『変な絵』読了
「絵」とかけまして、
「かゆい」と解きます。
その心は、
かきます。
#描きます
#掻きます
#なんのこっちゃ
雨穴さん著『変な絵』読了しました。
前作『変な家』も読んでいます。
本作はその第2弾ということです。
高校生の娘が読みたいということでこちらも購入しました。
前作は、冒頭から不気味な雰囲気が漂い、読み進めるのが怖いと思わせるものでした。
ただ、最終的なトリックに関しては、個人的にはちょっとだけ物足りなく感じてしまいました。
本作は前作のような怖さは少なく、謎解き要素の強い作品だと思います。
雨穴さんの文章はテンポが良く、とても読みやすいです。
しかしながら、根底には恐怖のトーンが漂う独特の文章です。
トリックに関しては、前作より納得できるものでした。
読み進めるうちに次々と現れる新事実。
そして読者を騙す手法も使っており、最後にはストンとハマるような感覚になりました。
全体的に読みやすい文章でもあるので、2時間ほどで読み終わります。
慣れた人ならもっと早いかもしれません。
学生時代にいわゆる「新本格」と呼ばれる推理小説を読み漁っていたので、どうしても量的に物足りなく感じるところはあります。
しかし、今の時代は長編より短編が好まれます。
動画も長編よりショート動画全盛です。
漫才などお笑いネタもショートネタの方がウケています。
この流れに逆行する気も否定する気もありません。
これはこれで楽しめるコンテンツが増えたと喜べることです。
ただ、自分がやっている「落語」は短くすることが難しいものもたくさんあります。
時代に合ってないと言えば合っていません。
それでも時計の針は一周して戻ってきます。
なのでその時がきてもまた落語が好きであり続けたいと思っています。
※今日の筋トレ
腹筋。ツイストで腹が捩じ切れるかと思った。
1 マシン・クランチ
68 × 15 4セット
2 マシン・サイド・ツイスト
49.5 × 10 3セット
3 リバース・クランチ
× 20 4セット
4 サイド・ベント(ダンベル)
27.5 × 20 4セット
今日の落語ザウルス