居酒屋のキャッチバイトについて
皆さん、夕方、都会の街へ出ると、キャッチを見かけませんか?
何度断ってもしつこく勧誘してくるキャッチ。
今日はそんなキャッチの給料の仕組みについて書いていきます。
以前、私がお金に困った時に実際にやっていたので、どんなものか経験談も交えながら詳しく、説明していきます。
・キャッチとは
・キャッチの給料の仕組みは
・歩合の相場
・法的な問題
・最後に
・キャッチとは
キャッチってみなさん、一度は聞いたことあると思います。都市部、近郊にいくと路上で話しかけられたことありませんか?
「居酒屋のご利用は?」、「今日いい女の子入ってますー。」、「この後のご予定は?」等。
このような切り口で、話しかけて来る人、これキャッチです!
知らないひとに話しかけ、自分が契約している店舗に入るように仕向けたり、勧誘したりすることが主な仕事です。
・キャッチの給料の仕組みは?
キャッチをやってる人ってブランド物の服や、アクセサリーを身につけている人が多いですよね。
果たして、あれは見栄を切って買っているのか、それとも買うだけの給料を得ているのか。
その真相をここで話していきます。
結論から言うと、買うだけの給料を得ているのだと私は思います。
居酒屋のキャッチの給料に限ると、給料は完全歩合制です。
完全歩合制とは自分が出した売り上げに対して、給料が支払われる方式で、
例えば、売り上げの5パーセントが給料になるとしましょう。
100万円の時計を1つ売れば給料は、100万円×5パーセント=5万円。
これが給料になります。
つまり、世間一般の時給制バイトと違って、やればやるだけお金がもらえる制度です。
キャッチの場合の売り上げとは何か。
それは客引きしたお客さんがお店で使った金額を表します。
だから客引きはあんなに必死に勧誘しているんです。
・歩合の相場について
歩合は15%前後が多いです。
これは地域や属しているキャッチの会社によって変わってきます。
その中でも地域によって全然歩合が違います。
少ないところであれば、5〜10%
多いところであれば30%
この地域は一体どれくらいですかという質問があれば、是非コメントにて質問ください。答えられる範囲であれば答えて行きます。
・法的に大丈夫か
散々ここまで、キャッチについて書いてきたわけですが、「キャッチって違法なんじゃないの?」って質問に対して、お答えします。
これは風営法、迷惑防止条例で定義され、規制されています。
ここでは簡単にしか書きませんが、特定の行為を行うと条例違反になってしまいます。
具体的には、特定の方に対して、公共の場所で、立ち塞がったり、つきまとったりして、お店へ勧誘する行為が、違反に当たります。違反すると、地域にもよりますが、50万円程度の罰金が伴います。
なので、しつこく勧誘してでも売り上げを作るのは、売り上げに繋がる反面、大きなリスクを負わなければならないということですね。
では、キャッチはみんな違法なのでしょうか。
実はその答えは”No”です。
その法に触れないように売り上げを作るには、どうすればいいのでしょうか?
それは呼び込みで引く方法が挙げられます。
呼び込み行為とは、不特定多数の人に対して、「個室で空いてます〜、ビール安いです〜」などと呼びかける行為です。
「金〇蔵」とかやってますよねww
この呼び込み行為は客引き行為に該当しません。よって、何度も何度も根気強く呼び込むことが売り上げにつながります。
・最後に
大前提として居酒屋のキャッチを勧めているわけではありません。
私自身も居酒屋のキャッチは好きではありません。
リスクが多く、法律に触れかねない面もあるからです。
かといって、大学生のバイトでやった分だけ給料がもらえるバイトというのもそう多くはありません。
この記事を参考にして、キャッチはどのくらい稼げて、それに対してどの程度のリスクがあるのかを考えていただければ幸いです。