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『熱ありて猫と共に寝る昼は数年ぶりの贅沢時間』 風邪をひいた。 ここ数年、流行病のおかげ…
『雪の粒 街の音と色を包み 無声映画の世界が生まれる』 先日、台風同様の強風が数時間続い…
『見上げればちらりと覗く赤い実は 心を奪うルビーのごとく』 このところ、朝は鳥の鳴き声で…
『気がつけば暦はお盆を過ぎていて 稲穂が垂れる秋へと続く』 久しぶりの朝の散歩をしている…
『捨てられし種から発芽 緑色のボーリング玉庭に現る』 かぼちゃの苗を植えたことは、今まで…
『主人ない家に響く猫の声 空いた心のさみしさ共有』 私は、一人暮らしのおじ(82歳)のお世話をしている。 そのおじが、先日、緊急入院した。 検査と入院手続きで、朝9時から夜8時まで病院にいた。 「帰るんだー!」 と叫ぶおじを説得して、入院するまで一苦労だった。 翌日、入院に必要な物を用意するために、おじの家へ行った。 主人のいない家は、なぜこんなにも【がらんどう】となるのだろう。 おじの家には猫が2匹いる。 姉と妹。 牧場に捨てられていた保護猫。 いつも、猫のお世話
『鳥狙い身を低くして狩り体勢 庭がサバンナになる瞬間』 22日 ニャンニャンの日。 我が家…
『雪の上 はしゃぐ時間は2分間』 朝起きたら、雪がうっすらと積もっていた。 我が家の猫に…
『福の神 と思えば鬼に変わりけり』 我が家のネコはかわいい〜。 特にこの寝顔、たまらない…
『他の跡のない世界へ足を入れ 苦しくもあり 美しくもあり』 2日連続で銀世界の朝。 昨夜…
『寒空に友を呼ぶ声 初めての来訪者に戸惑う我が猫』 曇り空の寒い朝、畑は霜が降りて真っ白…
『三毛猫に枕とられて風邪をひく 【の】の字寝姿 冬到来』 「は〜、くっしょん!」と2回続…
『迷い鳥 瞳の奥の空を見て 神々のいる森へと降りる』 朝、ベランダにウグイスが落ちていた。 我が家の猫の収穫ではない様子、傷もなく、気絶している。 そっと手のひらに載せると、生き返った。 その瞳が、美しい! そんな目で見つめられたら、守ってあげたくなってしまう。 我が家の猫に捕まる前に、何とか飛び立ってほしい。しかし、飛べそうにもない。 小さな箱に入れ、父と二人で近くの神社へ。 鎮守の森へ入ると、小さな体から大きな鳴き声を出した。 もう大丈夫。飛べそうにもな