育てなおし
母はとても厳しい人でした
東洋占術では
「育てるってことが出来ない
母性と父性の考えのどちらかに 寄ってしまい常に不安定」
ホロスコープで見ると
「グラウンドクロス…起業家になるような人」
母の父は厳格な地元の人格者でした。
不登校になってしまった私は、大好きな祖父に会わせてもらえなくなりました。制服のまま祖父の田舎に行ってもたまたま駅前にいた祖母に助けてもらい、500円しか持っていない私を家に返してもらえました。
当時は
「どうしておじいちゃんに会わせてもらえないんだろう…」
こんなこと考えたことありませんでした。
この当時
私の家族は一緒に住むことが出来なくなりました。弟は父親と工務店の下小屋で思春期を過ごしました。いわいる銭湯通いです。私は家に一人ぼっちで買ってもらったばかりのワンコを一生懸命育てていました。
母はいつも突然出て行ってしまうので、正直わかりません。
私は幼少期に父方と母方の家系筋の方々と父の仕事仲間の職人さんとご近所さんにとても可愛がられていたので、苦労のない普通の子どもでした。
家運が没落する所を母は選んで生まれて来ました。父も少し似たような感じでした。
母の兄弟はみんな今の私の年齢前後で亡くなりました。
跡取りになる叔父は、町会議員の選挙の直後に末期ガンが発覚して、出来たばかりのホスピスを見つけて、毎日毎日車で通いました。
私は最近まで祖母や祖父や叔父のお葬式には出さしてもらえず、隠された存在として転々とした生活をしていました。
母にとっては私がみっともない恥さらしだったのか、私の存在自体がないものとして扱われていたので、本音は未だにわかりません。
ただ
お嫁に来た時から私に頼りっきりな人でした。
「あなたはお母さまに家族と言うものを教えに来たんです。お母さまはその学びを放棄しました。大変なお母さまでとても苦労したと思います。(ホロスコープを見ると)大変な重荷を背負わされていたようで、ご苦労さまでした」
こんな労いの言葉を昨年もらいました。
周りの人たちにこういうことを言われるまで、私は母が精神的に不安定と言うことを私自身にすり替えられたような人格がどこかに存在していました。
「自分の人生を生きて良いんですよ、あなたは…」
占いの鑑定で母を出すと私の存在が霞んでしまう、父も弟も
母が出て行ってから7年経ちました。ハタチの私の彼が27才になる訳です。
夢で彼の母から託されたことがあります。
「どうか宜しくお願いします」
60干支 辛酉
天と地
天上の神 地上の神
普通の人は見れません。
「どうして美しいのか?」
そういう家系を選んで生まれて来ました。元々高い次元の魂で美しい器に生まれて来たけれども、生まれると忘れてしまう。
自分の身体は神さまから頂いた神の依り代。
それを守らなくてはならない為に、傷付くようなことをグサッとポロッと言ってしまう。
洗練化されていても冷たくて刺がある。
怒ると怒りの矛先が自分自身に還って来る。宝石に傷が付くとはそういうこと。
憑依体質なのに現実的なことしか考えられない、見えない世界を信じない人が多い。
崇められたい認められたい想いが強く現実的に生きると配偶者を傷付けてしまう為に、結婚運が悪いと言われるが、配偶者に大切にされた方が良い干支。
彼の成長とともに私の心も育てなおしをしてもらいました。とてもソフトで優しい人です。時々毒が止まらなくなるけれども、ひとり自虐コントで自滅しています。彼といると幸せです。
「あなたといると私は幸せです
あなたを愛しています」