流れに身をまかせて生きる 3つのメリット #3

僕にとって理想の生き方は、流れに身をまかせて生きること。

そのメリットは、3つ。

考えなくて良い
多様な人生を楽しめる
人生のコスパが向上

今回は3回目にして、最後の回。

人生のコスパが向上


こだわり=コスト

例えば、ある定食屋さんで1週間ランチを食べるとする。そのお店には、7種類の定食があって、それぞれが安くなる日が1日ずつある。

この場合、僕は毎日安くなっている日替わり定食を選ぶ。これが、僕のいう所の「流れに身をまかせて生きる」こと!

人によっては同じメニューを食べ続けたり、その日の気分で決める人もいると思う。前回の記事の「自分の人生は、自分で決める」タイプ。

もちろん、それも一つの幸せだと思う。でも、そうした自分のこだわりを実現しようとすると、コストは高くなる。

人生はこだわりが多くなるほど、現実とのギャップを埋めるためにコストがかかる


日替わり定食を楽しむ

実は、以前の僕は「自分の人生は、自分で決める」タイプだった。その頃の自分だったら、こう考えていたと思う。

日替わり定食のは安い分、食べたいものを我慢している…

でも、今は考え方が変わっていて、日替わり定食を楽しむようになった(^_^)

その時に安いものを食べる→偶然を楽しむ
いろんな経験をしたい→全部食べてみる
食わず嫌いをしない→まずかったら笑い話にする(笑)

こうやって考え方が変わったことで、我慢している感覚は全くない。むしろ、自分で選んでいる時の方が、後悔することが多かった気がする。

選択を失敗したなー、期待したほどじゃなかったな、など…


様々なコスト

こだわりに対して、コストが高くなるのは、お金だけではない!

例えば、何人かで企画中のハワイ旅行に誘われたとする。ここで、こだわりが多い人はいろんなことを気にする。

~ちゃんがいないと行かない、綺麗な星空を観れないなら行かない、風呂とトイレは絶対に別、5泊以上でないと嫌だ、ハワイはどうしても行きたい、など…

こんな女の子を彼女にしたら大変だと想像してしまった。(笑)

この時に「やるべきこと」

~ちゃんを含む全員が、天気の良いシーズンに、風呂とトイレ別のホテルで、5泊以上する計画

つまり、こだわりが強い程、時間と労力を必要とする!


さらなるコスト

この場合、さらなるコストも考えられる。

意見の違いによる話し合い。最悪の場合、ケンカになり旅行は中止。どうしても行きたければ、自分でメンバー集めや企画をし直す。など…

こだわりが強いとコストがかかる。ということは、実現の可能性も低くなる。

もし、コストだけかけて実現できないと、言うまでもなくコスパが悪い(^_^;)


男3人で1週間の香港旅行

ちなみに、男3人で1週間の香港旅行に行ったときの話。

全員こだわり少ない、事前の下調べほぼゼロ、企画は現地の友達に丸投げ(笑)、案内に異論なし、半分ぐらいはその場のノリで行動、100万ドルの夜景が悪天候で全く見えなかったのは笑い話(笑)、総じて大満足

ハワイ旅行の話とは違ってコストが低い。これは、ひとえに全員のこだわりが少なかったから。

だからと言って、パフォーマンスが低いわけではない。それは、その場で楽しめることを楽しもうという考え方だったから^^


流れに身をまかせて生きる

「流れに身をまかせて生きる」は、どうしてもこうしたい!ではなく、その時にその場所で最も楽しめることを楽しむ、という考え方。

僕がこの考え方をするのに、大きな影響を受けたのはこの言葉。

「仏教の教え」

一切皆苦(いっさいかいく)=人生は思い通りにならない

→自分の手の届く範囲の幸せをつかむことが大切

一切皆苦を自分なりに解釈して、他の考えと組み合わせていったのが「流れに身をまかせて生きる」。

気楽に楽しみたい時、気楽に生きていたい人には、おすすめの考え方(^_^)

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