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【ルーンテラ】シングルトンで感じた特殊構築戦の面白さ

こんにちは、こんばんは、keihです。

最近ルーンテラでは、特殊構築戦が熱いですね。ここ2週間位のデイリーランブル、ルーンテラオープンは、シングルトン(同じカードを1枚しかデッキに入れることが出来ないルール)で行われました。

更に、先日公式から公開されたコンペティティブ2.0では、新フォーマットとして「スタンダード」「エターナル」「コモンオンリー」が公開されています。スタンダードとエターナルは公式大会でも採用されるルールですが、コモンオンリーはこの記事で初めて紹介されましたね。

スタンダード
「スタンダード」は、創造的なプレイの喚起を目的として、エターナルより少ないカードが採用された最新のフォーマットです。各種ランブルやオープンで頻繁に採用されるほか、今後はランクもスタンダードフォーマットで行われる予定です。新カードの真価が発揮されるフォーマットとなるでしょう。
エターナル
現在のLoRで採用されているフォーマットは、今後「エターナル」と名を変えます。LoRの歴史に燦然と輝く傑作デッキがすべて構築可能…つまり、ゲーム内のすべてのカードをデッキに入れることができます。今シーズンの終盤には、エターナルフォーマットを採用したランブルとオープンが開催予定です。
コモンオンリー
「コモンオンリー」はランブル向けのカジュアルなフォーマットで、コモンカード+最大4枚のチャンピオンでデッキを構築して戦うものです。対象となるのは「全カードの中でのコモン」なので、スタンダードに入っていなくてもコモンカードであれば使用できます。

コンペティティブ2.0


シングルトンやコモンオンリーは、大型大会では使用されないフォーマットかもしれないですが、こういった特殊構築戦は普段と違ったカードが強かったりして、デッキ構築を楽しめる機会でもあると思っています。

今回、シングルトンのルーンテラオープン(2週間に1回のゲーム内大型大会)に向けて2週間ほど取り組んでみて感じた、特殊構築戦の楽しかったところを紹介します。


デイリーランブル・ルーンテラオープンの成績

先に成績について示しておきましょう。

デイリーランブル
6勝:6回
4勝:1回
ルーンテラオープン
4勝3敗(2bye)

はい、デイリーランブルでいい感じだったので、ルーンテラオープンもいけるやろと油断した結果、あっさり3敗してしまいました。BO1なのでこういうこともあると思いますが、普通にミスって負けた試合もあったことが残念で
す。ルーンテラポイントがかかっていなかったことがせめてもの救いなので、次シーズンの糧にします。


特殊構築戦の楽しかったところ

それでは本題です。以下は特に楽しいと感じたところで、一つ一つ見ていきます。

  1. 一からデッキを構築する楽しみがある

  2. データがない

  3. フォーマットで活躍できるカードがある


一からデッキを構築する楽しみがある

カードゲームの面白いところに、デッキ構築がありますが、最近は強いデッキリストが広まる速度が早く、新カードが公開されてから3日後にはほぼほぼ強いデッキが出揃ってしまいます。

自分でデッキを構築せずに強いデッキを拾ってきて回すだけになりがちですが、特殊構築戦のデッキやその勝率は、現時点では出てこないようになっており、自分で勝てるデッキを作り上げる必要があります。

普段はTierリストの上位に載っているデッキしか使わないプレイヤーも多く、「自分のデッキ」を組んでランクマッチに行くとTierリスト上位のデッキに轢き殺されることもありますが、そういった事が起きにくいのでデッキ構築を楽しみやすいなと思いました。

実際、デイリーランブルで毎日デッキを組み替えながら、勝てるかどうか試していく過程はかなり面白かったので、普段自分でデッキを組むことを楽しんでいるプレイヤーは、特殊構築戦もやってみてほしいです。


余談ですが、シングルトンでのデッキ構築の話は、Raikeiさんがしっかりまとめてくれていたのがとても参考になります。

私もほぼ同意で、デマーシア・エイトロックスの組み合わせに追加で何か足した型が一番安定して勝てると思います。Raikeiさんのグループはフレヨルドを足していましたが、私のグループはカルティストを足していました。

フレヨルドだと、見据えし者・氷の世界という1枚で盤面を取れるカード、軽い凍結札を採用できるのが良いですね。カルティストだとエイトロックスへのアクセスが安定し、復活・ストライク・凍結を(効率は悪いものの)できるのがメリットです。

セラフィーンを軸としたデッキもパワーはありましたが、最終的にエイトロックスと比べると安定感が足りないと感じました。


データがない

これは1つ目と近いですが、強いデッキや弱いデッキのデータがなく、きちんと勝とうと思うと、デッキの強さや相性を自分で判断する必要があります。

普段はRuneterra AR等のデータサイトを参考にデッキ相性を考えたりもしますが、特殊構築戦の場合はそもそも試合数が足りず、まともな勝率のデータは出ないため、データサイトは参考になりません。


普段はデータサイトを使っているプレイヤーも、データがないことで自分でデッキを組むことになり、対戦するデッキのバリエーションが増え、環境が混沌としていたのが面白かったです。

もちろん最終的には強いデッキ・弱いデッキが出揃って環境が固まっていきましたが、2,3日で固まることはなく、普段よりも長く楽しめたと感じています。


今回のシングルトンでは、最初は明らかにセラフィーンデッキが多く、その後はセラフィーンデッキに対応するために、より高速でゲームを決めるアグロデッキや物量で押し切れるデマーシアのデッキが増え、環境が固まっていった印象でした。


フォーマットで活躍できるカードがある

スタンダードやエターナルで使うにはパワーが足りないor環境に合わないけど、特殊構築戦では強い!といったカードは結構あるなと感じました。


シングルトンでは、確定除去(復讐・ドーニングシャドウ等)や打ち消し呪文(拒絶・ダメダメ!)のようなカードを複数枚入れるには、効率の悪いカードを採用せざるを得なく、受け続けるのはかなり難しくなっていました。

そのため、普段は止められたり使用機会のないグロリアス・エヴォリューションやフィール・ザ・ラッシュといった通れば勝ちのカードが通りやすかったです。

また、アグロを組もうとしても強力な低コストカードの採用枚数が限られ、多少弱いカードを採用することになりました。結果としてスタンダードよりも勝ち切るまでに時間がかかる事が多かったです。ニャルマゲドンやセラフィーンのレベルアップまで耐えきるようなプランもかなり取りやすくなっていました。


このように、特殊構築戦は普段の構築戦と比べて明らかに環境が変わり、普段は強いはずのカードが弱く、弱いはずのカードが強くなったりしました。

データもない中で、強いカードを探すのは難しいですが、自分なりに強いカードが見つかったときはとても嬉しいです。今回だと、セラフィーンや裏通りの酒場は最初から強いと思っていましたが、拒絶や除去が少ないことから、2枚目の拒絶としての記憶の衣や、2枚目の復讐としての絶望の嘆きが強いと気づいたときは嬉しかったです。


終わりに

ルーンテラオープンの結果は散々でしたが、今回は勝っても負けてもいいベータシーズンだったので、良い学びになったと思うことにしました。

特殊構築戦は思っていた以上に面白く、デイリーランブルもほぼ毎日参加しました。現状では、シングルトンやコモンオンリーでフレンド対戦したり出来ないので、今後実装してくれるといいなぁと思いますね。




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