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107.嗅いでも嗅がなくても幸せな気分になれる

家でお茶を飲んでいて
口の中に広がったお茶の香りでふと
先日行った茶寮で嗅いだお茶の葉のことを思い出した。

今はもうないけれど、
私の家は幼いころ、お茶や海苔を売る乾物問屋を営んでいた。
なので、緑茶のさわやかな香りや、父がお茶を焙じてほうじ茶を作っている独特の香ばしい香りが常に漂っている、そんな家だった。


茶寮では自分が選んだお茶の葉を嗅ぐだけでなく
そのまま直接齧ることもできる。
お湯を注いでお茶として味わうときよりも
もっと濃く口の中にお茶の香りが充満する。


嗅覚は五感の中で唯一
記憶をつかさどる海馬に直接つながるといわれている。

例えば、花や香水どこかのお家で
作っている夕飯の匂いなど、
ふと香りを嗅いだ瞬間、忘れていた風景が蘇るのは
嗅覚だけがもつ特性なんだろう。


香りといえば
ちょっと好きになりかけていた人と
歩きながら香水の話をしたことがあった。

もうその人の顔も思い出せないし
そのときの香水の香りも覚えていない。

だけど、そのときしたたわいもない会話と
その瞬間がすごく自分にとって
楽しい時間だった、ということだけはずっと記憶に残っている


わたしは昔の思い出を反芻するとき
そのときの感情も一緒にひっぱってくるタイプなので
(お伝えしている仮面心理学で自分がどんな性質をもっているかわかります)

香りをかいでも懐かしい家でのことを
思い出してノスタルジックな気持ちにひたれるし

嗅がなくても
香りにまつわるなにかを思い出すだけで
そのときの幸せだった感情も蘇ってくる

なので、いま
お茶と香水のことをふと思い出したおかげで
当時の幸せを反芻して、ちょっと幸せな気分になっている

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自分で自分を幸せにして
そんな自分で誰かを幸せにできたらいいですよね♡
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