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【アート思考】自分だけの答えの見つけかた


いつ…
どこで…
拾った言葉なのかももう思い出せないけど
今でも私の根底で鮮明にしっかりと流れている



【自分は資産、時間は投資】

切れ味の悪いノコギリを必死に動かすのは時間がかかる
本当に大木を切り倒したいのなら
まず、どんな道具が必要か?
どうすれば道具を手に入れることが出来るのか?
長い目で見て考える

望む結果を手に入れたければ
それに見合う投資が必要!
時間をかけて剣を研ぐ
つまり、未来の自分へ投資すること


人生はできるだけ早くから考えた者が勝つ
なぜなら…
スキルを身につけるには長い時間がかかるから


このままの言葉なのか…?
繰り返し思考するうちに混ざり合って
自分で作り出したのか…?



私は何ごとにも『複利』で思考するのが好きです

『複利は人類最大の発明』
だと物理学者のアインシュタインが残したように
どの分野においても、複利思考は重要だと思っています



息子が生きる未来はどんな道具が必要か?
どうやったら手に入るのか?

大好きなビジネス書を読んでずっと探していました


『13歳のアート思考』




この本に出会わなかったら…
今の息子の思考の土台人間形成は、全く違ったものに育っていただろう
その延長線上にある…
息子の未来もきっと変わっていただろう


前回投稿した

①【脳科学的】直感を養うために必要なもの
②【アルケミスト】この世界を生き抜くために必要なこと
③【note】私たちは書いて潜在意識の書き換えをしている

の続きになりますが


私が高1の息子に育てたいスキルは
『直感』、『錬金術』、『自分自身の美意識(美学)・人生哲学』
ということを、それぞれの記事の中でご紹介しました


前回の記事、「【note】私たちは書いて潜在意識の書き換えをしている」の続きになりますが…
私が高1の息子に育てたい、4つ目のスキル

『好奇心』です






あらすじ


『13歳からのアート思考』でははじめに、「アーティスト」「花職人」という2つの言葉を使って、両者の大きな違いが説明されています。

その中で「アーティスト」とは、「自分の中の『興味のタネ(好奇心、疑問)』から『探求の根』をはり、『表現の花』を咲かせる『生き方』」であると定義しています。

一方「花職人」は、探求の根っこがない、花だけをキレイに作る生き方。
他人が求めるものを作る=「他人の課題を解決する生き方」です。

引用しました



本書では、

『アート思考』

「常識や正解に囚われず。自分の内側にある興味をもとに、自分のものの見方で世界をとらえ、自分なりの探求を続ける思考」
こそが、多様化する社会を生き抜くための力になると述べられています


縛られた育児書がどこか窮屈で苦手な私は

世界一のアーティストに育てよう!
興味の種を溢れるほど蒔いてあげよう!

そう、決めました




『好奇心は人生のガソリン』


人の持っているエネルギーは一生を通して同じではない
生きるというのはエネルギーを消耗するプロセス



好奇心や情熱を、親がどれだけ満タンにして社会に出せるか?


本や映画、人、旅、仕事…などから、モチベーションの源となるものを貰い
私たちは100歳まで
「自家発電」し続けていかなければなりません

よく言われているように
探求の根っこを伸ばさずに
自分の「好き」が分からないまま成長すると…

大学など、他人が定めたゴールを全力で駆け抜けた途端に
行き先を見失い、ガソリンが枯渇してしまうのかも知れません






そして、子育ての終わりが見えてきた
先日、

私の大好きな脳科学ですが
脳科学者の茂木健一郎さん
のこんな記事を見つけました



「今の子どもたちの環境の特徴は、デジタルの情報に触れることは非常に多いんですけど、デジタルの情報に触れる前に、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を使った体験をすることがとっても大事なんですよ。

