「正直不動産」観てます
NHK火曜夜10時から放送している連続ドラマ「正直不動産」。NHKオンデマンドで急いで観始め、どうにか追い付きました(NHKプラスでも今なら1話から観られるらしい)。昨日は3話リアタイできてよかった。知っているようで実はまったく知らなかった不動産販売の世界を楽しく知ることができます。
おもしろいね~。キャラがたってる。主人公役の山下智久さん、佇まいと演技が素晴らしい。超美形なのにコミカルな役柄がはまっていて、愛すべきキャラ。力を抜いてみられるコメディで、かつ役に立つ…って実際にはどこまで役立てられるかわからないけど。不動産の世界は奥深くて一筋縄ではいかないことだけは、よ~くわかる。
よく、「友人に医者と弁護士がいるといい」と言われますが、不動産屋さんの友人もそれと同じくらい心強いね。
夜10時からの放送は、少し時間が遅くて勿体ないと思う。家族で楽しみたい。全体的に健全で、1話冒頭にちょっとお色気シーンあったけど…少なくとも中学生は大丈夫。倫理観あって安心して見られる。悪役もコミカルな描き方だし…今のところは。
そして、山下智久演じる永瀬、福原遥演じる月下、このバディを組んでいくお二人の顔の造作がそれはそれは美しい…。芸能人は、たとえ美しいとされてない人でも、実際に会うと美しいと感じること多いのに(そんなにたくさんお会いしたわけではないが)。このお二人ときたら…アップでもまったく非の打ちどころなし、です。
原作は連載中の漫画で、今なら3巻まで小学舘のコミックサイトで無料。原案、脚本、漫画と、それぞれ担当は別でやってるだけあって、中身がとても濃いです。
永瀬の「不動産、なめんなよ」の言葉、胸に響きました。
生きている限りは、ほとんどの人が関わる不動産。だけど、売買契約はもちろん、家賃数万の賃貸契約だって、書類じっくり読みこなして真に理解している人などそんなにいないのではないかと…どんなに熟読しても、うわべだけ学んでも、素人にはどこに落とし穴あるかなんてわからないです。専門家の助けが必要。
ドラマの中で、主人公永瀬が、一回り以上年下の新入社員月下に給料額聞くシーンが、やっぱりそうかと衝撃的でした。基本給は新入社員も、売上良い上司も10万円そこそこで変わらずという話。販売成績で決まる歩合給で大きく差が出る。
各社員の売上は社内の壁に棒グラフで掲示され、朝礼では、“売りまくれ!”と叱咤され…。想像通りの厳しい世界だけれど、大きく稼ぐ人がいる夢の世界でもあって…まさに鉄火場。嘘をつけない永瀬の今後の活躍に、期待しています。