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新渡戸文化高校×都農町のスタディツアー。12名の高校生が「ワクドキ!」探求

11月8日から12日まで、4泊5日で東京の新渡戸文化高校の1・2年生12名がスタディツアーで都農町に!

HOSTEL ALAのトレーラーホテル

6月に続く2度目の都農町スタディツアーです。
嬉しいことに、前回来た7名中6名が再び都農を志願

滞在中、宮崎ニュースUMKで放映!2分で簡潔に説明。さすがです。

1.ツアープログラム企画

15近い町村から、都農町を選んでくれた12名と、オンラインミーティングを3回

高校生たちから探求・体験したいキーワードを出してもらいました。
ぼくらから、高校生たちに、プログラム全体を貫くコンセプトワードを考えてもらうよう投げかけ。

Jam boardを使って話し合った結果、ワクワク+ドキドキの「ワクドキ!」に決定!

高校生たちが出したキーワードにぼくらが提供できるプログラムを反映
ワクドキとなるためのゴールイメージを話し合った結果がこちら↓

12名がそれぞれプログラムを選びます。
当日まで悩み抜いた高校生もいて、直前に割り振り決定!

2.南国プリンとコラボ決定!

きっかけは6月のスタディツアー。
経営者交流会で、南国プリンの河野当将(たいすけ)社長がプリンの差し入れを!

6月の経営者交流会

南国プリンの大ファンになった高校生たちが、新渡戸文化高校の文化祭で都農町ブースをつくって、プリンを60個、なんと15分で完売!

文化祭の完売シーン

完売報告をしたかった

たいすけさんと再会。

販売報告を聞いて喜ぶ、たいすけさん

たいすけさんからサプライズ提案

来年3月に南国プリン4周年記念で記念グッズをつくる予定なんですが、一緒にやらない?

全員で手分けしてグッズ企画

ステッカー・Tシャツ・トートバック・クリアーファイルの4点を企画提案!

その場で即決。南国プリン×新渡戸高校のコラボプロジェクトが誕生

高校生たちが、文化祭で売るプリンの仕入れで、親身に相談にのってくれた南国プリンの後藤さんに、どうしても会いたい!とラブコール。

3.古民家企画・デザインパース

6月のスタディツアーで大好評だった、イツノマの建築士、渡邊佳さんによるパース講座。

HOSTEL ALA隣接地にある古民家

今回は2回目の高校生もいたため、企画(ターゲット・店名・業態)から運営(メニュー・サービス)を考えた上で、デザイン提案を

企画を踏まえて、店内でパースを描きたいアングル決め

2日目と3日目の合計6時間のワーク。
4日目のプレゼンのギリギリまで自発的に描き込み!

店内だけでなく、ランドスケープも含めて提案

パースを披露。

4.商店街活性化プラン

都農町の商店街(旧10号)

ぼくらが現在進行形でリアルに取り組む都農町の商店街(旧10号)の企画
全長700m、高校生とゆっくり歩いて、感じたことを共有

お散歩日和、都農町の温暖な気候

東京では見たことのないような古い空き家を前に。。

商店街の一角、タカラダフラワーさんに飛び込み訪問、高校生たちの質問に一つひとつ丁寧に答えてくださいました。

高校生が都農町に抱く印象で必ず出てくる「人があたたかい」を体感。

タカラダフラワー宝田社長

全体のコンセプト空き家・空き地リノベプラン、空き地の有効活用案を。

3人の議論、時に白熱

プレゼンの来賓は
・都農町まちづくり課長・課長補佐
・都農町建設課長
・つの未来財団理事
・都農中学校長
とそうそうたるメンバー。
大人でも緊張しそうなシーン。

全体のコンセプトを堂々とプレゼン
くれるの町「都農町」
店がないならつくればいい、個人的に好きな提案でした。

空き家11件、空き地4箇所を高校生視点で具体的に提案
新渡戸高校にもあるVIVI STOPはぜひほしいですね!

一番大きな空き地は具体的にレイアウトプランを提案。
隣接建物の前にアートウォールを設置、地元の小・中学生が思い思いに絵を描く、ってアイデアが出た時が一番盛り上がってました!
実現させたいですね!

大人たちは、一つでも取り入れられるものがないか、貪欲に聞いて頂きました。

5.経営者ジョブシャドウイング

今回、最大の目玉企画
地元の経営者に半日密着してジョブシャドウイングをする企画

みんな忙しい中、「ジョブシャド。。?ってなに?」って最後までなにすんのかわからないながらも、高校生たちのためならとりあえずやってくれるところがすごいとこなんです。

経営者のみなさま、本当にありがとうございます!

いきなりだとお互い緊張するので、前日に都農高校で交流会。
交流を通して、
・高校生はどこの事業所に行きたいのか?
・事業所はどの高校生に来て欲しいのか?
昔懐かしすぎるフィーリングカップル調に。

都農神社の宮司さんと千切り大根の園青果さんと高校生4名のレアショット

高校生、事業所それぞれの希望BEST3をマッチング

アナログな舞台裏

いよいよ発表しま〜す

ワクドキ!のドキでしょうか。

相思相愛カップル誕生

秀建設さんでは、基礎工事から現場で。

都農神社の宮司さん、高校生2人をよろしくお願いします!

滅多に入れない宮司さんのお部屋。高校生いわく校長室みたいだったと。

変えてはいけないこと、変えていくこと(=新しいこと)を宮司から直伝

都農ワインの赤尾工場長

毎日、畑に出て土のコンディションをチェックする赤尾さん

土の味を試してみる。

都農ペレット工業さんと。

木質ペレットを使ったピザ窯でピザを焼く

パントリーけいすけさん、朝6時半から市場に!

初めての市場体験。みかんをゲットしてきました

6.都農中学校で特別授業

高校生たちがジョブシャドウイングに出かけている時間、引率の山藤先生と芥先生は、都農中学校の2年生と3年生に2時間ずつの特別授業

山藤先生は3年生にSDGsの授業

3人1組のグループ学習。SDGsをわかりやすく、自分ごとに。

チョコレートの食べ比べ。
唯一違うのは油。さて、その背景にあることとは?

芥先生は、2年生にipadを使った数学の授業

校内に出かけて行き、三角形を見つけてきて、自ら問いをたててストーリービデオをつくってみよう!という大人もやってみたくなる授業

飲み込みの早さ、おそるべし。
30分でちゃんと動画つくれてました。

校内で見つけた三角形

7.振り返り

2日間、町内フォトツアーで自分が撮影した写真を使いながら、
・一番心が動いたこと
・私のワクワク
・私のドキドキ
・東京に帰って起こすアクション
を12名が一人ずつ発表

生産者訪問で訪れた河野尚範さんのトマトを食べて、
それまであまり好きじゃなかったトマトがこんなに美味しいなんて!という振り返りも。

まちづくりをやる身としては、「地元の活性化への参加」が一番嬉しいコメントでした。

この5日間で、ジョブシャドウイングをはじめ、2日目に開催したU-30交流会で出会った都農町の10代、20代など、たくさんの人に出会えたツアー。

都農町U-30交流会

ぼくらができることは、場ときっかけを用意するぐらい。
これを縁にできるかどうかは、高校生たち次第。
これからますます楽しみです。

経営者交流会

(参考)

前回の新渡戸文化高校スタディツアーの様子

山藤副校長の「つの未来会議」講演の様子



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