良いかもしれません。


<椎茸とにんじんの白和え>

この<すり鉢>は子供の食育用に買ったものですが、大きさや色が好きで
いつも、ごまを擂ったり、芋をつぶしたりして使っています。

日頃から、”いりごま”をさらに軽く炒って、すり鉢で擂るときの香りが好きで習慣になっているのですが、もう少し頑張って、水切りした木綿豆腐と薄味で煮ておいた野菜と、味噌・砂糖・塩少々で味を整えて<白和え>を作りました。

”豆腐の水切り”

木綿豆腐は、横半分に切り<巻きす>でくるんで、
平らな皿などを重しにし、10分くらいおいて水けをきる。

*巻きすは、日々使い慣れるといろいろ便利です。”巻きずし”まで頑張らなくても、ゆかりご飯の”海苔巻き”や、きゅうりの”細巻き”や、塩といりごまとごま油をご飯に混ぜて、かにかま・たくあんの”キンパ”(そりゃあ、牛肉の甘辛炒めがあるともっといいけど)など。”卵焼き”の形を整える時にも使えます。使った後は、なるべく早く洗って、良く乾かすことが大切です。

”ごまを擂る”

”いりごま”を小さめのフライパンで、香りがしてくるまで弱火で炒るだけで
美味しさがかなり増します。熱いうちに<すり鉢>に移し、片手ですりこ木の
上を軽く押さえ、もう片方の手ですりこ木の先をぐるぐる回すと安定して
擂りやすいです。<すり鉢>の下に滑りにくい布巾を敷くことも。

*すり鉢は、ごまを擂る使い方の他に、子供に芋をつぶさせたり、梅をたたいて和え物に仕立てたり、粒のスパイスやフレッシュハーブをたたいて料理に使うこともできます。フードプロセッサーの扱いが危ない子供には適していると思います。そして、使った後は、なるべく早く洗って、良く乾かすことが大切です(何事にも言えますが)。

精進ではありませんが、”豆”を主役にしたおかずを…(家にアルモンデ)

<ちりめん大豆>

カルシウム不足の私がよく作る常備菜
ドライパックの大豆に片栗粉をまぶし、油をひいたフライパンで炒って
ちりめんじゃこを加え、火を止めてから、砂糖と醤油を絡ませて出来上がり。

”大豆を炒る”

ドライパック大豆缶、または蒸し大豆パックなど水けのない大豆に
片栗粉を薄く全体にまぶし、油を大さじ2位入れたフライパンに重ならないように
広げ、中火で衣がカリカリになるまで炒る、この時箸などで混ぜないように!
時々フライパンをゆすって軽く焦げ目がつくように炒める。

<キドニービーンのキーマーカレー>

いつか使おうと思って買い置きしていたキドニービーンの水煮パック、
カレー風味にしようと思いました。
少し前にパエリアを作って忘れていたサフランもあり、
ご飯の色付けにしようと思いました。

”スパイスの香りは食欲増進に”


厚手の鍋に、油とにんにくのみじん切りを入れて弱火にかけ、香りが立ってくると、生姜のみじん切り、クミンを加えて軽く炒める。玉ねぎのみじん切りも加えて、中火で10分位混ぜながら炒める。牛肉が少し残っていたので(ちょっと贅沢かと思いつつ)細かく切って加え、トマト(この時期は、いつもある)をざく切りにして加えてさらに炒め、水けが少なくなったところで、S&B食品の赤缶カレー粉と、醤油と塩を少々を混ぜて、なじむまで炒める。
水(私は、トマトジュースをよく使います)を材料が浸るくらいに入れ、キドニービーンを加えて蓋をして弱火で7分煮て、味をみて仕上げる。

*少し言い訳を:赤缶カレー粉には、クミン・ターメリック・赤唐辛子・コリアンダーなどは既に入っています。それで十分ですが、クミンを炒めた時の香りが好きで、肉じゃがを作るとき、カレー風味の炒め物のときなどクミンシードよく使います。コリアンダーも、甘い香りが好きでパウダー状のものを、常備しています。
*カレー粉に含まれるスパイスは、沈んだ気持ちをすっきりさせ、胃腸の調子を整えてくれます。

・ごまを擂る時間、玉ねぎを炒める時間は10分か15分です、少し心を落ち着かせても、たまにはいいかなと思います。

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