【keiko随想】「モミジバフウ」の名も知らずにいやされた日々🌳
美しく紅葉した並木道を散策すると、じつに心がいやされます。
足もとにはくれないの葉と、とげのある鈴状の実が落ちています。
見あげると晴れわたる空をバックに、絵にかいたような光景が…。
それにしても春夏秋冬、見なれたこの木の名前は何というのでしょう。
いまさらながら、素朴な疑問を感じて検索してみました。
🍂この木の名は「紅葉葉楓」
美しく紅葉する樹木の名は「紅葉葉楓(モミジバフウ)」といいます。
春の新緑は目にまぶしく、夏は木陰で風の音を聞きました。
慣れ親しんだ街路樹の名を知ることもなく、今日まで来たのです。
🍂紅葉も終わり次の季節へ
自然は不思議です。
となりの立ち木はほとんどの葉を落とし、枝にたくさんの実をつけています。
太陽の当たり具合が関係してるのかと、何度も見比べてみました。
さらにそのとなりは、ほぼ葉はなくイガイガの実が残るばかりです。
同じ地面に根をはる立ち木も、何かの事情で状況が変わるのでしょう。
そんなふうに見ると、人も似たようなもので、ちょっとしたことでバラバラの運命を背負って生きています。
人間もそう、自然の一部だったんだと、変なところで納得していました。
クリスマスリースの材料としても重宝するという果実。
トゲトゲしているけれど、よく見ると色にも変化があって趣のある実です。
モミジバフウの紅葉はグラデーションが美しく、ニュータウンの街路樹がインスタにあげられることも多いとのこと。
もっと真剣に、その美しさを観察しておけばよかったと、後悔しても落葉は進みます。
そばにあるものの美しさやその変化に、もっと敏感でいたいものです。
なくしてから後悔することの多いこと。
紅葉は生きていれば来年もみられると、自分を励ます口実にかえて、深まる季節の変化をたのしむことにします。
♬最後までお読みいただき、有り難うございました。(^^♪
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