福岡と食(北海道フェアin福岡)
ザ・北海食道
5/16・17・18・19
天神中央公園で、
第8回北海道フェアin福岡、「ザ・北海食道」が
開催されています。
昨年も同時期に行われていたこのイベント。
全国各地で行われているイベントのようです。
食が似通る福岡と北海道
「食が似通る」といっても、
この狭い日本の中ではだいたい食なんて似通るもの……。
と言われてしまうとそうなのですが、
今回のイベントの冊子にはこんな風に書かれています。
新鮮な海鮮、北海道産肉、ラーメン、スイーツと
どれを食べても北海道がギュッと詰まっています。
「食」で挙げられる部分が、福岡と結構似てるなと。
新鮮な海鮮
・福岡……カキ、明太子、フグetc.
・北海道……カニ、ウニ、いくら、数の子、イカetc.
肉
・福岡……もつ鍋(牛)、焼き鳥、水炊き(鶏)
・北海道……鹿肉、ジンギスカン(羊)、ザンギ(鶏)
ラーメン
・福岡……豚骨ラーメン
・北海道……味噌ラーメン
スイーツ
・福岡……いちご
・北海道……メロン
もちろん料理や食材自体は違いますが、
北と南、環境的にも違うところが多いのに、
推している「食」は似通ったところがあるなと再確認しました。
福岡と食
生まれ育ちがずっと福岡、というわけではない自分にとって、
福岡の食は、まさに「福岡一色」というイメージです。
福岡に来て一番に感じたのは、
そこらじゅうで出会う「豚骨の匂い」。
今でこそ全く気にならなくなりましたが、
最初の頃は車の中にいてもお店からの豚骨の匂いがするほど。
来てすぐの頃は「匂い」というより、
鼻をつくような「臭い」という感じでした。
食べると全然そんなキツい感じではないのですが。
他の都道府県から来た方は、
この感じに共感できる方もいるのではないかと思います。
どこに行っても、どこの路地を入っても、出会うお店は
「豚骨ラーメン」「もつ鍋」「水炊き」「焼き鳥」「餃子」。
今では同じラーメンや鍋料理でも、
色々な種類のものを楽しめるようになっています。
が、10年ちょっと前の福岡では
ラーメン:豚骨一択
鍋:基本的にもつ鍋、もしくは水炊き
というのが自分のイメージでした。
もちろん、観光に来た人にとっては
これでもかというくらい福岡を味わえる。
福岡にいる人にとっても、
手軽にソウルフードを食べることが出来る。
福岡の食文化が徹底している良さもありながら、
ここ最近は国内外の様々な食事が食べられるような
お店の広がりを見せていて、
自分にとってはそれもありがたいなと思っています。
だからこそこの4日間は楽しめる
福岡の人は、やっぱり福岡の食に自信を持っていると思うし、
誰もが言うように「安くて美味しい」福岡の食はオススメ。
だからこそ、似通っていて、でも明らかに違う
メニューをラインナップしている「ザ・北海食道」は、
ちょっと比べてみる意味でも楽しめると思います
(決して優劣をつけるという意味ではなく)
冊子やサイトを見るだけでも、
明らかにいつもの福岡で見るような食とは異なるメニューが
かなりあります。
上で比べたようなもの以外にも、
じゃがバターや利尻昆布ラーメンといったものも
ラインナップされていたり。
いつも美味しくて食べ慣れている福岡の食から少し離れて、
日本の真反対の地域にある食文化に触れられる
いい4日間になるんじゃないでしょうか。