そういう五感をフルにつかった感動体験がドーパミンを出す脳の回路を強化するんです。

子どものころにドーパミンサイクルをつくってあげることはとても重要で。
それがゆくゆく学びたいことを自分で見つけて熱中できる子に成長することにつながるのです。

大人においても好奇心がある人は、何歳になっても全然関係なく脳の発達が伸びていきます。

引用しました

ドーパミン…嬉しいこと・楽しいことがあると分泌される脳内の神経伝達物質。これが出ることで意欲が高まり、積極的に物事に取り組むことができる。


「人生の答え合わせは何処まで行ってもできない」
そう思っていましたが…

この記事を見つけたのは
16年間、たまたまやってきたことの「合格点」を、未来の私に貰えたような気がしました



子供は「安心という土壌の上でしか育たない」といいます
好奇心を夢中になって冒険する、子供の背中をしっかりと見守る

人生において「必要な能力」や「スキル」は変化します

成長期にドーパミンの出やすい脳を作ってあげることが
どんな習い事やスキルより、親からの愛情のギフト
🎁のような気がします



『行動力の源泉が好奇心』




二極化と分断が加速している世界では
好奇心を持って、色々なコミュニティを縦にも横にも移動できる人に情報が集まりやすい


従順ではなく…
イーロンマスクのように好奇心の塊のような、いい意味での「ワガママな大人の3歳児」
これがオレの『好き』なんだ!
オレの『人生哲学』だ!
と、叫べる人が

このカオスな未來を
好奇心の赴くままに…
面白がって、探求していくのではないでしょうか?


他人が、次々に眩しい花を咲かせている中で
自分だけの探求の根を伸ばすには、相当な「時間」と「労力」がかかります

ですが、『誰よりも綺麗な花』を咲かせることより
根があちこちに伸びていく様子に夢中になり、その『過程を楽しむこと』の方が大切なのだと思います



彼こそ! 
この本で言う「世界一のアーティスト」なのかもしれません




13歳のアート思考の本の中で
最後にこう書かれていました


「愛すること」がある人は、何度でも立ち直れる

13歳のアート思考



「自分の愛すること」を軸にしている人
目の前の荒波に飲み込まれず
何度でも立ち直り…
自分だけのオリジナルの花を咲かせることができる


『自分だけの答えを見つける』には
好奇心こそが宝の地図になる…

私はそう、信じています



自分自身と深く向き合い
「好奇心」という、世界に2つとない自分だけの地図を広げて
生まれた時から誰もが備えている、「直観」というコンパス、高度なセンサーの示す方へ…


以上!
私が高校生の息子に育てたい4つのスキルは
『直感』、『錬金術』、『自分自身の美意識(美学)、人生哲学』『好奇心』でした

『好奇心』というガソリンさえ満タンであれば、その他全てのスキルは自然と磨かれていくのではないでしょうか?


ここまで4記事
お付き合いくださり本当にありがとうございました
私はこの記事を書くことで脳内整理し、感情も整理することができました


皆さんも、それぞれのオリジナルの子育てのポリシーがあり
自分自身の生き方があると思います

この記事は私にとっての正解であり
皆さんにとっての正解でもありません
また息子にとっての正解でもありません

もちろん、私の自己満足の世界
10のうち2が息子に伝わればそれで大成功だと思っています

私の経験が、何かに迷っている方のブレークスルー(壁や障害を突破する)になれば幸いです


「13歳のアート思考」、この本はアートとの向き合い方を教えてくれる
とても素晴らしい本です
アートに向き合うというのは「自分自身」と向き合うということ…
アートの世界に入る前に一度は読んでほしい本です
ぜひ、手にとってみてください


ではまた、お会いしましょう♪
                ケイと



パプロ・ピカソの有名なことば

すべての子どもはアーティストである。
問題なのは、どうすれば大人になったときにもアーティストのままでいられるかだ。








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ケイと  
目に留めて頂いてありがとうございます 頂いたChanceと運は必ず誰かに巡らせます もちろん…あなたにも 一緒にたくさんの種を蒔きましょう🌱