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ピラティスとは?どんな人におすすめ? 初心者に向けて詳しく解説
ピラティス初心者の皆さんが、気になる情報をまとめてみました。
この記事は、こんなお悩みを持っている人におすすめです!
ピラティスとは?どんなエクササイズかよく分からない
やってみたいけど、自分にできるか不安だ…
初心者からはじめた人の体験談が知りたい!
運動が苦手な私でも、全くの初心者からはじめて現在10ヶ月ほど継続中です。
その魅力について、実感をこめてお伝えします!
1:ピラティスとは?
ピラティスとは、ドイツで生まれアメリカに渡ってから大きく花開いたエクササイズです。セレブの間で愛されるようになり人気に火がつきました。
このきらびやかなイメージからはちょっと想像できないピラティスのルーツについては、こちらを参照します。
”もともとピラティスは、体が弱かった創始者のジョセフ・ピラティスが、健康を重視して考案したもので、ケガ人のリハビリテーションにも使われてきたという歴史があるほど。”
(ピラティスダイエット 綺麗の法則 酒井里枝著 青春出版社より引用)
このようにピラティスは、健康を目指して作られた運動でリハビリにも活用されてきた背景を持つエクササイズです。ピラティスが人名から名付けられていることも驚きでしたね!
また、ピラティスの特徴に、胸式ラテラル呼吸 を採用している点があげられます。胸式ラテラル呼吸 とは、肺に空気をため込んで肋骨を広げるイメージで息を吸い、お腹をへこませながら肋骨を絞るようにゆっくりと空気をはき出すやり方です。
呼吸を通して内側の筋肉が動かされ、インナーマッスルを鍛えられます。
この呼吸法とシンプルな動きを組み合わせて鍛えたインナーマッスルこそ、ピラティスがくれる宝物です。しっかりと内側から体を支え、バランスの取れた姿勢の良さから生まれる健康的な美しさをもたらしてくれます。
2:ピラティスがおすすめな人ってどんな人?
私が思うピラティスが”おすすめな人”は、こんな人です。
・同じ姿勢で長時間仕事をしている人
・姿勢の悪さが気になっている人
・激しい運動よりゆっくりした運動が好きな人
デスクで座りっぱなし、パソコンを長時間打っていて肩周りがガチガチ…いう人も多いのではないでしょうか?体の内側にある筋肉をほぐして伸ばし、じんわり鍛えるピラティスは、普段、同じ姿勢で体が凝り固まっているなぁ…と感じている人ほどおすすめです。
ピラティスでは、肩甲骨から背骨にかけて、また股関節や骨盤の快適な位置を自分で感じながら調整します。体のバランスを整えていくイメージで動かすことがポイントです。
私は、回数を重ねるごとに少しずつですが体がやわらかくなり、正しい姿勢が快適に感じるようになりました。姿勢の悪さが原因で見ため的にソンをしているかも…と思っている人にも向いていると思います!
また、ゆっくりとした動きで行われるピラティスは、体力が落ちてきたなと感じる40代の私でもついていけます。あちこちにガタを感じて、激しい運動はちょっと…と思っている人には、もってこいのエクササイズです。
3:ピラティスがおすすめではない人は?
