MOFT インスピレーションスタンド&ノート レビュー:いつも必ずそこにある、メモ魔の救世主
こんにちは、ケイカク(𝕏:@KakutaKei)です。
MOFT様より新作の「MOFT インスピレーションスタンド&ノート」のサンプルを提供いただいたのでレビューします。
MOFTといえば折りたたみ式のスマホスタンドが有名ですが、これは「アナログのメモ」と「スマホスタンド」を組み合わせるという異色の商品です。
スマホと一緒にメモを持ち運べるので、いざ必要な時にかならずそこにある安心感と、デジタルのメモでは得られないレスポンスの良さを兼ね備えた最強のメモ帳でした。
私は普段からiPadやクアデルノ、メモパッドなどで手書きのメモ・ノートをよく取る生活をしていますが、MOFT インスピレーションスタンド&ノートはすでに欠かせない存在になりつつあります。
この記事では、MOFT インスピレーションスタンド&ノートを実際に使ってみて感じた良かった点・気になる点などを正直にご紹介します。
※この記事はMOFT様より商品提供を受けていますが、記事内容は私の感じたことをそのままお話ししています。
MOFT インスピレーションスタンド&ノートは、Makuakeでクラウドファウンディングを実施中です。
期間:〜8月19日 22時
発送予定日:9月末
いま応援購入すると、一般販売より早く・より安価に手に入ります。
気になった方はまだまだ間に合うので、ぜひ応援されてみてはいかがでしょうか。
MOFT インスピレーションスタンド&ノートについて
概要
MOFT インスピレーションスタンド&ノートは「ノート・メモスタンド・スマホスタンド・ボールペン・収納ファイル・カード入れ」の6in1スマホスタンドです。
他のMOFT製品と同様にMagSafeが内蔵されているので、スマホの背面に取り付けて常時持ち運べます。
スペックシート
特徴とデザイン
※今回紹介しているのはクラウドファウンディング完了前の試作品です。実際のパッケージやデザインとは異なる場合があります。
今回ご提供いただいたMOFT インスピレーションスタンド&ノートは「ミスティグレー×サファイアブルー」のツートーンカラーです。
製品版では、このカラーを含めて合計6種類のカラーリングが用意される予定です。
ミスティグレー
ジェットブラック
ミスティグレー×サファイアブルー
ディープブルー×サンドベージュ
トープ×サンライズオレンジ
ミントグリーン×ブラックベリー
表面にはMOFTオリジナルのMOVAS素材(いわゆるヴィーガンレザー、合成皮革)が用いられており、しっとりとなめらかな質感です。
触っていてきもちいいのはもちろんですが、引っかき耐性や水耐性もあり、長期間にわたって愛用するのにピッタリの素材です。
もしお使いのスマホがiPhoneなら、同社のケースと合わせることでトータルコーディネートもできます。
開いて左側はノートorカードスロット。右にはボールペンがマグネットで取り付けられており、外すとリマインダー(クリップボード)とフォルダーがあります。
左側のカードスロットには最大1枚のカードが収まります。
が、ここにカードを入れてしまうとノートの持ち運びがギリギリになってしまうので注意が必要です。
右のリマインダー(クリップボード)は最大3枚ほどの紙をマグネットで固定できます。
書きおわった後のメモや、常に見えていて欲しいものを挟んでおくといい感じです。
リマインダー裏にあるフォルダーは、プライベートなことやすぐに見る必要がないものなどを隠しておくのにちょうどいい感じ。
こちらも最大3枚ほどの紙がおさまります。あまり入れすぎると膨らんでしまうので要注意。
純正のメモ帳は2種類用意。どちらも1冊ずつ付属しています。
ノートパッド
スティッキーノート
ノートパッドはまっさらな無地のもの。罫線やドットなどは全く入っていません。
紙の厚みは薄すぎず厚すぎず。ロディアくらいの厚み感です。
表面はツルッとしていて、ボールペンだけでなく万年筆でも書きやすそうな質感です。
様々なインクで裏抜け・にじみテストをしてみましたが、どちらもまったくなくかなり良好です。紙の品質は文具好きでも納得できるレベルです。
スティッキーノートは中央で2分割にできるタイプ。点線が入っているので、手でキレイに切れます。
裏面がほとんどノリになっているので、モニターのフレームやノートなどにしっかり貼り付けられます。
粘着力はそこそこ強く、勝手に剥がれてしまうこともなさそうです。
純正のメモ帳はMOFTから追加販売される予定ですが、用紙サイズが一致すれば市販品でも使えます。
