35.書いたら叶う
おかしい。どうかしてる。
今までのわたしだったら絶対しないのに。
ということが「推し」という存在ができてから起こってる。
起こりまくってる。というか、自ら起こしてる。
私をよく知る人たちも、わたしの変貌ぶりに驚くくらいだ。
韓国へ行ってきた。
推しのコンサートをみるために。
たったそれだけのことだけど、
本来、わたしはひじょうにお尻が重いのだ。
じゃっかんの潔癖症、お酒が飲めない、
食の好みが激しい、体力を電池で例えたら
ボタン電池くらいしかない(すぐ疲れる)
という、どう考えても海外むかないだろ、
な人間なこともあって
だって日本のごはんが一番美味しいと思ってるし?トイレはきれいだし?安全だし?
こんな快適に過ごせるところから飛び出す必要ある?ねえよなあ?(東京卍リベンジャーズの「ひよってるやついる?」な感じで読んでいただければ)
てことで、海外行くのは来世でOK!だったわたしが
フットワーク激重のわたしが
ソウルでファイナルコンサートが開催されるとわかった瞬間に、(我が推し、ソロでワールドツアーをしていました)
はい、キタコレ。推しが呼んでるわ(呼んでない)
韓国行くわ、行くしかねえわ。行く以外の選択がないわ。
っていうね、手のひらをかえす選手権があったら
とりあえず上位3位にはいれそうな速さで決断して
コンサートチケットを取りにいったというね。
(このチケットを取るまでの一連もね、一記事かけるくらいなかなかなんですよ。書かないけど)
とはいえ、いっかいの主婦は
行きます、はいどうぞご自由にとはいかないので、
金銭的、時間的、家族にかかわる物事の問題etc、、、と行く前に解決しておかないとな案件を一つずつクリアにし、
美容院へ行ったり、まつ毛カールなんてしちゃったり(ウォータープルーフマスカラも負けるくらいの汗と涙が出るんでマジで)
コンタクトを新調したり(よくみえるように度数あげた)etc、、、
と、推しに会うんだから(会うじゃない、見るだろ)ちょっとでも身ぎれいにしておきたい女心も満たしつつ、宿と飛行機も取って、あとは渡航日をワクワク×309しながら待つだけなはずなのに
渡航日が近づくにつれ
え、なにやってるの、わたし。
日本のコンサートには行ったじゃん?
なのにわざわざ韓国行くの?家族をほっぽって?
本当に行きたいの?今本当に行くべき時なの?
いまならまだやめられるよ、、、
というささやきが日ごとに大きくなる。
「脳はできるだけ変化を避けて現状維持しようとする防衛本能を備えている」そう多分これ。これ到来。
そのとき、あとずさりしたくなる
心と動きの速度を緩め、
本来の望む方向をむいたままでいることに
一役買ってくれたのが「書く」ことだった。
例えばモーニング・ページには
願望も提案も希望や想定も計画も不安も喜びも
妄想も(笑)渡韓とは関連のないことも、
そのときに浮き出てきた様々な感情や思考をただただ書いて吐き出した。
(ライティング・ライフ・プロジェクトではモーニング・ページも組み込まれています、とお知らせを挟んでみる)
誰にも見られることも、見せる必要もない
安心安全なわたしだけのノートに
心の中で温めていたものを表に出していく。言葉にしていく。
書くと漠然とした思いや願いが鮮明さを増してくる。
頭の中で思っていたことをいざ書いてみると、
本当の望みはそれじゃなかったと気づく時もある。
そして、やらなくてはならないこと、
やっておくことはメモしたり、
スマホのスケジュールやリマインダーに書いて
ひとつずつ潰していった。
現実は自分が動かないとはじまらない。
だけど、尻込みしそうになるメンタルには
書く、ということはとても効果的だったな、と思う。
書いたら叶う、そんなわけない。
おまじない的なことは信じていない。
だけど、明文化(文字にして視覚化する)することで、行動への導線がより太く強く早くなることはあるだろう。
身体と心が繋がっているのなら、意識的であれ無意識であれ、そういう風にしようという流れや動きになったっておかしくない。
そういう意味では、書いたら叶うはある意味あっている。
書いたら叶う、というよりは
書いて、叶える自分をつくっていった
というほうがあっているかもしれないけれども。
書く(話すもそう)ことを通して表にだしてあげることで
望む方向へと自らを動かしていく。
言葉にはそういう力はある。間違いなくある。
そして、自分の言葉はいつだって自分の味方。
そしてね、コンサートは本当にほんとうに最高だった。
わたし生きてる!って全細胞が喜んだよ。
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自分で自分を幸せにして
そんな自分で誰かを幸せにできたらいいですよね♡