見出し画像

餃子の街、はしご餃子録

おはようございます。
今日も食日記ご覧いただきありがとうございます。

何か口寂しいという感情になった時の常備食どんなものがありますか?とふと聞いてみたくなった。

僕は高カカオチョコレートと糠漬け。
この2つがあれば、大抵の食欲感情は乗り切れますね。。
おすすめです。


今日は大好き餃子の街の餃子のお話。


今日の食日記

僕は餃子が好きだ。
何度も公言している。

が、しかしここ最近餃子を食べていない(なんなら3ヶ月くらい)。
一体どうしたというのか。

僕も分からない。

というのはなんとも無責任な回答であるのだが、タイミングを逃し過ぎてしまった。
好きな食べ物に対する向き合い方は2極化しているのではないかと思う。
・好きだからこそとことん食べる。毎日だって食べたい派
・好きだからこそここぞという時に食べたい。ご褒美的感覚派

僕は圧倒的に後者だ。
理由は深くはないのだが、最も美味しい記憶として刻むことができるのではないかと思うから。

だがしかし、記憶を思い返すと、好きな食べ物の街に訪れると、理性を超える食欲というのが開眼するらしいことをこの身を持って気付かされてきた。

冷静になれば次いつ行けるのか分からないのだから。

その気持ちとは本当に恐ろしいものだ(嬉しき領域)。

ここぞとばかりに湧き上がる食欲。
その食欲に乗り込むと歯止めが効くわけがない。

餃子大好きな僕が餃子の街へ降り立った時、何かが爆発した、嬉しき美味しい体験をここに記しておきたい。



今日のお店

地元名古屋から遠すぎることはないが遠いくらいの浜松の地(結局遠いのは拭えない事実だった。腰が重たかったなぁ)、意外にも初めての探訪は餃子のためのものだった。

餃子、餃子、内心でも頭の中でもその日はそれしか唱えていなかったことを記憶している。

喉から溢れそうなその歌(純粋な喜び)必死に押し戻し、ごくりと唾を飲み込みながらお昼の餃子ツアーを開始したのだ。


一番最初、喜慕里。
食べログ百名店に選ばれていることは後から知ったのだが、滲み出る老舗感とデフォルト浜松餃子を踏襲していない(つまり円形でもやしが真ん中に乗っている形ではないやつ)個性に惹かれた。

The老舗という風貌に湧き上がる餃子欲を持って、マスク下ニコニコの入店。

U字カウンターが2レーンも続き、奥にはファミリーテーブルも構えるという椀飯振る舞いぶりに勝手に感謝する。
それでも並ぶ人々は、ぎゅっと間をつめながらナチュラルに「早よ食べ終われ〜」光線を出してしまっているから申し訳ない。

あとあと受けて立つつもりで、容赦無く送ってしまった僕。
お互い様だよねと勝手に励まし合っていた。


よく焼きの色目が最高


この後も餃子ツアーが控えているから、餃子単品、それでも15個をぺろっと平らげてしまった。
カリッとまず皮が嬉しい食べ心地。
こうじゃなくっちゃと唸る一口一口が何度食べても何度も何度も押し寄せるのだ。

周囲の容赦ないプレッシャーにめげないように必死に餃子に食らいついた。それは集中力が必要な作業で、ただただ美味しかった。

気持ち満足、腹は5分目の僕が次に出向いたのは餃子福みつ

こちらも行列。
でも、餃子ツアーの良いところ、それは腹はある程度満たされ続けるので待つことへの苦がかなり軽減されていくことだ。

それにしてもこんなファミレス見たいな餃子屋さんがあるだろうか。
真っ白の内にカウンターはなく。どこも4人がけの黄色のソファ席だからまた光る個性に心を掴まれる。
圧倒的家族連れが多いのも納得なわけだ。

こちらは姉と20個をシェア。


見るからに揚げ焼きが分かる肉肉しそうだ、、

分厚い皮カリッとかなり揚げ焼きの食感は焼き餃子以上揚げ餃子未満というところだろうか。
溢れる肉汁は他を寄せ付けないレベルで、満足感が群を抜いている。

だが、やっぱり好きな食べ物の街に来た僕はとてつもないモチベーションの下ペロリと平らげた。

流石にお腹も満たされた。
次食べれなくもないのだが、美味しい記憶で終わらせるには、満足感を超えてはならないということを身をもって学んできた。

餃子録といってもこのくらいだが、浜松での短い時間はタイパ200点の圧倒的満足感となって終幕を迎えた。

やっぱり餃子は好きだ。

次はいつかな。
特別な日に。


美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。



今日のお店:喜慕里(静岡県浜松市南区増楽町563−3)
      福みつ(静岡県浜松市中区佐藤1丁目25−8)



*Instagramでは暮らしにある食をすきなだけ発信しています*

暮らしのヒントになれば、と。

リンク→ https://www.instagram.com/kei_fooddiary/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?