ボールペンは油性のものが付属しています。
持ち運び時は中央の波線にあわせて貼り付けるとピッタリ収まります。
折りたたむことでテント状の形になり、小さいながらも持ちやすく書きやすい形状になります。
芯の交換にも対応しており、市販品でも外径があえば交換できます。
いわゆる「D1リフィル」と呼ばれるもので、各社から対応したボールペン芯が販売されています。
みんな大好きジェットストリームの芯もあります。低粘度インクが好きな人は交換しましょう。
※「D1リフィル」はゼブラの「4Cリフィル」とほぼ互換性がありますが、4Cのほうがわずかに太いため、折りたたみボールペンの装着時にMOVAS素材を伸ばしてしまう可能性があります。なので私はオススメしません。
ノートパッド(スティッキーノート)を挟んだときの厚みは約8mmほど、重量は80gほどです。
スマホスタンドよりは分厚く重いですが、メモ・ペン・スタンドのオールインワンと考えればかなり健闘しています。
本体にはマグネットが内蔵されており、MagSafe対応スマホや対応ケースがあればバチッとかなりの強度で装着できます。
もしMagSafe対応のスマホやケースがなくても、MOFTのMagSafeリングが1つ付属しているので、実質すべてのスマホなどで対応できます。
背面側には薄型のスタンドが内蔵されており、スマホスタンドとしても使えます。
角度は60度前後(スマホによる)で固定されますが、重量級のスマホでも落ちることなくバッチリ固定されます。もちろん横向きでもOKです。
MOFT インスピレーションスタンド&ノートのよかった点
常に持ち歩いている安心感
オールインワンなのが良い
アナログメモのレスポンスの良さが優秀
かいたメモをそのまま立てられるのが便利
単体で使うのもアリ
常に持ち歩いている安心感
仕事をしているとどうしても急がないといけないシーンがあったりして、そういう時に限ってメモ帳を忘れてしまったりなんてことも。
ですがMOFT インスピレーションスタンド&ノートは常にスマホと一緒に持ち歩いているおかげで、メモを忘れていることがほとんどありません。
これなら社内外を歩き回っていて急に話しかけられたり電話がきても問題なし。すぐにポケットから取り出してメモがとれます。
MOFT インスピレーションスタンド&ノートを使い始めてたったの1週間ほどなんですが、急な電話のメモとして活躍してくれることが数回ありました。
今まではデスクに戻ってメモしたり、電話が終わった後にスマホのメモアプリに入力していましたが、これなら必ず手元にあるのでサクッとメモをとれて、かつ忘れずにすむのが最高です。
オールインワンなのが良い
MOFT インスピレーションスタンド&ノートは「メモ用紙」「ペン」「ファイル」のオールインワンなので、メモをとり損ねる心配がまったくないんです。
これは、すでにメモ帳を愛用している人には特に刺さるところではないでしょうか。
以前デザイン業をしていた時、ご飯を食べている時やトイレに入っている時にアイデアを思いつき、メモをとりたくなることが多々ありました。
ですがほとんどのタイミングでポケットにはペンしか入っておらず、仕方なしに紙ナプキンやトイレットペーパーにスケッチをかいてました。
MOFT インスピレーションスタンド&ノートなら紙もペンもファイルも揃っているので、いつでもメモをとって保管までできます。ほんと快適です。
アナログメモのレスポンスの良さが優秀
MOFT インスピレーションスタンド&ノートを使っていて快適だったのが、メモのレスポンスの良さ。
さすがアナログなメモらしく、思いついた瞬間にすぐ書けるのはメモとして何より優秀なポイントです。その間、5秒といったところ。
昨今はスマホでメモをとることも増えてきましたが、いざ行おうとすると「ロック解除>メモアプリをタップ>文字入力」と、場合によっては10秒ほどかかってしまうことが多いです。
「いやいや、たった5秒の差でしょ?」と思いますが、「いざメモをとろうとしたのに手こずり、メモする内容を忘れてしまった……」なんてこと、1度はありますよね。あれはほんとに悔しい。
そういったメモを忘れてしまう可能性もなくなるので、ものの5秒でかき始められるレスポンスの良さはかなりのメリットだと感じました。
かいたメモをそのまま立てられるのが便利
メモはかいた後に平置きするしかないのがネックですが、MOFT インスピレーションスタンド&ノートならそのまま立てられます。
一例ですが、今日のタスクや急に決まった予定などをかいてデスクに立てておけば、見逃すことがなくなります。
