意識「低い」系の考え方
頑張ることは良いこと
確かに、自分の成長のために努力したり、誰かのために行動できることは素晴らしいことだと思う。
でも、もう少し肩の力を抜いても良いんじゃないかと思う時がある。
日本人は勤勉な人が多いし、周りに影響されてついつい頑張り過ぎてしまう。
意識「高い」系
僕は自分のことを意識「低い」系の人間だと思っている。意識「高い」系という言葉の反対の意味。
意識「高い」系と言えば、就活中の大学生やビジネスマンを想像する。
彼らは高い目標を持っていて、それに向かってフルコミットする。プライベートの時間を全て削っている人もいる。
そんな彼らの目標としてわかりやすい一例は、いわゆる「成功者」と呼ばれる人だろう。
自分自身の目標を達成していたり、世の中に大きな貢献が出来ている人。多くの人たちの憧れの的にもなる。
確かに、努力の末に何かで成功することは、魅力的だ。でも、成功者の方が幸せかというと、それはまた別の話だと思う。
成功者の犠牲
成功者と呼ばれる人たちは、それ相応の努力をしている。
(全く努力をせずに、運良く成功してしまった人は例外)
世の中には驚くほど努力をしている人が無数にいて、時にはその人たちと競争しなければいけない時もある。
Steve Jobsは世界的な成功を収めたけれども、そのためにどれだけのことを犠牲にしたかは、計り知れない。
多くの人が経験するような「平凡な幸せ」も犠牲にしたかもしれない。
それだけの犠牲を払ってでも、成功しないことはある。成功者が送るような人生は、そういうリスクも伴う。
豊かになる暮らし
当然、成功者と言われる人には恩恵がある。
自分の目標に対する達成感だったり、周りから認められたり、経済的に豊かになることが出来る。
でも、その恩恵を受けるのは成功者自身だけではない。
人類の暮らしは、徐々に豊かになっている。
大昔は、食料を確保するに狩をしていたし、技術的に海外なんて到底行けなかった。
たった10年前と比べても、豊かさを感じられる。
スマートフォンで手軽に映画が観られたり、至る所でテクノロジーの進化を感じる。
凡人の恩恵
凡人も確実に成功者の恩恵を受けている。
過去の成功者たちが新しい何かを生み出してくれたおかげで、今の豊かな暮らしがある。
周りの人たちのサポートもあるけれども、そこには何かに人生をかけた数多くの成功者たちがいる。
そして、世の中はどんどん豊かになっていき、僕は大して何もしていないのに、その恩恵を受けている。
つまり、自分の生活を維持できれば、世の中と共に自分の暮らしも豊かになっていくんじゃないかと思う。
成功者
→様々なことを犠牲にして何かを生み出す
凡人
→自分の時間を確保しながら、その恩恵で暮らしが豊かになっていく
こう考えると、意外と凡人の方が得なんじゃないかとも思う。
無理をしない
成功者の中には「好きなことに没頭していたら成功していた」という人がいる。
これは本当に幸せなことだと思う。好きことを続けた結果、世の中の役に立てたり、経済的に豊かになったりする。
でも、世の中には「そっちが正解」のようが雰囲気があって、無理をしてしまっている人がいると感じる。
前述したように、考え方によっては凡人の生き方だって得だと思う。
そこまで夢中になれるものがなかったり、平凡な生き方が合っている人は、もっと肩の力を抜いて良いんじゃないかと思う。
そして、何か夢中なれるものが見つかった時は、それはそれで幸せだと思う。
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