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チャーハンに入るグリーンピースについて本気出して考えてみた(10分)

今日の昼食はチャーハン。街の中華屋さんや、ファミレスではない。冷凍食品のチャーハンが、弁当箱の半分を艶めかせている。
別に冷食をめちゃめちゃ食べているわけではないし、グルメというわけでもない。だけど、昨今の冷食は美味しい。今日食べたチャーハンに関してもそうだ。弁当箱に詰めて数時間経っても、適度なパラパラ感がある。濃すぎずちょうどいい味付けで、どんどん箸が、いやスプーンが進む。

具はシンプルに、卵とチャーシューとグリーンピースで・・・・・・。そう、スプーンは進むのだが、いま一度このグリーンピースについて考えたいのだ。
チャーハンは美味しい!今日の昼食も完食!もちろん今回の話題の中心であるグリーンピースだって残さない!
けど、なぜ・・・・・・なぜグリーンピースなのか。

そもそもグリーンピースが好きかと言われると、「好きです!」というほどのものではない。これもちょっと、グリーンピースの評価をネガティブにしているところがある。シューマイに載っていたら食べるし、添え物のミックスベジタブルも食べる。豆ご飯はあんまりだけど・・・・・・という感じ。

グリーンピースって、ボソボソした感じしませんか?チャーハンのあのパラパラした感じに、合わさってくるボソボソ。嫌いじゃない!でもボソボソ感は無くても・・・・・・とも思ってしまう。

色味なのか?確かに今回の冷食のチャーハン。グリーンピースを抜くと、米・卵・チャーシューのみ。見事に黄色と茶色!ご飯もメーカーさんの努力の賜物からか、油をまとって真っ白という幹事ではない。むしろ卵やチャーシューの色味に近い。このほぼ一色の、草も生えない平原に、鮮やかな色を足すために入ってきたのか?グリーンピースは。

でも緑を足すなら、ネギでもいいのでは?チャーハンにネギ、合うでしょ。緑も入るし。・・・・・・緑が目立たない?確かにグリーンピースの、緑としての存在感はなかなかだ。

色味を足すという点で考えると、「この料理にこれ入れるの!?」問題は確かに分かる点もある。
ポテトサラダに入るみかん然り。
ドライカレーに入るレーズン然り。
コールスローサラダに入るりんご然り。
そういえばどこかの中華屋は、チャーハンにレーズン入ってたな。

でも、酢豚に入るパイナップルは、餡かかってるからもう色味とかの話じゃなさそうだしな・・・・・・。

もうひとつピンときたのが、「真反対のものを入れてる」。あの油を程よくまとったパラパラのチャーハンに、ボソボソの食感が入るから何かいい、みたいな。
ポテトサラダも、水分を感じない中にみずみずしいみかんが入るからいい。
ドライカレーも、辛味の中に甘いレーズンがあるからいい。
コールスローサラダの酸味の中に、甘いりんごがあるからいい。
酢豚も、酸味のなかにパイナップルの甘みが・・・・・・ってところなのか?

これが味や食感のアクセントってやつなのか・・・・・・知らんけど。
「ポテトサラダ×みかん」「コールスロー×りんご」「酢豚×パイナップル」議論って定期的に出てくる。けど、結局好きか嫌いか、許せるか許せないかになって、なぜそもそも入るのかって話にならない気がするな。
料理に詳しい人とか、その道の人に聞いたら、何か答えが出てくるのだろうか。

幸せについて本気出して考えてみたら、いつでも同じところに行き着くらしい。
チャーハンに入るグリーンピースについて本気出して考えてみたら、結局何がいいのかは分からないままだ。10分だけだけど。

きっと今後もグリーンピースには、「おっ」と思ってしまうのだけど。大丈夫、残さず完食します。

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