keiji

50代後半にてやっと人生を振り返ることをする。 それまで世界30か国を巡り、人は生まれた場所で人生を過ごすという当たり前を目の当たりにして自我に目覚める。 そう、人生三度目くらいの自我だ。 そんな話を書いてみる。

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50代後半にてやっと人生を振り返ることをする。 それまで世界30か国を巡り、人は生まれた場所で人生を過ごすという当たり前を目の当たりにして自我に目覚める。 そう、人生三度目くらいの自我だ。 そんな話を書いてみる。

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ニュージーランド・ワナカの幽霊屋敷

金髪の美少女。 目撃したのは若い女性ただひとり。しかし、その後も様々な怪奇現象は続いた。おかげで、朝の会話には「昨日の夜の怪奇現象」が、まだ見ぬ金髪の美少女への期待が高まっていった。不思議なのだが、音だけだと想像つかないのだけど、若い女性が目撃したことにより、姿・形が形容され、会話をしている他のキャストにしても、金髪の美少女が起こしている怪奇現象として、話題に出しているので、聞くスタッフたちも想像しながら聞くことになる。 それから晴天が続き、撮影は順調に進んだのだが、金髪

    • ニュージーランドの幽霊屋敷

      30代の六年間、日本の夏、ニュージーランドの冬を撮影で毎年訪れていた。撮影は二か月近くになり、スタッフ・キャストで20名を超える数、毎食レストランとなると出費も嵩むので、コテージ泊を選択した。 その年、ニュージーランドのワナカという田舎町に住むことを決め、コテージも二棟借りたのだが、このコテージがいわくつきだった。 勿論、最初から知っていたわけではない、私はそのコテージに泊まっていないので、キャストから出る「幽霊話」もあくまでも他人事だ。それでも「幽霊話」が翌日の朝食で、

      • 雲の動きに心ときめく

        写真の場所は東京都だ。 それだけで、場所が分かったら尊敬したくなる。 東京には不思議な場所がやまほどある。そこに住んでいるのに、電車の時刻に急かされていそぎ歩くので、空はあまり見ないはず。薄っすらとした雲が空を横切っているのにも気付かない。 それは、心の動きにもだ。 例えば、おじいちゃんが若い女子に恋をすると、「キモイ」と言われるが、同年代に恋をしても「キモイ」と言われたとしたら、恋愛に対しての固定観念があるのだと思う。 固定観念を崩すのには何が必要なのだろう?