KEIちゃん(a.k.a.やさくまムービー)

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「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆第1話

「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆ あらすじ 500万人のフォロワーと事業家の顔を持つ高校生YouTuber修哉は、突然、主人公・京香の通う高校で「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」の開催を発表。 漫画が発祥ではないかと言われている「いっけな~い!遅刻遅刻!」とパンを咥えて走る少女の起源は実は修哉の祖母のトミエであった。 祖父と通学路でぶつかり恋に堕ち結婚したトミエ。 お婆ちゃん子の修哉は、トミエのような女性と出会う為には同じ状況を再現するしかない、トミエの

    • 「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その7)

      (アフレコの件続き) るるさんが体調不良のため、誰かにアフレコをお願いするしかない… プロの声優さんにお願い出来れば… 思い浮かんだのは映画ファンのオフ会で知り合った葉月へちまさん。 ライターの肩書きだが、葉月透梨名義で声優やナレーターのお仕事もされているとプロフィールに書かれている。 映画ファンのオフ会で一度お話ししただけだが、お願いしてみよう。 葉月さんに適切なギャラをお支払いさせて頂くことを前提に事情を説明したところ快くOKしてくれた。 iPhoneの録音機

      • 「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その6)

        (続き) 声の代役の話 るるさんが出演してるシーンの撮影は一日で終わり、声も同時録音した。 録音状況は悪くない感じだった。 ちなみに自分は出演者兼撮影者だったので、会話のシーンは自分が声を出している。 しかしながら台詞回しのプロではない自覚があるので、編集時に自分の声は全部カットして字幕処理する予定だった。 で予定通り、編集時に自分の声をカットして台詞は字幕処理とした。 第一回目の講評時に、音の状態が良くないので録り直した方が良いと言われた。 確かに背景の音ご

        • 「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その5)

          (続き) 主演の千代園るるさんにオファーした経緯について。 彼女はFANさんという男性芸人と「8月22日の恋人」というお笑いコンビを組んでいる。 自分はお笑い好きで、女性芸人も好きで、地下ライブにもたまに足を運ぶので存在は存じ上げていたが、彼らのライブはまだ一度も観たことはなかった。 彼女はお笑いライブでも奇抜だが可愛らしいファッションで出演したり、芸人の活動以外でもモデルなども務めている方だというのも何となく知っていた。 そもそもだが、この短編の企画は男性二人のバデ

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        「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆第1話

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その4)

          (続き) 手塚先生は、劇映画はやっぱりテクニックが要る、例えば橋を渡るシーン、動き出しの部分は切れる。切り過ぎかなくらいにどんどん切ってテンポ感を出した方がいいというようなことを言われた。 確かに該当のシーンはせーの!で歩き出している感があるから、歩いている途中に見せるなら出だしの部分は要らない。 あとは日本でフィクションを描く時は◯◯という小道具はなるべく出さない方がいいというお話とか、 最後説明が長くなるのはどうですかねと聞いたら、必要な説明なのであれでいいと思うと

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その4)

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その3)

          (続き) もう一人、先生からの印象的な感想だが、自分の作った作品が実験映画よりも劇映画に近かったことを踏まえた上で、もっとテンポ良く短く切って繋げる筈とアドバイスを頂いたのはB先生…いや、ここは実名でもいいかな。手塚眞先生。 言わずと知れたビジュアリスト、手塚治虫先生のご子息で劇場用作品もいくつか撮っていらっしゃる、名前と実績も申し分ない方である。 もちろん実験映画も撮ってらっしゃる方なので、自分のような劇映画と実験映画の中間のような作品を作った者には、とても実践的で貴重なご

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その3)

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その2)

          (続き) 時系列関係なく、思いついた順に書きます。 本作「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」を上映した後の感想で一番印象的だった感想。 先生Aの 「ずっと不穏なんだよね。不穏だからどうなるかが気になって最後まで観てしまう」 最初、主役のるるさんの雰囲気のことを言ってると思い、 「そうなんですよね。撮影前に一度だけご挨拶して、撮影日ぶっつけ本番だったんで、ほぼ初対面みたいなもので恐らくまだ心を開いてくれてないんですよ(笑)。だけど終わった後に"もっと出来ると

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その2)

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その1)

          No.1069 イメージフォーラム映像研究所 2023年度卒業制作展 https://www.imageforum.co.jp/cinematheque/1069/index.html イメージフォーラム映像研究所2023年度(第47期)卒業制作展 日程:2024年3月16日(土)・17日(日) 会場:イメージフォーラム3階「寺山修司」 入場料:一般 ¥500/会員、リピーター ¥300 Bプロ 3/16(土)15:00-16:30 3/17(日)17:00-18:30

          「Lの探偵~序章~ 2億5000万分の1の"七"」という短編映画を撮りました(その1)

          「『いっけなーい!遅刻遅刻選手権』にエントリーしました☆」あらすじ(週刊少年マガジン原作大賞応募用)