逆に、私がピラティスを”おすすめできない人”は、こんな人です。
・短期間で痩せることが目的の人
・筋肉ムキムキになりたい人
・ダンスやランなど汗をたっぷりかきたい人
ピラティスは、リハビリを目的にスタートしたエクササイズなので、ゆっくりとした動きで行われます。長い目でインナーマッスルを強化し、太りにくく痩せやすい体質へと近づく要素は確かにあります。ですが「とにかく短期間で痩せたい!」と思う人には、ピラティス単体のダイエットは、結果が出にくいかもしれません。
また、筋肉を大きくするような激しいトレーニングでもありません。カッコよくムキムキを目指したい人にも効果があらわれにくい運動です。ピラティスだけで、そのようなボディメイクを目指すのは難しいでしょう。
そして、ダンスやジョギングのような有酸素運動系が得意で、たくさん汗をかくことが好きな人も、物足りなく感じるかもしれません。ピラティスは、内側からじんわりと汗がでる感じをイメージしてもらえたらと思います。
4:【体験談】10ヶ月続けて気づいた! ピラティスのメリット
私は、40代に入ってからピラティスを始めました。
それまでは、恥ずかしながら”美意識高い系女子のためのエクササイズ”という勝手なイメージを持っていたんです。「40代の私でも通っていいのかな?」と、なかなか一歩がふみだせませんでした。
でも、実際に通いはじめてみると、目からウロコが!むしろ働き盛りでお疲れぎみな世代にピッタリじゃないの!という点が多かったんです。
インストラクターの動きを呼吸と共にマネしていると、終えるころにはじんわりと汗をかき体も温まっています。ずっしり疲れるというよりは、心地よい疲れです。帰ってからお風呂につかって、ぐっすり眠れます。
普段の生活にも、少し変化がありました。猫背、反り腰に何の対策もしないまま、40代になってしまった私が、なんとなく骨盤や背骨の位置を気にするようになりました。「姿勢がよい方が体はラクなんだ!」と身をもって感じるようになれたのも、よかった点のひとつです。
これまで40年、一緒にがんばってきてくれた、この”わがままボデー”。
これからの40年も一緒にがんばっていくために、週1回のピラティスでメンテナンスを続けていこうと思います。
5:初心者向けピラティス教室選びのポイント
ここからはピラティスに興味を持ってくれた人へ教室の選び方を解説します。
3つのポイントを押さえれば、初めてでもきっと安心です!
□ まずは、体験に行ってみよう!
ピラティスの教室は、探してみると結構たくさん開かれています。
まずは、その中から条件に合うところに絞りこみましょう。エリアや開催曜日、開催時間、予算などの情報をネットなどで集めてみましょう。
その次のステップは、体験教室への参加です。
多くの教室で入会希望者向けに無料体験ができます。ピラティス自体を知ることも大切ですが、インストラクターの話し方や進むペース、他の生徒さんの様子を含めたクラス全体の雰囲気を俯瞰することがおすすめです。
□ 初心者でも居心地よく参加できるかチェックしよう
俯瞰がなぜ大事なのでしょうか。
それは、通いたいピラティス教室のレベルが高すぎると、つい他の生徒さんと自分を比べてしまいがちだからです。出来ない自分が嫌になり続かなくなってしまうこともしばしば。初心者にありがちな落とし穴ですね。
・指導内容が初心者へのフォローもあるか?
・自分とあまりレベルが変わらなさそうな生徒さんもいるか?
・初心者の自分が参加しても居心地が悪くなさそうか?
このような視点を持ちつつ、ぜひ候補の教室に体験入会してみてください。
□ リラックスタイム多めの教室がオススメ!
体験に参加すると、エクササイズの合間に小休止をかねたリラックスタイムが設けられている場合があります。ハードな教室ほどこの小休止がみじかく、回数が少ない傾向です。初心者の人は、この体の力をゆるませる時間がどれくらい設けられているのかも、選ぶときの参考になりますよ。
私の通う教室では、リラックスタイムを”ごほうび”と呼んで楽しみにしている生徒さんがたくさんいます。私もその一人です 笑。エクササイズと癒しの時間が交互にやってくるのも、ハマった理由のひとつです!
6:まとめ
リハビリを目的とした運動としてスタートしたピラティスは、凝り固まった身体や姿勢の悪さが気になっている、激しい運動はちょっと…と思っている人にこそ、相性ピッタリのエクササイズです。
週に1度でも、自分の体と向き合ってメンテナンスする時間を持つことは、人生の豊かな時間につながっています。
これを読んでピラティスに興味を持ってくれた方がいらしたら、とても嬉しいです。ぜひ、最初の一歩を踏みだしてみてくださいね!