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『あと10日』 篠宮 健吾
こんにちは!
1年生が入部したので、改めて自己紹介からさせてください。
短距離ブロック長の篠宮健吾(しのみやけんご)です。
法学部政治学科4年、専門は100mと200m、塾高出身、趣味は野球観戦、インドア派でオフ日はずっと家にいます。幹部というチームをまとめる偉そうな立場にいながらも結構人見知りなので、学年関係なくフランクに話しかけてくれると嬉しいです。
さて、お久しぶりの幹部ブログ、そして関東インカレ直前ということで、ここから数回の間「関カレまでに4年生詰め込んじゃおうスペシャル(by 田島)」をお送りしていきます。
今回は(も)そのトップバッターということで、関東インカレについて僕が思うことを色々と書いてみようと思います。自分語りが多くなりますが、ぜひ最後までお付き合いください!
1.想い
今年の関カレは、昨年と同じく100m、200m、4×100mRの3種目に出場します。
「短距離の3種目って楽そう」と他ブロックの方に思われそうですが、実は身体的にはかなりしんどいです笑。1本の出力が非常に高いうえに緊張も重なって、4日間が終わった後は抜け殻になります。昨年の関カレ翌日は無気力な抜け殻になってしまったので、今年は達成感のある抜け殻になれているといいですね。
僕にとって今年の関カレはエントリーされるのは3回目、出場するのは2回目になります。
1年生の時(2021年)はコロナ禍で現地応援が禁止のなか、オンラインの授業を受けながら配信を観るだけでした。2年生(2022年)では四継メンバーに入るも出走することはなく、予選でバトンを落とすのをただスタンドで眺めるだけでした。3年生(2023年)で初めて出場しましたが、個人はどちらも予選落ち、四継は決勝でのバトンミスで失格となり入賞を逃しました。こうしてこれまでの関カレを振り返ると、一年ごとに着実にステップアップはしているものの、何も成し遂げることはできていません。
毎年この時期になると「4年生の関東インカレに懸ける想い」的な字面をよく目にしますが、ついに僕もそれを書く側になってしまうなんて、、、びっくりですね。
僕の関東インカレに懸ける想いを書き表すならこれです。
「勝ちたい、負けたくない」
ただそれだけです。
本来ならここで僕の関カレへの想いを熱くたくさん書き記すべきところなのかもしれませんが、すみません。僕の想いは本当にただこれだけです。
関カレも含めて、昨年はインカレや対校戦で目立った結果を残せず、2位だとか、塾記録まであと0.1秒だとか、どれも中途半端なものでした。周りのチームメイトは目に見える結果を残していて自分もそれに続きたい、これだけ練習してきた自分ならもっとやれると思っている、それなのにできない、そんな1年でした。先日の六大学も大した結果を残すことはできませんでした。
今の僕は勝ちに飢えています。だから勝ちたいし、負けたくない。そのシンプルな感情が結果を残すために僕を突き動かしてくれているのだと思います。
今年は得点を取ります。
個人2種目で決勝に行きます。
四継で表彰台に立ちます。
レース直前、トラックで一人ぼっちのなか、慶應の応援が目に入ると本当に力が湧いてきます。大きな声援をいただけるととても嬉しいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1714391587689-HIUPcXJy3f.png)
それともう一つだけ。
今年はサポートのみんなに笑顔になってほしいと思っています。
とある出来事がきっかけで最近僕が思っていることがあります。それは、「サポートって結果が見えづらくて大変だよなあ」ということです。
選手のように記録で自己ベストを出せるわけでもないですし、反対に怪我をするとか調子が悪いというようなこともない。それなのに、毎日毎日選手のために活動してくれていて、ブロック長の僕よりも短距離の選手のことをよく見てくれていて、たくさん気にかけてくれて、選手が結果を残すためにいろんなことをしてくれている。
そんな彼らが報われるには、やっぱり選手が結果を残すしかないと思います。選手が良い結果を残せば、それはサポートの結果です。彼らを笑顔にするには、僕ら選手が結果を残すしかない。
関カレでは毎年のように目にしますが、選手が思わしくない結果で帰ってきて泣いていると、サポートも一緒になって悔しがったり涙を流したりする。そんな光景を今年は作りたくありません。これは出場する選手にしかできないことです。笑顔で終われる関東インカレを、全員で作り上げましょう。
2.関カレですゝめたいこと
今年の関東インカレの目標は、「男子40点・女子20点」です。
公式戦では毎度のことですが、全員の力を合わせなければこの目標を達成することはできません。選手、サポート、応援、補助員、、、立場は様々ですが、目標に貢献するために自分には何ができるのか、常に考えて臨んでほしいと幹部の一人として望んでいます。
その一方で、一選手の目線で言えば、選手の皆さんには「自分がもっと成長するにはどうすればいいのか」という視点は関カレを通して決して忘れないでいてほしいと思います。
怪我で出場が叶わなかった選手、あと一歩で標準を逃した選手、まだ標準には程遠い選手、、、
置かれた状況は様々でも、僕は皆さんに「関東インカレで感じたことを大切にする」ことをすゝめます。
国立競技場という立派な会場で、各大学の盛り上がりを目の前にしたら、少なからず何かを感じるはずです。
「レベル高いな」「このまま応援席にいていいのか」「来年はあの舞台に立ちたい」、、、
様々なことを感じると思います。その感情をぜひ大切にしてみてください。きっとそれがその後のモチベーションや目標設定に繋がるはずです。僕はそうでした。大切なのは「関東インカレを目の前にして何を感じるか」だと僕は思います。
前提にあるのは「どんな機会も無駄にしてはいけない」ということです。競走部での4年間はあっという間です。ボーっとしてたらすぐに終わってしまいます。
「出場できず悔しい」「悔しくて見たくもない」「補助員きつい、、、」
色々思うことはあるかもしれません。でも、そのままで終わってしまっては普通の大学生のままです。何かを成し遂げたいなら、自分から何かを掴みに行く。そんな気持ちで皆さんには関東インカレに臨んでもらいたいと強く思います。
3.おわりに
いかがでしたでしょうか。
これが僕の関東インカレへの想いと、関東インカレを前に皆さんに伝えたいことです。
書き始めた時はなかなか手が動かず締切が迫る一方でしたが、色々考えていたら気づけばたくさん手が進んでいました。サバサバしてるとよく言われる(、、、?)僕ですが、こうやって書き出してみると案外熱い想いを持っているのかもしれませんね。
終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関東インカレ、“全員で”戦いましょう!