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#成長

初のスノボ 挑戦と失敗と成長 #5

上手な人たち超初心者コースを快適に滑れるようになった僕たちは、次のコースにレベルアップすることにした。 まず感じたことは、人が多い! それまで、自分たちがいた超初心者コースには、あまり人がいなかった。上のコースから滑って来て、食堂にいったり休憩する人たちが通るぐらいだった。 上のコースはなんというか、活気があった。 それまでと違うリフトに少し緊張した。人が沢山いて、(もしここで転んだら、恥ずかしいな)と思った。 無事に二人でリフトに乗ることが出来た。 左下にはコー

初のスノボ 挑戦と失敗と成長 #4

子供の外遊び僕たちは、なんとか無事に一度目の滑りというか「転び」を終えた。 スノボのことなんて何も知らない二人が、怪我をすることなく元の場所まで帰って来れたことに、胸をなでおろした。 正直、全く思うように動けなかった。自分も友人もスポーツ経験はある方なのに、最後まで制御できない状態のままだった… でも、なんか楽しかった。 何もわからないけれども、好奇心のままに滑り出してみる。 派手に転んで、次は意識するポイントを変えてみる。それも違うみたいで、上手くいかない。それで

初のスノボ 挑戦と失敗と成長 #3

いよいよ僕たちは、やっとの思いで滑り初められるところまで来た。 僕は少し不安になっていた… 15年以上前、人生で一度だけスキーをしたことがある。 普通にまっすぐ滑っていると、どんどん加速していていってしまう。かといって、初めから上手く曲がったり止まったりできない。 つまり、滑りだ出したら何も出来ずにどんどん加速していき、唯一出来ることは、なるべく怪我をしないように、人に迷惑をかけないように転ぶ方法考えることだった。 「転び方が悪いと骨折することもよくある」とも聞いて

初のスノボ 挑戦と失敗と成長 #2

リフトまでの道のりブーツをボードに取り付けるのは、思いの外難しかった。 振り返ると、何にそんなに苦戦したのか覚えていないけれど、かれこれ10分ぐらい戦っていた。 その間、自分たちのそばを何人もの人たちが横切っていった。 (ここで苦戦しているのは、自分たちだけだろうな…)と少し場違いにも感じた。 それでも、色々試しているうちに、なんとかボードを取り付けられた。 そして、ようやくリフトに向かった。 しかし、全く思ったように動けない…1メートルぐらい進んだら、すぐに転ぶ

初のスノボ 挑戦と失敗と成長 #1

2018年 冬 僕は人生で初めてスノボを経験した。 人生初のスノボある日、友人の一人から誘いを受けた。 「今度一緒にスノボに行かない?俺やったことないんだよね。」 僕もスノボの経験はなく、ずっと気になっていた。 それまで何度か誘われたことはあったけれど、なんとなく不安だったり、新しいことを始めるのが億劫だった。 でも、(何事も経験してみよう)と思って、その場で返事をした。 下調べは友人が全てやってくれた。そして、誘いを受けた次の月には、計画を実行していた。 僕