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【絵本】十五夜に読みたいお月見の絵本

9月。お月見の季節がやってきました。
今年の十五夜は9月10日(土)です。

さて今回は、十五夜に読みたいお月見の絵本を5冊ご紹介します。


お月見ってどんな行事?

お月見とは、旧暦8月15日の月を愛でる行事。月齢15日目の夜を十五夜といい、一年でもっとも空気が澄み月が美しく見える旧暦8月15日の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」といいます。

日本では、縄文時代頃から月を愛でる習慣がありました。平安時代になると、名月の日に月を見る行事が中国から伝わり、貴族の間では月を見ながら宴を楽しむようになりました。庶民にお月見が広まったのは江戸時代からのようです。

十五夜に読みたいお月見の絵本

『だんごたべたい おつきまさま』

作:すとうあさえ
絵:中谷靖彦
出版社:ほるぷ出版
発行年:2018年

お団子を食べたいお月さまのために、雲さんがお供えのお団子を取ってしまって…。

身近な行事に興味を持ちはじめた小さなお子さんにおすすめの1冊です。

『おつきみおばけ』

作・絵:せなけいこ
出版社:ポプラ社
発行年:2015年

泣いているうさぎちゃんを慰めようと、お団子に変身したおばけですが…。

面倒見のいいおばけと無邪気なうさぎちゃんのやりとりが、まるで小さな兄妹のようで可愛らしい。せなけいこさんのあとがきも併せて読むと、優しい気持ちになれます。

『おつきみバス』

作・絵:藤本ともひこ
出版社:鈴木出版
発行年:2017年

バスとねずみ達がお月見の準備をしていると、お団子が盗まれてしまって…。

この絵本、息子に大好評でした。おしゃべりするバスが面白く、話のテンポもよくて。最後の「ベロベロバース」には大喜び!

『いただきバス』というシリーズの絵本だそうで、他のお話も読んでみたいです♪

『おつきみうさぎ』

作:中川ひろたか
絵:村上康成
出版社:童心社
発行年:2001年

子ども達と園長先生がお月見をしていると、あれ?月のうさぎがいない!どうやらうさぎは、月から落ちてしまったようです。

夜空と月のコントラストが美しく、日常の中にファンタジーが感じられる素敵な絵本。お団子のレシピ付きなのもいいですね。

『つきよのうた』

作・絵:はせがわさとみ
出版社:文溪堂
発行年:2015年

たぬきからお月見に誘われたこぐま。自作の「おつきさまのうた」を歌いながら歩いていると、風で転んで歌が消えてしまいます。途中で出会った仲間の協力で、歌のかけらを集めるのですが…。

動物達のユーモラスなやりとりが可愛くて、ほっこりとした気持ちに。

こぐまの作った歌が出版社のHPから聴けるのですが、これまた脱力系で可愛い。

***

お月見の絵本特集、いかがでしたか?

我が家でも、お団子を用意して十五夜の月を眺めてみようと思います。早寝の息子が起きている間に、お月さま見られるといいなぁ。

月をテーマにした絵本も素敵なものがたくさんあるので、いつか記事にしたいです。

それでは、きれいな満月が見られることを願って…。楽しいお月見のひとときをお過ごしくださいね♪

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