読書と日記:2024年4月9日~4月11日
4月9日(火)
マドモアゼル・愛先生の『月の教科書 占星術が誤解していた、この星の真相』が届き、早速読み込む。
マドモアゼル愛先生の動画を意識して観るようになったのは、今年の節分の頃からで、動画のなかでおっしゃっていた『月の欠損理論』に納得する部分が多くて、最近は最新の動画だけじゃなく、以前の分も掘って観ている。
わたしの月星座は牡牛座で、月の欠損が示す "I have わたしは所有する、がない"が腑に落ちた。わたしの所有欲は満たされず、所有は叶わない。
子供の時から独り部屋がほしくて、やっと、夫が新居を買ったことでそれは叶ったけど、それはわたしの力ではないし、心のどこかでこの部屋だって仮初めだと理解している。
まぁ、そこを理解していれば、月の欠損による苦悩からは解放されていると考えてもいいらしく、とりあえず問題はないみたい。
それよりも、わたしは、月の存在がまるで日本にとってのアメリカのようだと考えて、妙に合点してしまっている。このことは、もうちょっとまとめてから書いておこうと思っている。
月の欠損理論について、マドモアゼル愛先生の公認の元専図の露理ついりさんとのストーリーも欠かせない。現在進行形のこの物語は、なんというか、心が洗われるというか、微笑ましいというか、本当に心が動かされる。
4月10日(水)
通勤時間に余裕ができて、カフェに寄る時間がとれるようになったのが嬉しい。時間にしては30分もないのだけど、それでも。
サイフォンで出してくれる珈琲をブラックでゆっくり飲みながら、武田砂鉄さんの『わかりやすさの罪』を読む。
わたしは、もう本当に、分かりやすさを第一とする風潮が嫌いで。
マスメディアの「分かりやすいニュース」は、そのまま「言いたくないことは言わない」の裏返しでしかないし、それは新型コロナウイルスのワクチン接種問題で、より明確化したと思う。
新型コロナワクチンは広島・長崎で爆発した原爆よりも日本人を殺しているけれど、それは大手メディアでは喧伝されない。
それどころか、ワクチン後遺症の隠蔽のために、小林製薬の紅麹サプリが腎臓疾患の原因になっていると、某日大板橋病院の阿部雅紀が告発したことを契機に、連日、紅麹サプリ服用での死亡者と疾患者数を放送しているばか騒ぎが、「分かりやすさ」を求める故に仕組まれた。
…まぁ、ここまで話を広げちゃうと、「分かりやすさ」だけじゃなく、苦い薬を砂糖でくるむように「飲み込みやすさ」も提供されているんだけど。
「分かりやすい」は大抵の場合、「ここまでは理解できないだろうから、このくらいかな」という相手への軽蔑がある。少なくとも、読んでくれる人に対してのリスペクトはない。相手の知性を自分よりも低いと見積もっている。
自覚していなくても。いや、自覚していないからこそ質が悪い。
とはいえ、マスメディアのそれはともかく、一般の人が書く「読みやすい文章」は、相手の知性を云々というより、その人の知性に比例しているんだとは思います。
複雑な事を複雑に書くのは、構成力や文章力がなければできないことだし、語彙力はその人の知性そのものだろうし。と、書いた途端に自分に矢が突き刺さるのはツライんですが、踏ん張ってやっていくしかないね。
4月11日(木)
引き続き、武田砂鉄さんの『分かりやすさの罪』読み中。。
11日に日付が変わった頃に覗いたTwitter(X)で、イスラエルがハマス代表のハニヤ氏の息子3人と孫数人をガザ北部のシャティ難民キャンプで無人機(ドローン)で空爆し、殺害したというニュースが目に入った。クソが。
明らかに、イスラームのラマダン明けの宴帰りを狙った、汚い攻撃だ。宴と言っても、食料なんて大したものはなかっただろうけど。
ハマスとイスラエル、このパレスチナへの虐殺でしかないガザ紛争が、どうして起きて、どうして止められないのかも、「分かりづらい」話だ。これを正確に説明してみせましょうと言われたら、そいつは詐欺師だと思っていい。
ただ、関心は持って欲しいと思う。イスラエル系の企業の不買運動ぐらいはしてもいいと思う。スタバ行かないとか。
明日からは、ガザ関連の本を読んでいこう。
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