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曲なれば則ち全し
「曲なれば則ち全く、枉なれば則ち正し。」
曲がっているからこそ生命を全うすることができる。屈しているからこそ伸びることができる。
私が「老子」に出会うきっかけとなった一文です。
決して真っ直ぐ伸びることを良しとは考えず、逆にくねくね曲がっていく方が生命を全うすることができるのだと。この考え方からは「柔軟性」という言葉がすぐに浮かぶ。
私は、いざという時、どうしても我を押し通してしまいがちで、この「柔軟性」があまりないと思う。だから、これからはこの言葉を心に刻み込んで、生きていきたい。
ただ、本書で言われていますが、何でも人の言うことを「ハイハイ」と聞くことは間違いで、自分の芯となる部分はしっかりと押し通すことが大事であることを付け加えておきたい。