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「積んでるラジオ」に名前を付けたい

先週の土曜日にTBSラジオで放送された、『土曜朝6時 木梨の会。』。リアルタイムで聴いていたんだけど、うつらうつらとしていて、特にオープニングを覚えていない。

日曜日にTOKYO FMで放送された『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』。ゲストはCreepy Nuts、二週目の出演。仕事で全く聴けていない。

そして今日のJ-WAVE『STEP ONE』では、作家の岸田奈美さんがコーナー出演したそうだ。これも仕事で聴けなかった(というかむしろ事後的に知った)。

休みになったら聴こうと思うラジオが積み上がっていく。もちろん、休みには休みの日で、リアルタイムで聴きたい番組もある。
休みに聴こうと思えるのは、radikoがあってこそなのだ。タイムフリーで過去1週間の放送は聴けるわ、エリアフリーで全国のラジオは聴けるわ、全くradikoさまさまだ。

思えば「ラジオが積み上がる」という経験が、ラジオを聴きだした頃には無かった。基本的に番組が聴けるのはその時限りで、聴ける番組にも限りがあった。一度放送を聴き逃せば、それを聴く手段も無かった。

録音するという手もあるが、ラジオを録音するには基本的にラジオが同時に「再生」されていなければならなかった。もしかしたら再生機器の電源を切った状などでも、録音のできるものはあったのかもしれない。でも、ビデオのようにTVの電源を切っていても、録画できるような手段を知らなかった自分には、リアルタイムで聴くか、聴き逃すかの2択のみだった。

『積読(つんどく)』という言葉がある。

書物を買ったまま読まないでただ積んでおくこと。

「積んでおく」と「読書」にかけた言葉、「積んでおく」がなまった「積んどく」にかけた言葉とも言われているようだ。

『積みゲー』という言葉もある。

ゲームを購入したは良いがプレイせず(最悪の場合未開封のまま)家で積んだ状態となっているゲームのこと。

どちらも良く聞く言葉で、自分も使う。ゲームをしないので『積みゲー』はほぼ言わないけれど。
じゃあ今「積んでるラジオ」は何て言ったらいい・・・・・・?『積みラジ』?

よくよく考えてみると、音楽CDやDVDは、積んでる状態に名前が付いてない。「積む」っていう状況が生まれにくいからなのか・・・・・・?
確かに音楽はすぐに聴けたり、アルバムのサイズでも小分けで聴ける。何より、歩いてても走ってても運転してても聴けるというのはある。
DVDは映像作品なら、2~3時間は時間を確保しなきゃいけないはず。でも、長編小説読んだり、RPGクリアしたりする時間から比べたら・・・・・・ってところなのか。

それで考えると、ラジオも最長4時間あれば聴けるものが多い。積んでるって言っても、1週間経つと、自動的に積んだものが消える。
これだと『積読』『積みゲー』に、ラジオは匹敵しないのか・・・・・・。

だけど、聴きたいラジオ番組がありすぎるという嬉しい悩みを、改めて実感する。
積み上がったラジオ番組を消えてしまわないうちに、休みに一気に聴き倒すのだ。

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