
引っ越しました。
2年間お世話になったマンションを離れ、戸建て住宅に引っ越しました。

高校を卒業してからの10数年の間に、10回以上引っ越しを経験しました。
そのためか、住んできた家に対して思い出はあるけれど思い入れはなくて。
この引っ越しがおそらく人生最後の、と思うとなんだかホッとして、早く引っ越して暮らしを整えたい、という思いで準備を進めていました。
息子はというと。
引っ越しの20日くらい前からかな。引っ越しまでのカウントダウンを口にするようになりました。
新しい朝を迎えるたびに、引っ越しまでの日数をカレンダーで確認したり、「あたらしいおうちまであと○日?」と私に聞いたり。
引っ越しの日が迫ると「まだここのおうちにいたい」と言うようになりました。
前の家での最後の晩。
息子は、すべての部屋に行き、目を閉じ手を合わせながら「2年間ありがとうございました」と言っていました。台所やお風呂、トイレや洗面所、玄関のドアにまで。
ここは息子にとってたくさんの思い出が詰まった家…。そう思うと私もしんみりとした気持ちになり、
「今のおうちに『ありがとう』をして、新しいおうちでも楽しい思い出をいっぱい作ろうね」と伝えました。
引っ越し当日。
息子は新居の各部屋へ「今日からよろしくお願いします」と言って回っていました。
そして、新居2日目。
お風呂に入りながら息子が一言。
「あーお風呂気持ちいいー。おれ、前のおうちのお風呂とか全然覚えてねぇわ。全っ然!」
引っ越し前のしんみり感どこいった…?
前の家に感謝と別れを告げて、新居に挨拶をしたことで、息子の中で区切りがついたのかな…。と思うことにします😂
息子は「あたらしいおうち」を気に入ったようです。よかった!
ただ、現在片付け真っ最中。配置や収納がうまくいかず、まだ雑然としています。
息子よ、家の中が落ち着くまでもうちょっと待っていてね。
住みよい暮らしを求めて…
私の片付け生活はまだまだ続きます。
