法定三段論法についてヘーゲル哲学からの一論考(趣味としてのヘーゲル)
#メモ 形式論理学の概念・判断・推認論を批判的に承継し、弁証法的論理学の概念論を形成→前提として形式的論理学の≪推理(schluβ)≫論では特に≪三段論法(syllogismus)≫が強調され、いわば形式的論理学の中心を基底する。三段論法とは、二つの判断からロジスティカルに新しい判断を導出する思考過程を指す。例として「全ての人間は考える、Xは人間である、ゆえにXは考える」。この場合において「人間」という概念が媒介することで帰結が導出される。これは論理学で「媒概念」と呼ばれ、ヘーゲルの「媒介項(Mitte)」と密接不可分の関係に立つ。もっとも形式的論理学における概念論・判断論・推理論は全て人間の生活様式から切り離された<群>に終始しており、これを批判的に承継し、現実を描写する思考形式の発展形態として躍動する概念・判断・推理論の理論展開が必要とされるに至った。
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