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ダンス体操解説7(腕の回旋からチュウチュウトレイン・自由にジャンプ編)

このnoteでは寒い日の運動前にカラダをウォームアップしたい四十肩を抱えたおじさんを意識してダンス体操の手順を連載もので書いています。準備体操なんだけど、ダンスの要素がふんだんに盛り込まれています。いつのまにか子どもと一緒に抵抗なくダンスまで出来るようになってしまう!という志向です。

ここから読み始めたおじさんは、まずはこちらの3分40秒の動画をご覧ください。ラジオ体操よりは息が切れるダンス体操です。すでにご存じの読者は飛ばしてくださいね。

きょうは15.片腕ずつ回旋2分28秒~、16.(フィルイン)2分44秒~、17.チュウチュウトレイン2分48秒~、18.自由にジャンプして跳ね回る3分4秒~までをつらつらと説明します。

まずは、前回のニュージャックスイングから続く腕の回旋です。腕をぴんと伸ばして音楽に合わせながら勢いよく回します。このnoteのペルソナを四十肩のおじさんとしていますので、本当に肩が痛い場合は無理をせず医師にご相談ください。

余談ですが、私はいちど三十肩になって腕が上がらなくなったことがあります。痛いと当然腕を動かさなくなります。いつまで経っても治る気配がなくてしびれを切らして無理やりエアロビクスのレッスンに出て肩を動かしまくった結果、そこで動くようになってしまいました。ですが、これはあくまで私個人の話であり医学的根拠は全くございません。

さらに余談が続きますが、大学生のときにカルチャーセンターで中国北派の拳法を習っていたことがあります。通背拳といって遠い間合いから相手を攻撃する拳法です。その基礎トレーニング(基本功といいます)で腕をぐるぐる回すものがあります。その目的はこのダンス体操とは全く異なって、腕を回すことで指先に血を集めてから石に打ち付けて指を鍛えるためのものでした。これ、あくまで余談です。

回す腕によって曲げる足が変わる様子は動画を参考にリズムでカラダに染みこませてください。おじさんにはかなりしんどいはずです。足を深く曲げるほど強度が上がります。息が切れると思いますが、呼吸を止めずに続けてください。

つづくフィルインで一列に並んでから上体を回すチュウチュウトレインという動きに入ります。この振り付けは、同名の曲で1990年代にZOOが冒頭に踊っていたものです。ダンス体操のように大勢で縦一列に並んで少しずつタイミングをずらしてうねりを表現します。ここだけ説明してくれる動画をようやく見つけました。図らずも還暦ダンサー社長が説明してくれますので怪我をしないで練習してください。8分強の動画になります。

終盤に入ってダンス体操はどんどん盛り上がってきます。みながめいめいに自由にジャンプしたり回転したりして間を繋ぐわけですが、「はい、ここは自由にやって!」と言われて困らない人はたぶんこのnoteは読まないはずです。困った人は終始アタマの上でクラップ(拍手)しましょう!

本来ダンスはこのように文字を読んで覚えるものではありません。仲間と一緒に音楽に合わせて楽しくカラダを動かすところにだいご味があります。このnoteをきっかけに新しい音楽の楽しみ方を知っていただければうれしいです。

次回は終盤に入り難易度の高いダンスステップが続きます。考えすぎずに「何となく」楽しみにしていてくださいね。では!

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