『枯れても腐るな』 イベル ブランドン
こんばんは、跳躍ブロック長のイベルです。
主務の吉川から次を託してもらいました。
よろしくお願いします。
2023年はどんな1年でしたか、という内容なのですが、競技者としての1年を皆さんはどう振り返りますか?
はじめに
2023年を振り返り、私たちの成長を促す意味を持つブログにしたいです。競技者としての挑戦、成果、失敗から学んだ教訓まで、慶應の体育会競走部の仲間たちと共有するためのものにしようと思います。ブログを通して、過去を振り返りながらも、一人ひとりが競技者として、さらには人として成長するために固めた決意を2024年、僕自身持ち続けます。目標達成に向けた強固な基盤とし、競走部にとってインスピレーションの源となることを願っています。
2023年の目標と取り組み
年初に立てた目標と、それに向けた具体的な取り組みを振り返ります。
何1つとして目標には到達できませんでした。
あと数センチ、十センチで競技の景色変わるんだろうなと思うと、悔しい気持ちでいっぱいでした。
また、期待に応えられない時間が続き、3年目はイメージと違うもので、自分でも物足りなかったです。
獲得
自分は1年のスパンを振り返る際、「獲得と消失」に着目して自分の変化をたどります。
獲得したものといえば「試合展開がどうであろうと動じない安定したメンタル」と「修正能力」だと考えています。
試合のメンタルに関しては、公式戦で土壇場に追い込まれる経験を多々し、いい意味でも悪い意味でもその雰囲気に慣れました。
悪い意味に関しては後ほど消失で触れます。
来年はどの試合のどの局面でも動じない安定した心理状態で、自分の動きを出せるようにします。
修正能力については自分に記録を出すときの「条件」を形成できてきたことが挙げられます。記録を出すために必要な条件が軸として存在することで、試合中の修正、練習中の改善がより少ない本数で可能になりました。
この軸の形成には佐藤先生との対話が欠かせなかったです。
細かな跳躍の話を日頃の練習から壁打ちさせてくださった佐藤先生には感謝しかありませんし、ラスト1年も一緒に戦っていきます。
長年課題にしていたファールをしない足合わせも少しばかり改善したと思います。
失ったもの、そして学んだ教訓。
挑戦の中で経験した失敗や失ったものについて率直に話します。
消失を感じたのは「躍動感」と「集中力」です。
まず躍動感に関して、大学の初期と今を比べた個人的な感覚です。
どの動画を見ても85%くらいの力しか出せていないように見えます。
これには練習のキレや試合での緊張からのだるさなど様々な原因が挙げられると思います。
練習面、メンタル面でアプローチが必要だと考えており、もっと基本的には「自信」を出して試合に臨むことが躍動感を出すことにつながると思います。
次に集中力に関して、先ほど獲得で触れた試合のメンタルの「悪い側面」です。
試合1つ1つに慣れたことで、意識がたくさん働き、なかなかゾーンに入れなかったです。
試合中にあれこれとやろうと考えた事で頭が体よりも使用された感覚です。
改善としては自信を持つことと、自分の軸に沿えば記録が出るという心の置き場を用意することがあります。
これらの経験で得た教訓や、失敗を乗り越える打開策で2024のシーズンは望んでいきたいです。
仲間との絆
個人の結果を振り返ると悔しいものが残りますが、チームメイトやコーチ、サポートスタッフとの関係性は自分の成長に欠かせないものでした。これは過去1の充実度と連携でできていたと思っています。
僕のパフォーマンスを毎日気にかけてくださり、また刺激しあう事ができる仲間がいて、改めて恵まれていることを感じました。次のシーズンも恵まれた環境で自分の成長を確実なものにし、そして最後には記録を出して恩返しをしようと思います。
2024
僕が今これを達成するために練習をしています。
そしてチーム全員で、107代の公式戦の目標が達成できるように、できることはなんでもやります。
おわりに
今回のブログでお話しした内容はほんの少しにすぎませんが、僕やチームがこの1年にかける思いや熱量は公式戦で存分に感じていただけたらと思います。
応援される事が本当に心地いいので、皆様に応援していただける強くていい選手になって見せます。
ありがとうございました。