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自粛中に始めたオンラインレッスンに感動した話
コロナで外食が出来なくなり、旦那も在宅勤務になってからは朝昼晩ご飯(さらに息子の離乳食)を作り続ける毎日で、すっかり飯炊き婆さんになってしまった。
そんな日々に嫌気が指しつつも、
「ずっと家で働いている旦那に美味しいご飯を作ってあげたい」
「息子に栄養満点なご飯で元気に育ってほしい」
という気持ちと、“とはいえ忙しい(面倒くさい)”という現実の間で悶々としていて。そんな時、インスタでSHIORIさんの存在を知った。
一度学んでみたかった
小さい頃から料理上手な母の台所姿を見ていたから私も料理が好きだったし、愛は食卓にあると信じて疑わないし、食い意地がはってる分「テキトーに勘と目分量で作っても割と旨い料理が作れる」という妙な自信があった。
でも毎日作り続けていると、だんだんどのレシピを作ってみても感動する事がなくて。野菜の切り方とかたぶん合っていないし、昔から「一度ちゃんと料理を学んでみたい」と思っていた。
そんな時にふとSHIORIさんのメニューを見かけて、試しに作ってみた『グリルドチーズサンド』。これが周囲にめちゃくちゃ褒められた。続けて作った『危険なニラそば』も『お月見ビビンパ』もびっくりするぐらい美味しくて。(あまりに嬉しくて絵日記まで書いた!笑)
レシピの行間を読む
毎日メニューを考えるのに嫌気が差していたから、「作ってみたい」と思えるネタがあるだけで嬉しかったのだけど、「SHIORIさんの料理は何かが違うかも…」という直感と、なんと偶然にも髪を切ってもらっている美容師さんがSHIORIさんの旦那さんだったことと、息子さんの月齢が我が家と近いこともあって、勝手にご縁を感じて、オンラインレッスン受付開始13秒後には申込みを完了。
そして待ちに待った8月最初のレッスンで習ったのは、『エビチリ』と『レバニラ』。
正直どっちもそんなに好物ではなくて笑、「なんか地味なメニューだなぁ~」とも思ってしまったのだけど、教えてもらった通りに忠実にやってみようと心に決めた。
二時間半のレッスンの後、SHIORIさんの言う通りまずはスーパーで鮮度の良いレベーを選び抜き、冷蔵庫にレッスンのメモをびっしり書き込んだレシピを貼り付けた。いつもだったら適当に計量していた調味料も丁寧に合わせて、ニンニクと生姜もチューブに頼らずすりおろした。
そうして出来た『エビチリ』と『レバニラ』。
食べた瞬間の感想は、「美味しい」よりも前に「え。何これ…。なんか、めちゃくちゃ丁寧で繊細な味がする…!!!」という驚き。
レシピに書かれることのない小さな手間が味の細部に活きていて、食べながら「あの時のあの下ごしらえが、この食感を生んでいるんだ」というのを噛む度に感じた。こんなの初めての体験だった。
覚えた事は一生モノ
そして同時に、世の中にあるたくさんのレシピがいかに「最短距離」で書かれているのかを実感した。誰だって手早く簡単に作りたいからもちろんそうなるんだけど、工程と工程の間に小さな工夫の余地があって、それを見つけ出してもっと美味しいものに変えてしまうのがプロなんだな、と。かつそれをみんなの食卓にも再現させてしまうって、すごいよね。
改めて、料理教室って一番身近な投資かもしれない。学んだことをすぐに試せるし、なにより「美味しい!」ってたくさん言ってもらえるからリターンもばっちり回収できる笑
人間、死ぬまで食べるんだから、まさに覚えた事は一生もの。学ぶってやっぱり楽しいね。みなさんもぜひ!
https://instagram.com/shiorikaregohan?igshid=sy7n6gri8901