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2024年の私的カメラ事情
トップのバナーイメージが出オチ感あるけど、今年は「フィルム撮影」の沼にとっぷりとハマりました。
この記事は【QUMZINEアドベントカレンダー2024 https://qumzine.thefilament.jp/ 】にエントリーしています!
1.前フィルムカメラ期としてのデジカメ
この10年近くデジカメはずっとFUJIFILM派で、直近はX-Pro3とX100VIを愛用してます。これらカメラのお気に入りポイントはマニュアル操作する余地があること。X-Pro3用にオールドレンズを多数保有しているので、マニュアル設定で追い込むことができるのがよき。スマホのようにAI補正などもないので失敗も多いけどそこがまたいいんですよ。
ちなみにX100VIはノリで応募した抽選購入にうっかり当たって今年の運と資金を使ってしまったもの。
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2.フィルムカメラ再起動
そんな夏前の日曜日に父親の遺したCanon AL-1を思い切ってクリーニング。これは中高時代に自分も父からよく借り出して油彩やシルクスクリーンの題材に使っていて慣れたカメラ。たまに露出計が起動しない以外はほぼ使える状態になった。同時期に旭川のハードオフで発見したのがジャンク価格のPENTAX MX で不具合無しの完動美品。
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どちらも1980年前後のフルマニュアル機
あらためて36枚撮りネガフィルムを買うと最後に買った頃の6倍の1本2,000円弱。現像は意外と大きなカメラ店ではまだやっていて、例えばカメラのキタムラでもデータ化まで即時~翌日でやってくれます。自分の場合はネットのこちらでお願いしていて、価格も仕上がりも満足しています。
3.コンパクトカメラもフィルムで
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一眼レフが重い時はこの二つの出番。これはデジカメ以前の時代に子ども撮影など日常的に使ってたもの。
いま振り返ると夏のこの頃まではまだ沼の周縁でちゃぷちゃぷしてました。
その後はハードオフや中古カメラ店パトロールで中古探索が続いて、最新のコンビは以下のセットに落ち着いてます。
4.CONTAXの郷愁
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直近の日常セット。いまはもう存在しないブランドというのがそそられます…そそられないか。
167MTはパトロール中に見つけた箱入りのほぼデッドストック。銘玉と言われるCONTAXのレンズ4本はもともとデジカメ用に集めていたもの。それらが純正の本体と感動の再会です。
CONTAX TVS II は実は一番高価…とはいえ大人気のT2の約半額。とりあえずこのセットと入れ替えでX100VIは売られることに。
5.作例いろいろ
ここからはフィルム撮影の写真たち。カメラの設定だけじゃなくフィルムによっても仕上がりが違うのでパラメーターが無限。
また「データバック」と呼ばれるオプションを探して購入し、デートスタンプを付けてます。
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東吉野村オープンスタジオ スナック泣きぼくろ
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鳥海山
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ついにBONCHIフィルムカメラ部も発足して来年に続きます!
6.こっちもアリ?
フィルムカメラ以上にいま人気なのは「オールドコンデジ」の世界。11月の香港でもオールドコンデジ専門の店が深水埗にいくつかできていて、どこも若い女性たちのお客さんが品定め中。たしかにちょっとトロンとした「エモい」写真になります。まだセンサーはCCD。そして充電ではなく電池駆動のほうが今でも使えるので人気。
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沼が深まりそう…。