【ばあばのさりげない日々】初雪だ!思わず浮かんだ「短歌三首」
昨日から気象予報士が「福岡県も初雪が・・・」と知らせていた。
「・・・降るかな?」と半信半疑、失礼ながら、まだだろうと自分予報。
朝起きるとかなりの冷え込みに「専門家の予報は当たるか?」と空を見た。
まだ降りそうにはないけれど、たしかに空は「雪雲」の気配がする。
朝のルーティン済ませた後まずは、こたつ!こたつ!暖かい。
初雪が降る
昼近くなって「初雪」降る気配なしと窓のカーテンを開けてみた。
降ってる!降ってる!「初雪」が本当に降っている。
プロの気象予報士を疑ってしまった。
ちょっと申し訳ない気持ちして、再度よく見る。
おしるし程度の「初雪」は、道路を濡らしもせず、はかなく消えた。
でも確かに「初雪」を見たのには違いない。
とても重要な事件の目撃者にでもなったようで、嬉しかった。
そこで短歌三首
1)「コートの襟」
初雪の 降る道寒し ゆく人は コートの襟を 立てて歩かん
(はつゆきの ふるみちさむしゆくひとは こーとのえりえを たててあるかん)
解説
初雪が降るほど気温も下がり、道歩く人は寒さに思わずコートの襟を立てて歩く。
2)「こころづもり」
いつもより 降る時急ぐ 初雪に こころの支度 初冬のまま
(いつもより ふるときいそぐ はつゆきに こころのしたく はつふゆのまま)
解説
いつもならまだ雪の降る時期ではないと油断していると初雪を見た。気持ちはまだ冬を迎えたばかりだったのに・・・。
3)「雪曇り」
雪曇り もうすぐ白き 綿のごと われに落ちなん 初雪を待つ
(ゆきぐもり もうすぐしろき わたのごと われにおちなん はつゆきをまつ)
解説
雪雲が空をおおいだして、いよいよ初雪が降ってくるかもしれないと心待ちにしている。
雪雲ほころび
どれほどの雪が降るのかと、度々空を見上げていた。
寒さには変わりはないが、雪は見えなくなっている。
やがて雪雲にほころびができて、青空がのぞきはじめた。
雪国に住む人たちに想いをはせると、ここは有り難いに尽きる。
雪をめでるゆとりなく、重労働に明け暮れる毎日。
命がけで過ごす日々に、頭が下がるばかりだ。
どうか被害が少なくて済むよう、天に祈る。
♬最後までお読みいただき、ありがとうございます。(^^♪
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