完璧主義になってしまった原因とその対処法
生きづらさの原因の一つ
『完璧主義』
無意識で完璧を自分にも周りにも求めてしまい苦しくなった経験はありませんか?
私はよくあります。今は気がつけるようになってきましたが、以前は完璧主義が無意識で発動していました。
無意識なので、その時は気がつかないことが多かったのです。
なんでこんなにモヤモヤ、イライラしているんだろう?と思った時に自分と向き合ってみると、完璧を求めてしまっていることに気がつきます。
今回は、今すぐに手放したい『完璧主義』になってしまった原因とその対処方法をまとめてみました。
完璧主義になってしまった原因
完璧主義になってしまった経験や思い込みが生まれる原因があるはずです。思い当たることはありますか?
幼少期の期待が影響していることも
「もっと頑張れ」「完璧を目指そう」という言葉を、幼いうちから何度も言われてきた人は、「期待に応えなきゃダメだ」という感覚が残りやすいのです。期待に応え100%の結果が当然、完璧にできなきゃダメだと刷り込まれているのです。
頑張っても親や先生に褒めてもらえなかった経験は思っている以上に心に残っています。
周囲との比較がクセになっている
SNSや職場などで、周りの人が成功している姿を見て、「自分も頑張らなきゃ」「負けたくない」と感じること、ありませんか?もっと頑張らなきゃ、完璧を目指さなきゃと感じることが多くありませんか?
失敗への恐れ
失敗したときの恐怖が強かったり、周囲からの反応に傷ついた経験があると、「失敗したくない」と完璧を目指します。失敗してはならないと構えてしまいます。
失敗してはいけないと思うとチャレンジすることも出来なくなります。
完璧主義に疲れた時の対処法
完璧主義に疲れてしまう前に、少しずつ自分を解放してあげましょう。 毎日の生活で少しずつ試せるものからはじめてみませんか?
「50〜80%でOK」を目指してみる
完璧を目指すよりも「80%でOK」と考える練習をする。
家事や趣味でも、最初から完璧を目指すのではなく、「半分できたから大丈夫」と、自分の基準を少し下げてみると、気持ちが楽になったりします。
ちょっとでも出来たことを認めることからでもOK。
完璧以外はNGと考えている自分に気がつくだけでもOK。
小さな成功を自分で認める
「全部が完璧にできた」と感じることって、実はとても少ないものです。 だから、少しでも成果が出たら、「よくやった!がんばったね!」と小さな成功を自分で認めてあげましょう。
成功しなくても、チャレンジした自分を褒めてあげることも大切です。
失敗を「経験」として受け入れる
失敗は成長のための経験です。失敗は成功の元!
もちろんミスや失敗は嬉しいことではないかも知れませんが、次へのステップとして「何か学べたかな?」と考えるクセをつけていく。
失敗への恐れが少しずつ減らしていく思考グセをつけていく。
「次がある」と思うことやチャレンジしただけでも、大きな一歩だと考えていけたらいいですね。
本当は失敗なんて存在しません!成功までの過程の出来事。
自分を褒める・許す習慣を持つ
完璧主義の人は、自分にとても厳しいことが多いです。でも「よくやったね」「これでいいんだよ」と自分に優しい言葉をかけてみることもがとても大切です。
自分を認め、褒めてあげる習慣を作りましょう。
「完璧でなくても、私は十分に素晴らしい」
自分にそう言い聞かせていくこと。小さなことでも、大袈裟に褒める練習から一緒にはじめてみませんか?
子どもの頃の無邪気さを思い出してください。
自分を認めて、褒めてあげること。
自分で自分を育て直していく。
毎日少しずつ、自分に優しく、許して認めていきたいな。って思っています。
自分がこんなにも完璧を目指していて、結局チャレンジできなかったり、疲れやすかったりしたんだとわかったら少し気が楽になりました。
今日もこうしてnoteを書いた私を褒めてあげようと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
一緒に完璧主義を卒業しましょう。