まもなく世界人口80億人到達 20221114解説
その日は、2022年11月15日と予想されています。そう、明日です。
80億人カウントダウン
こちらのWEBサイトの一番下で、カウントダウンが進んでいます。1秒に1人、ぐらいのペースのようです。
80億人ぴったりの瞬間を見届けたい方は、ウォッチしてみては。
本記事執筆時点で、79億9982万人を超えています。
第1回 国連人口会議が開催された1974年(昭和59年)の人口が40億人。そこから2倍になるのに48年という計算です。
10億人増えるのに何年かかる?
ちなみに、10億人刻みでみると、増加ペースは以下のとおり。この半世紀は、毎年8-9千万人。100年足らずで4倍増(20億人(1927年)→80億人(2022年))。
ブルゾンちえみさんの「地球上に男は35億、あと5000万」は、10年ほど前の数字ということになります。今なら「40億」ですね。
人類誕生→10億人(1804年):何百万年
10億人(1804年)→20億人(1927年):123年
20億人(1927年)→30億人(1959年):32年
30億人(1959年)→40億人(1974年):15年
40億人(1974年)→50億人(1986年):12年
50億人(1986年)→60億人(1998年):12年
60億人(1998年)→70億人(2011年):13年
70億人(2011年)→80億人(2022年):11年
増加率はだんだん下がってきていますが、この先、100億人を超える可能性もあるし、90億人台に留まる可能性もあるようです。
50年前、ストックホルム会議では「Only One Planet」という標語が掲げられました。日本語訳は、「かけがえのない地球」という情緒的な表現になっていますが、直訳して「地球は1個しかないよ」とした方がよいでしょう。
その地球1個分の環境負荷で暮らしていたのが50年前、そのときの人口はおよそ38億人。
人口は倍増以上ですから、1人当たりの環境負荷(平均で)を半分以上に減らさなければ、地球の限界を超えてしまうわけですが、実際には、だいぶ超えてしまっています(ざっくりいって、現在は人類全体で地球1.7個分の暮らし、▲0.3個分だけ努力の成果)。
脱炭素(温室効果ガスという環境負荷の削減)や、サーキュラーエコノミー(廃棄物という環境負荷の削減)は、そういう問題意識のもとで取り組まれているわけです。
20221115追記(80億人カウント)
日本時間の正午ちょっと過ぎに、80億人がカウントされました。正午ちょうどに到達するのかな、と思ったらそうでもなく、80億人ピッタリの数字が出るのかな、と思ったらそうでもなく。
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