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50代♀が「お金」について考えみた #12
寝ても覚めても、仕事をしたくて猛烈に働いた社畜の30~40代。
死ぬ手前まで働き、生死を分ける重篤な入院をしても
仕事のことばかり考えていたあの頃。
昭和世代からもさすがに引かれていたなと
50代の今になって、ようやく気づくことができました。
そして今はというと
内外共に「老い」と時代の大変革を痛感。
シニア転職もかなり難しい現状
お金や終の棲家について
これまで何も準備してこなかったことに
心から反省をしています。
「もし、次の仕事が決まらなかったら
これから先、どうしようか」という不安と恐れが
どんどん大きくなってきて
このままではやばいと思って
それを知人に話したら
教えてくれた本がありました。
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この本には
お金の稼ぎ方とか投資の方法とか
ノウハウは一切書かれておりませんでしたが
お金に対する不安と恐怖が薄れ
新たな生き方をしていくために
とても参考になりました。
そもそも「お金」って?
お金が貯まれば
生きるに万全で、心の平安をもたらしてくれるのか?
これは私のお金に対する呪縛を解いてくれました。
同じ悩みを抱えている人に向けて僭越ながら
その内容をちょっとだけシェアさせてください。
***内容の一部を引用し、感想を交えながらご紹介***
お金は何のためにあるのか
という一般的な概念ではなく
「お金はエネルギー」という
目に見えない視点が必要で
本質的かつ深淵な理由があることに
あなたは気づいているでしょうか。
私は薄々気づいていたような気がするのですが
こうして人が書いた文章として見て
ようやく安心して確信を持つことができました。
そもそも人間社会は
ネットワークで存在できているのに
近年の日本は、核家族化が進んで
個人主義が当たり前となり
人と人との繋がりが希薄になってしまいました。
そうすると、共同体感覚よりも
人の目に見える価値、
能力や学歴で人が評価されるようになり
資本主義で存在するマスコミや
広告の煽りで行動させられている人が殆どで(洗脳)
かくいう私こそ、それを生業とし
洗脳民そのものでした。
「もしものために備えろ、蓄えろ」は
つながりから切り離されたストック状態に陥ったとき
私たちは何も入ってこない状態であっても
自分の手元にあるストックで生き延びるしかない
と思っているからです。
地震が起きると買い溜めに走る人がいるのも
このストックで生き延びようとする衝動(エゴ)の1つです。
「私は自分1人の力で生きている」という傲慢も
生きる術だと勘違いしている可能性もあります。
ただ「食べる」という行為1つだけとっても私たちは
誰かが作った食べ物を
水や電気やガスといった、知らない誰かが管理してくれている
ライフラインを使って調理しないと食べることができません。
すでに私たちは誰もが
恵まれた循環の中に生きていること
この恵みに対する感謝に気づくと
ネガティブな意識を書き換えられるきっかけになります。
そうです。
個人主義という、分離が強化された感覚を抱いたままでは
どんなに自分が持つストックで安心しようとしても
決してその不安や恐れはなくならないのです。
不安や恐れの根本
自分の暗くて冷たいジメジメしているツライ部分を
しっかり見つめて、よく観察して感じきること。
それができたら
今度はそのツライ部分を
明るく暖かくて楽しい場所に変えるための
アクションを何か1つ決めて
毎日1分でもいいからやってみる。
そうすると不思議と
不安や恐れが解消されていきます。
もちろん、即座に効果はなくとも
続けることで
自分がどこにどうして不安を感じているのか
具体的に気づくことができる瞬間がやってきます。
そうやって
目の前にやってくることをコツコツとやっていくと
その時ようやく
今まで全く見えていなかった
自分の癖や悩みが、客観的になって
いつの間にか乗り越えられていた、
ということになれるのです。
例えるなら、苦しいと登山途中に
ふと景色を見回すと見える
あの、風景のような感覚です。
変わりたいのに変われなかったのは
自ら変わろうとしていなかったな
という気づきもありました。
(目の前にある山は見えているのに登ろうとしてこなかったというか)
そうやって
今まで気になっていたのに
なぜか「やらない」自分を選択し続けてたこと や
いつも起きる定番のシーンで
いつも起きる「定番の感情」にも気づけたりして
精神的断捨離を
少しずつ実施できるようになりましたが
でも
まだまだ度々登場して悩まされる時もあります。
当面はこの感覚と付き合わなきゃいけないのか
とウンザリするときもありますが
少しずつでも、この感覚が薄れ
自分らしく生きる何かに変化させられたら
いいなぁというのが私の目標です。
もう少し言えば
すでにその境地にある同年代をみると
私ももっと早く気付きたかったなぁと思うし
焦りがないといえば嘘になりますが
それは比較観念であり
この年齢であろうと
気づきを得られた今の環境に
まずは感謝すると決めました。
これ以上、なりたくない自分を
続けることを止めたいですし
これまでと変わらない人生を送り続けていると
死ぬときに、間違いなく後悔する。
最近は、こんな考えが常に頭の隅にあるのです。
今なら軌道修正ができるぞ、私!
と思ったりしているわけです。
実はこの本を読んだのが2024年の7月で
その時にアップしようと途中まで書いていたのですが
このタイミングになって
ようやく仕上げることができました。
この本を読んだ当時より
2024より1ミリくらい進歩できているようです(笑)
気になった方はぜひご一読ください!
この本の著者「由佐美加子」さんはもとより
https://www.amazon.co.jp/stores/%E7%94%B1%E4%BD%90%E7%BE%8E%E5%8A%A0%E5%AD%90/author/B07Y7J8NBN?ref=ap_rdr&isDramIntegrated=true&shoppingPortalEnabled=true
この本を進めてくれた友人と
読む環境を作ってくれたすべてに
この感謝が届きますように。
2025年は、一生の中で忘れられない時間になりそうです。
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