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「あんた聞いてんの!」と言われる応対の特徴

先週は、復唱について書きました。

それがこちら☟

そこで、のぼる師匠より以下のコメントを頂戴しました。

のぼる師匠コメント2

のぼる師匠のような方が相手を怒らせるなど想像できませんので、おそらくお得意の冗談とは思いますが、せっかく頂いたので、「あんた聞いてんの!」と言われる原因として考えられるものをお伝えしましょう。

相づち

電話で相づちが無ければ、そこにいるのかどうかすら分かりません。
「あんた聞いてんの!」と言われることは必至です。

また、ただ相づちを打てばいいというものではありません。

目の前に居て、ちゃんと話を聞いている様子が見えない電話では、その分、上乗せしなければいけませんので、同じ相づちを単調に繰り返していては、「あんた聞いてんの!」がやってきます。

相づちは繰り返さず、バリエーション豊かに打ちましょう。「はい」「ええ」「そうですか」という言葉のバリエーションだけでなく、抑揚や声の大小や高低も含めてバリエーションです。

その他、軽いお礼などを入れたり、大切な言葉だけを拾って伝え返す、キーワード復唱などを入れるとよりよいでしょう。

主訴とのズレ

チェーン店の本部に「嫌いな店員がいるあの店には行きたくない」という入電があったとして、これだけでは「店員にちゃんと指導してほしい」のか、「別の店を教えてほしい」のか分かりません。

それを、きっとこうだろうと勝手に決めてしまうと、入電者の欲しいものとズレた対応になってしまうので、「あんた聞いてんの!」のお出ましです。

どちらか分からない場合には、「不快にさせてしまい申し訳ない、対応を確認し、しかるべく指導してまいりたいが、それでいかがだろうか」などと確認をしなければなりません。

また、大概の入電では、最初に主訴が出てきます。「●●の取り扱い店舗ってどこかしら」が最初の言葉なら「別の店を教えてほしい」のです。したがって、この最初の主訴を復唱しておくと、話があっちこっちに行っても迷子になるのを防げます。

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世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。