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社内でオッサン扱いされないようにしている些細な努力

オッサン。

このオッサンという言葉には何とも空気が抜けたような響きがある。

オジサンともオジイサンともどこか違う、何か独特の雰囲気が感じられる。

年齢的には30も後半になってくるとちょうどオッサンに差し掛かってきたと感じるような気もするがどうなんだろう。

ここでは女性も含めて性別関係なくオッサンと書かせていただくがオッサンの線引きはどこにあるのだろう。

60を過ぎても若々しい人はたくさんいるし、見た目の話ではなく、内面が若い人というのはいるものだ。逆に若いのに変に老生していてオッサンっぽい人というのもいる気がする。

優秀な経営者は何歳になっても前向きで未来思考をもっている場合が多いし、逆に20代でも妙に小利口になってしまって評論ばかりしていたり考えがオッサン的な人もいる。

どうやらオッサンとは見た目の話ではなく考え方や、仕事の仕方、思考や考え方が大きく影響しているのだと思う。

若い世代には体力ではかなわないし、思考スピードも歳とともに衰えるので若い人にはかなわない。新しい情報やテクノロジーだって若い子が抜群に自分より長けている。

もしそうだとしたら歳をとってもオッサンには思えないひとと、明らかにオッサンな人に別れるのはどんな意識や考え方の違いがあるのだろう。

少しそんなことを考えてみる。

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オッサンの共通点から少し考えてみる。

まず一つは新しい価値観への許容度があると思う。ある程度自分がやってきたことを通じてしか人間は物事を見ることができないので、新しい価値観や若い世代がどういう考えをもっているか考えることなく否定をしたくなる。

生温いとか、男のくせにとか、情けないとか、何が楽しいんだとか、そういったことを言いたくなると脳がオッサン化していない一度考えた方がいいかもしれない。それに加えて「おれの頃はよぉ」と続くようであればオッサン確定である。

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他には社内で昔の話ばかりするような行為。

あれは実は俺がやった案件とか、あの頃はあんなに良かったとか過去のことばかりを語り出したらオッサン化が進んでいる証拠かもしれない。

そしてそういうことをして手に入れた今の地位を自慢したり、おまえも我慢してればいずれ上がれる的なことを言ったりしたらオッサン確定。

後輩たちの学びになるような話であれば良いと思う。例えば自分が過去こんなことをして失敗したとか、ドジだった話。あんなミスしたとかそういった昔話は結構面白く為になるものだ。

過去の成功体験よりも失敗体験を語れるようになったほうがオッサン扱いをされにくく、接しやすいオジサンとして若者も接してくれるかもしれない。

—— 〻 ——

他にはなにかあるだろうか。

例えば階級意識もそう。

上にばかりヘーコラして下にはまるでコマのように扱うような態度をした日には完全にオッサンとして煙たがられ、影で見下される。

自分に対して尊敬するように無駄なプレッシャーを与え、腰を低く接するように強要してくる。自分を気持ちよくしてくれる部下をとりたてて昇格させたり、軍団を作っていつも同じメンバーでつるむ。

こういったお山の大将的な存在は若い世代からするとまさにオッサンの代表格だろう。

人に対して壁を作らず、フランクで話をしやすく、ごまをすると気持ちわるっと言ってやめさせるようステキなオジサン。オッサンじゃなくてそんなオジサンになりたいものだ。

—— 〻 ——

こんなことを考えながら出勤したが、これから自分とかで注意をして生きていく教訓は以下のようなポイントを意識しよう。

1)古い価値観は忘れて、新しい価値観を肯定してどんどん理解するようにしよう!

2) 過去の成功体験の話はせず、権力はどんどん手放して若い人に任せていこう!

3) 階層の意識は完全に捨て、全員対等と考えよう。むしろ新しいことは若い人を先生と思って教えをもらう姿勢で接しよう!

4) 理解できない新しいものに接したら拒絶せず、素人として面白がろう!

5) どうしても理解できないものも好きになる必要はないが、受け止める。くるもの拒まず受け入れよう!


だいたいこんなところがオッサン扱いされないための条件といったところだろうか。

今日も1日がはじまる。

昨日よりいい一日かもしれないし悪い一日かもしれない。

それでも胸張って前向いて日々精進。

keiky.


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