「出社時に立てて、退社時に片付けて」ができるのもGood。コンパクトなのでカフェなどでのモバイルワーク時にも使いやすく、いつでもどこでも使えるコンパニオンだと感じました。
単体で使うのもアリ
MOFT インスピレーションスタンド&ノートはスマホと一緒に使うことを想定した製品なのでつい一緒に使いがちですが、あえて単体で使うのもいい感じ。
ポケットに入りやすいサイですし、紙もペンもスタンドもオールインワンなのにたったの80gしかありません。めっちゃコンパクト。
ロディア No.10やニーモシネのA7変形などといったコンパクトなメモ帳に大好きなペンを合わせるのも良いですが、必要なものがぎゅっとつまったMOFT インスピレーションスタンド&ノートを選ぶのもミニマルでオススメです。
MOFT インスピレーションスタンド&ノートの気になる点
スマホと合わせると300gが見えてくる
ランニングコストは高め(の予定)
スマホと合わせると300gが見えてくる
MOFT インスピレーションスタンド&ノートは本体とノートをあわせるとだいたい80gほど。ハッキリいえば、かなり重めです。
例として、昨今のスマホと組み合わせると以下の重量になります。
iPhone 15 Pro(6.1インチ):187g + 80g = 267g
iPhone 15 Pro Max(6.7インチ):221g + 80g = 301g
Galaxy S24 Ultra(6.8インチ):233g + 80g + 5g = 318g
「5g」はMagSafeリングの重さです。
昨今のスマホとしては軽めの部類に入るiPhone 15 Proと組み合わせても267gになります。
しかもこの数字にはケースの重さが入っていないので、ケースをつければ300gを超えます。
もし仮にiPhone 13 mini(140g)などの小型スマホと合わせても、200gを軽く超えます。
「スマホスタンド兼メモ帳」なので重くなりがちですが、この機動力とレスポンスは唯一無二なので、トレードオフとして考えるのがよさそうです。
ランニングコストは高め(の予定)
メモをよくとる人にとって気になるのがランニングコスト。消費ペースは人それぞれですが、できれば安くあって欲しいですよね。
ですがMOFT インスピレーションスタンド&ノートのランニングコストはすこし高めな部類。現時点では、「ノートとふせんが各16冊ずつセットで4,280円」の予定になっています。
おそらくですが、メモ帳のサイズや枚数を考えるとロディアNo.10などより高くつく気がします。
もちろん、ポケットに収まるオールインワンというメリットはMOFT インスピレーションスタンド&ノートならではですが、少々コスパが悪いのは気にかけておいた方が良さそうです。
※補足
現時点ではクラウドファウンディングでの価格が開示されているだけなので、製品版ではもしかしたらもうすこし安くなったり、買いやすい少量パックが出るかもしれません。
MOFT インスピレーションスタンド&ノートはこんな人にオススメ
思いついたアイデアをすぐにメモりたい
メモがないと不安になるけどたまに忘れてしまう
紙とペンを常にセットで持ち歩きたい
MOFT インスピレーションスタンド&ノートは、メモを普段から愛用している人にオススメです。
特にデザイナーなどのクリエイティブ職の人やマネージャー職、営業職など、いつ何時メモに書くべきことが降ってくるかわからない人には最適な相棒になります。
まとめ:いつも必ずそこにある、メモ魔の救世主
MOFT インスピレーションスタンド&ノートをレビューしました。
実際に使ってみて「今までメモ帳に必要だと思ったものが全部揃ってて最高」というのが素直な感想です。
常に持ち運んでいること、紙・ペン・スタンドのオールインワンになっていること、スマホのメモよりスピーディに書き始められること。
アナログのメモ帳をスマホスタンドと組み合わせたことで、メモに必要な機動性の高さを最大限向上させているのが他のメモ帳では得られない体験でした。
個人的にですが、スマホには装着せず単体で使うのにかなりハマってます。
このサイズのメモ帳でオールインワンなだけでも珍しいのに、圧倒的に質感が高いのもついつい愛用したくなります。
メモをとりたいタイミングはいつどこで訪れるかわかりません。
そんなときにすべて揃っていて必ず対応できるMOFT インスピレーションスタンド&ノートは、メモ魔の救世主です。
以上、ケイカク(𝕏:@KakutaKei)でした。