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3月20日|『不完全な司書』(晶文社)、『ケアしケアされ、生きていく』(筑摩書房)刊行記念トークイベント 青木海青子×竹端寛「不確実な海に飛び込んでも大丈夫〜本と一緒なら」


奈良県東吉野村で自宅を開き、私設図書館活動を行なう「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」の司書、青木海青子さんの新刊が刊行されました。
青木さんは人と接するのが苦手で、幼少のころから本という「窓」によって外の世界と接してこられました。
そんな青木さんは、自らの本棚を開放することで「図書館」の本質的な効用に気がついていったといいます。

また竹端寛さんは、既刊『ケアしケアされ、生きていく』で「他人に迷惑をかけてはいけない」という自己責任的価値観の蔓延が生きづらさの原因であることを指摘します。
そんな「ケアなき社会」を終わらせるべく、「ケア中心の社会」への移行について書かれています。

ルチャ・リブロが配信するインターネットラジオ「オムライスラヂオ」内の大好評シリーズ「生きるためのファンタジーの会」でもお話し続けているお二人。
今回はお二人のトークを通じて、現代社会の生きづらさ、そしてこれからのケアフルな社会を目指す上での「本の持つ効用」を中心にお話しいただこうと思います。

ぜひいらしてください。


<開催概要>
■話し手:青木青海子、竹端寛
■日時:2024年3月20日(水・祝)13:00開場 / 14:00開始(16:00頃終了予定)
■会場:恵文社一乗寺店COTTAGE(ハイブリッド配信)
■定員:40名
■料金:会場参加 1,500円 / オンライン参加 1,000円

・当店会場ご参加の方はこちらのご予約フォーム
 もしくはお電話(075-711-5919)、店頭にてご予約ください。

・本イベントはオンラインでの配信も行います。
 お申し込みはこちらのページにてお願いいたします。
(オンライン配信の受付は3/19の23:59に締め切らせていただきます)


<登壇者プロフィール>

竹端寛(たけばた・ひろし)
兵庫県立大学環境人間学部准教授。専門は福祉社会学、社会福祉学。1975年京都市生まれ。主著は『「当たり前」をひっくり返す―バザーリア・ニィリエ・フレイレが奏でた「革命」』、『権利擁護が支援を変える―セルフアドボカシーから虐待防止まで』(共に現代書館)、『枠組み外しの旅―「個性化」が変える福祉社会』(青灯社)、『家族は他人、じゃあどうする?―子育ては親の育ち直し』(現代書館)など。


青木海青子(あおき・みあこ)
人文系私設図書館ルチャ・リブロ司書 1985年、兵庫県生まれ。約6年の大学図書館勤務を経て、夫・真兵とともに奈良県東吉野村にルチャ・リブロを開設。2016年より図書館を営むかたわら、「Aokimiako」の屋号での刺繍等によるアクセサリーや雑貨製作、イラスト制作も行っている。青木真兵との共著に『彼岸の図書館――ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト1~4』 (エイチアンドエスカンパニー)、単著に『本が語ること、語らせること』(夕書房)がある。


(担当:韓)

<ご来店の皆さまへ>
・状況に合わせマスク着用と咳エチケットにご協力をお願いいたします
(マスク着用は個人の判断にお任せいたします)
・手指の消毒(会場に設置しております)
・大きな声でのお話はご遠慮ください
・発熱、体調不良、風邪の諸症状が見られる場合のご入店はご遠慮ください
・会場内が混雑する場合は、入場制限等をさせていただく場合がございます
※当店を装った偽のお申込みフォーム等に充分ご注意ください

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