          「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆ あらすじ 500万人のフォロワーと事業家の顔を持つ高校生YouTuber修哉は、突然、主人公・京香の通う高校で「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」の開催を発表。 漫画が発祥ではないかと言われている「いっけな~い!遅刻遅刻!」とパンを咥えて走る少女の起源は実は修哉の祖母のトミエであった。 祖父と通学路でぶつかり恋に堕ち結婚したトミエ。 お婆ちゃん子の修哉は、トミエのような女性と出会う為には同じ状況を再現するしかない、トミエの

          「『いっけなーい!遅刻遅刻選手権』にエントリーしました☆」あらすじ(週刊少年マガジン原作大賞応募用)

          創作秘話⑧(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          ↑の創作秘話⑧です (前回の続き) ●キャラクターのネーミング 主人公の名前の京香は鈴木京香ではなくぱーてぃーちゃんの金子きょんちぃです。本名きょうか(たしか漢字で京香ではない)。 自分、ぱーてぃーちゃんのファンなんですよね。 イメージはだいぶ違うけど、京香はギャルの魂を持っている子です。 外見思いっきりギャルなのはTikTokerの菜緒ですが。 京香の妹の希子(のりこ)ですが、実は最初は信子でした。 言うまでもなく、ぱーてぃーちゃんの信子から来てます。 しかし、

          創作秘話⑧(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          創作秘話⑦(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          ↑の創作秘話⑦です (前回の続き) ●逆算して決まっていくストーリーと登場人物 「『いっけなーい!遅刻遅刻選手権』にエントリーしました☆」というタイトルが決まった瞬間、色々なことが自然と決まっていった気がします。 このタイトルでシリアスなお話は無理 →ジャンルは自然とラブコメディに 選手権はどこで行われるか →学校 もちろん登場人物は学生 主催者は →校長か、学校を動かせる財力を持った人物 とはいえ、他愛のないラブコメディなので、登場人物はなるべく若い学生で固めたい

          創作秘話⑦(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          創作秘話⑥(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          ↑の創作秘話⑥です (前回の続き) ⚫︎「いっけなーい!遅刻遅刻!」はどこから来たのか これは「どうすれば途中で書くのを止めないか」というより「どうすれば多くの人に興味を持って貰えるか」の話なんですが、「世の中で既に多くの人に知られているもの」ってやっぱり興味を持って貰いやすいと思うんですよね。 なので今人気のある漫画やアニメのパロディってとっつきやすいと思うんですが、もちろんそこには権利問題が発生します。 そのアイデアやキャラクターを生み出した人には相応の利益があってし

          創作秘話⑥(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          創作秘話⑤(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          ↑の創作秘話⑤です (前回の続き) ⚫︎自分も中身を読みたくなるタイトル 小説でもシナリオでも絵でも楽曲でも何でもいいんですが、作り手側がそれらにタイトルを付けるタイミングって人それぞれだと思うんですね。 タイトルは1番最後に付ける、 簡単な仮題だけ先に付ける、 とか色々だと思うんですが、今回自分は「自分が先を読みたい、結末が見たくなるタイトルを先に付けてしまう」を実践しました。 そうしたら、途中で止めにくいかなって。 数年前から流行ってる"なろう系アニメや小説"のタイ

          創作秘話⑤(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          創作秘話④(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          ↑の創作秘話④です (前回の続き) ●どうしたら最後まで書ける? まだ「『いっけなーい!遅刻遅刻選手権』にエントリーしました☆」というタイトルも中身も思いついてない頃、長編シナリオをとりあえず書こうと決めた時に思ったのは「とにかく書き始めたら最後まで書く」でした。 まあ当たり前といえば当たり前ですが、自分は過去に長編を書くのを試みて、最後まで書けなかった人間なので… で、さらに考えたのが「書き始めたら最後まで書く」を根性とか気合とか義務感でやるのではなく「途中でやめない

          創作秘話④(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          創作秘話③(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          ↑の創作秘話③です (前回の続き) ⚫︎超短編シナリオと枚数を決めない長編シナリオ ちなみに両方とももう書き終えている。 超短編シナリオは5分〜10分ぐらいの分量。 ジャンル、内容は秘密。 ▪︎車2台(最悪1台) ▪︎運転出来る人含む役者4〜6名 ▪︎衣装、小道具 が用意出来れば撮影出来る。 どのタイミングで募集かけたり、準備を始めるか考え中です。 (興味ある人、コメント欄から連絡ください) で、もう一つの枚数を決めない長編シナリオが、今回創作大賞2023に応募さ

          創作秘話③(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          創作秘話②(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)

          ↑の創作秘話②です (前回の続き) ●創作から一度離れる 結局、ゲームデザイナーや映画、ドラマのシナリオの応募も辞めてしまったし、自主映画団体からも離れてしまったし、俳優事務所からの2作目以降のシナリオ依頼も音信不通になった。 原因は体調不良だったり、人間関係だったり、創作意欲の減退だったり、色々である。 一遍にではなく、バラバラの時期にそれぞれの場所から遠ざかっていった。 その後は、ガールズバンドのライブやお笑いライブ、劇場での映画鑑賞にのめり込んでいた。 その間もめ

          創作秘話②(「いっけなーい!遅刻遅刻選手権」にエントリーしました☆)